プログラマー的な視点から、仕事の方法の見直し方を紹介している本でした。前半はそれなりに参考になりましたし、すでに自分が実行していることもありましたが、後半の組織管理やビジネス設計の部分にはあまり面白さを感じませんでした。
その中で特に気になったトピックは、タイピングの見直しでした。ローマ字入力よりも、かな入力や親指シフト入力が自然という考えは理解できますが、私の場合ローマ字入力に慣れきっているので、今更それを変更するのは学習コストが高すぎると思いました。
常に自分専用のマシンだけを使えばいいなら思い切った切り替えもできますが、自分以外のマシンを使う機会も多いと、結局ローマ字入力も覚えている必要があるので、他の人のマシンも触る機会が多い人には向いてないと思いました。
それよりは、最近かなり賢くなってきた音声入力やボイスメモを活用する方が、私にとっては現実的な気がしました。
最終更新日 : 2022-10-30