ヴァイオレットが、ブーゲンビリア大佐と共に和平に反対する勢力と戦うことになるお話でした。
国内には、いまだ和平に反対する勢力が根強く残っています。そんな中、和平を決定的なものにするための調印式が行われようとしていました。それを知った反対派は、あくまでも調印式を阻止する構えです。そこでブーゲンビリア大佐に任務が下されました。反対派の攻撃から、調印式を守れというのです。
なぜ海軍の大佐の部隊に、陸上での作戦が任せられることになったのかと思えば、先の戦いの後陸軍はすでに特殊部隊を解散させていたからです。大佐は不本意ながらも、この作戦を指揮することになりました。
調印式には使節とドールが参加することになっていました。そのドールは、ヴァイオレットの先輩のカトレアだったのです。
カトレアたちは、大佐の部隊に守られながら、最初は水路をそして途中からは鉄道を利用して調印式の場所を目指します。カトレアを前にしても、大佐はヴァイオレットに対する嫌悪を隠そうとはしません。そんな大佐に、カトレアやベネディクトはヴァイオレットがしてきたことの価値を自信を持って語るのでした。
その頃、前回の任務を終えたヴァイオレットは、独自の判断で行動していました。飛行機に乗せてもらったヴァイオレットは、今度の調印式が終わって北と南の間に平和がもどれば、この先の未来に希望が生まれることを知りました。
そして前線をめぐったヴァイオレットは、そこに不穏な気配が潜んでいることを察知しました。その間にも、反対派の兵士は使節を送る列車へと潜り込みました。そんな中、列車の側を通りかかったヴァイオレットは、そこにカトレアの姿があることを知りました。そしてヴァイオレットもまた、列車に乗り込みました。
そんなヴァイオレットの前に、大佐が現れました。大佐は以前と同じように、ヴァイオレットに対する憎しみを露わにします。”武器”としてのヴァイオレットを信用している大佐は、ヴァイオレットの報告を聞き入れました。そして再び、ヴァイオレットを武器として使おうとします。そんな大佐に、ヴァイオレットはもう誰も殺したくないと自らの意思を告げました。しかし大佐は、ヴァイオレットの言葉を信じようとはしません。
そして、ついに列車を舞台に戦いが始まってしまいました。誰も殺したくないヴァイオレットは、あえて武器を持たずに反対派の兵士達と戦います。戦いの中、反対派は列車の一部を切り離して、自分たちにゆうりな状況を作り上げました。
そんな中、ヴァイオレットは単身戦いを続けます。しかし、その攻撃は相手を殺すものではなく、戦闘力を奪うものでした。
ヴァイオレットは、戦いの中彼女の過去を知る者と出会いました。彼はヴァイオレットと少佐との最後の戦いの敵でした。彼は容赦なくヴァイオレットを排除しようとします。しかしヴァイオレットは、あくまでも敵を殺さず制圧しようとします。戦いの中、ヴァイオレットが少佐からもらった大切なブローチが敵の指揮官に奪われてしまいました。
そんなヴァイオレットの危機を救ったのは、彼女を憎む大佐でした。大佐は、ヴァイオレットが少佐を守りきれなかったことが、そして戦いをやめたことが許せなかったのです。たしかにヴァイオレットは、最愛の少佐を守り抜くことができませんでした。しかし、その最後の言葉「生きろ」が、今の彼女を支えているのです。
そんな2人を、敵の放った擲弾が襲います。大佐の前に身を挺して、ヴァイオレットは盾となりました。ヴァイオレットの運命やいかに。そして彼女たちは、反対派の目論見を潰すことができるのでしょうか。
てっきり今回あたりで最終回かと思っていたので、次回にも続いていて驚きました。(^^;
前回のエピソードもそうでしたが、今回のヴァイオレットの兵士としての優秀さが描かれました。このあたりのお話、できればヴァイオレットが少佐の死を知る前に描いておいて欲しかったなあ。
ヴァイオレットが少佐の死という一番つらい現実を乗り越えたところで、物語を完結させた方がきれいにまとまったように思えてなりません。
国内には、いまだ和平に反対する勢力が根強く残っています。そんな中、和平を決定的なものにするための調印式が行われようとしていました。それを知った反対派は、あくまでも調印式を阻止する構えです。そこでブーゲンビリア大佐に任務が下されました。反対派の攻撃から、調印式を守れというのです。
なぜ海軍の大佐の部隊に、陸上での作戦が任せられることになったのかと思えば、先の戦いの後陸軍はすでに特殊部隊を解散させていたからです。大佐は不本意ながらも、この作戦を指揮することになりました。
調印式には使節とドールが参加することになっていました。そのドールは、ヴァイオレットの先輩のカトレアだったのです。
カトレアたちは、大佐の部隊に守られながら、最初は水路をそして途中からは鉄道を利用して調印式の場所を目指します。カトレアを前にしても、大佐はヴァイオレットに対する嫌悪を隠そうとはしません。そんな大佐に、カトレアやベネディクトはヴァイオレットがしてきたことの価値を自信を持って語るのでした。
その頃、前回の任務を終えたヴァイオレットは、独自の判断で行動していました。飛行機に乗せてもらったヴァイオレットは、今度の調印式が終わって北と南の間に平和がもどれば、この先の未来に希望が生まれることを知りました。
そして前線をめぐったヴァイオレットは、そこに不穏な気配が潜んでいることを察知しました。その間にも、反対派の兵士は使節を送る列車へと潜り込みました。そんな中、列車の側を通りかかったヴァイオレットは、そこにカトレアの姿があることを知りました。そしてヴァイオレットもまた、列車に乗り込みました。
そんなヴァイオレットの前に、大佐が現れました。大佐は以前と同じように、ヴァイオレットに対する憎しみを露わにします。”武器”としてのヴァイオレットを信用している大佐は、ヴァイオレットの報告を聞き入れました。そして再び、ヴァイオレットを武器として使おうとします。そんな大佐に、ヴァイオレットはもう誰も殺したくないと自らの意思を告げました。しかし大佐は、ヴァイオレットの言葉を信じようとはしません。
そして、ついに列車を舞台に戦いが始まってしまいました。誰も殺したくないヴァイオレットは、あえて武器を持たずに反対派の兵士達と戦います。戦いの中、反対派は列車の一部を切り離して、自分たちにゆうりな状況を作り上げました。
そんな中、ヴァイオレットは単身戦いを続けます。しかし、その攻撃は相手を殺すものではなく、戦闘力を奪うものでした。
ヴァイオレットは、戦いの中彼女の過去を知る者と出会いました。彼はヴァイオレットと少佐との最後の戦いの敵でした。彼は容赦なくヴァイオレットを排除しようとします。しかしヴァイオレットは、あくまでも敵を殺さず制圧しようとします。戦いの中、ヴァイオレットが少佐からもらった大切なブローチが敵の指揮官に奪われてしまいました。
そんなヴァイオレットの危機を救ったのは、彼女を憎む大佐でした。大佐は、ヴァイオレットが少佐を守りきれなかったことが、そして戦いをやめたことが許せなかったのです。たしかにヴァイオレットは、最愛の少佐を守り抜くことができませんでした。しかし、その最後の言葉「生きろ」が、今の彼女を支えているのです。
そんな2人を、敵の放った擲弾が襲います。大佐の前に身を挺して、ヴァイオレットは盾となりました。ヴァイオレットの運命やいかに。そして彼女たちは、反対派の目論見を潰すことができるのでしょうか。
てっきり今回あたりで最終回かと思っていたので、次回にも続いていて驚きました。(^^;
前回のエピソードもそうでしたが、今回のヴァイオレットの兵士としての優秀さが描かれました。このあたりのお話、できればヴァイオレットが少佐の死を知る前に描いておいて欲しかったなあ。
ヴァイオレットが少佐の死という一番つらい現実を乗り越えたところで、物語を完結させた方がきれいにまとまったように思えてなりません。
最終更新日 : 2022-10-30
生き抜くことを。 …
2018/04/05 22:22 LUNE BLOG