ヴァイオレットが、有名な作家の代筆をつとめることになるお話でした。
冒頭はお芝居の一幕から。そこでやり取りされる内容は、過去に大勢の人を殺したヴァイオレットを責める言葉のようにも聞こえました。「赤い悪魔」というそのお芝居を書いたのが、ヴァイオレットの次の依頼人のオスカー・ウェブスターでした。ヴァイオレットはお芝居は見に行きませんでしたが、戯曲を読んで依頼人の本には目を通しています。
そしてヴァイオレットは、オスカー・ウェブスターのところにやって来ました。その間も、以前のお姫様の代筆をしたことで注目されて、会社には代筆の依頼が山のように来ています。
著名な作家だというのに、オスカー・ウェブスターは荒れた生活をしていました。家の中は汚れ放題の上に、オスカーは昼間からお酒を飲んでいるのでした。そんなオスカーに、ヴァイオレットはいろいろと買い物まで頼まれてしまいました。それは本来は自動手記人形の仕事ではないのですが、ヴァイオレットは夕食まで作ろうとするのでした。
ヴァイオレットの初めての料理は、かなりひどいものでしたが^^;、それでもオスカーはそれをきちんと食べてくれました。オスカーは悪い人ではないようですが、何か深い悲しみを抱えているようです。
そしてヴァイオレットに禁酒させられて、いよいよオスカーの物語の執筆が始まりました。新作はオリーブという女の子が活躍する、ファンタジーのようです。その物語が本当に面白いのか、オスカーは不安そうです。しかし続きが気になるというのヴァイオレットの言葉が、彼に自信を与えました。
執筆は続き、物語はラストを迎えようとしていました。しかし、最後の戦いで精霊使いの力を失ったオリーブは、一緒に暮らしていたお父さんのところに帰れなくなってしまいました。最後はハッピーエンドにしたいとオスカーは思っていますが、まだその方法がみつかりません。
執筆が滞る中、ヴァイオレットは家の中できれいな日傘を見つけました。それはオスカーの亡くなった娘が使っていたものでした。そしてオスカーの過去が明らかになります。オスカーにはオリビアという娘がいました。今ヴァイオレットが代筆している作品は、かってオスカーがオリビアに聞かせてあげたお話だったのです。
妻を亡くしたオスカーは、オリビアと2人で今の屋敷にやって来ました。あの日傘は、そんなオリビアの思い出と深く結びついていました。いつか日傘を使って、湖の上を歩いてみたい。それがオリビアのささやかな夢でした。しかしオリビアもまた、病に倒れ亡くなってしまいました。(;_;)
オスカーの抱えていた悲しみに、ヴァイオレットは共感しました。そして二度と会えない悲しみを、ヴァイオレットは知ったのでした。そんなヴァイオレットの姿は、オスカーの心を動かしました。ハッピーエンドで終わる物語を、オスカーは作ろうと決意したのです。
そしてハッピーエンドへの答えを導いてくれたのは、亡くなったオリビアの思い出と、それを現実にしようとしたヴァイオレットの行動でした。最後に残った風の精霊の力で、オリーブはお父さんのところに帰ります。そのイメージそのままに、ヴァイオレットは湖面を駆け抜けました。この場面、本当に作画がきれいでした。(^^)
ヴァイオレットは途中で水に落ちましたが、その姿は完全にオリビアの姿と重なりました。思い出の中のオリビアは、変わらず笑顔でお父さんと呼びかけます。できることなら、オリビアが大きくなって成長した姿も見たかったとオスカーは涙ながらに思うのでした。
そしてついに、物語は完結したのでした。仕事を終えた後、オスカーは思い出の日傘をヴァイオレットに与えました。ヴァイオレットが、オリビアのかなえられなかった「いつかきっと」をかなえてくれたから。
帰りの汽船の中、ヴァイオレットの心にさまざまな思いがわき上がります。少佐の兄から言われた言葉、そしてホッジンズと出会ったばかりの頃は知らなかった、自分自身の心の傷。
これで終わりかと思ったら、港に到着したヴァイオレットは後見人となってくれた奥様と再会しました。奥様はヴァイオレットが元気なのを見て喜びます。しかし、全く悪意なくヴァイオレットが再会を心待ちにする少佐が、すでに亡くなっていることを教えてしまいました。
ヴァイオレットは、ホッジンズの元へと駆けつけます。そしてヴァイオレットは、ホッジンズに少佐の生死を尋ねました。そんなヴァイオレットに、ホッジンズは今まで言えなかった事実を伝えます。最後の戦いの後、爆撃された建物の側でヴァイオレットだけが倒れているのを発見されたこと。少佐の亡骸は確認できなかったものの、がれきの下に少佐の認識票があったこと。
というわけで、今回もいいお話でしたが、最後の最後でヴァイオレットは一番知りたくない事実を知ってしまいました。
ヴァイオレットは、この心の痛手から立ち直ることができるのでしょうか。そしてがれきの下敷きになった少佐は、本当に亡くなったのでしょうか!?(;_;)
冒頭はお芝居の一幕から。そこでやり取りされる内容は、過去に大勢の人を殺したヴァイオレットを責める言葉のようにも聞こえました。「赤い悪魔」というそのお芝居を書いたのが、ヴァイオレットの次の依頼人のオスカー・ウェブスターでした。ヴァイオレットはお芝居は見に行きませんでしたが、戯曲を読んで依頼人の本には目を通しています。
そしてヴァイオレットは、オスカー・ウェブスターのところにやって来ました。その間も、以前のお姫様の代筆をしたことで注目されて、会社には代筆の依頼が山のように来ています。
著名な作家だというのに、オスカー・ウェブスターは荒れた生活をしていました。家の中は汚れ放題の上に、オスカーは昼間からお酒を飲んでいるのでした。そんなオスカーに、ヴァイオレットはいろいろと買い物まで頼まれてしまいました。それは本来は自動手記人形の仕事ではないのですが、ヴァイオレットは夕食まで作ろうとするのでした。
ヴァイオレットの初めての料理は、かなりひどいものでしたが^^;、それでもオスカーはそれをきちんと食べてくれました。オスカーは悪い人ではないようですが、何か深い悲しみを抱えているようです。
そしてヴァイオレットに禁酒させられて、いよいよオスカーの物語の執筆が始まりました。新作はオリーブという女の子が活躍する、ファンタジーのようです。その物語が本当に面白いのか、オスカーは不安そうです。しかし続きが気になるというのヴァイオレットの言葉が、彼に自信を与えました。
執筆は続き、物語はラストを迎えようとしていました。しかし、最後の戦いで精霊使いの力を失ったオリーブは、一緒に暮らしていたお父さんのところに帰れなくなってしまいました。最後はハッピーエンドにしたいとオスカーは思っていますが、まだその方法がみつかりません。
執筆が滞る中、ヴァイオレットは家の中できれいな日傘を見つけました。それはオスカーの亡くなった娘が使っていたものでした。そしてオスカーの過去が明らかになります。オスカーにはオリビアという娘がいました。今ヴァイオレットが代筆している作品は、かってオスカーがオリビアに聞かせてあげたお話だったのです。
妻を亡くしたオスカーは、オリビアと2人で今の屋敷にやって来ました。あの日傘は、そんなオリビアの思い出と深く結びついていました。いつか日傘を使って、湖の上を歩いてみたい。それがオリビアのささやかな夢でした。しかしオリビアもまた、病に倒れ亡くなってしまいました。(;_;)
オスカーの抱えていた悲しみに、ヴァイオレットは共感しました。そして二度と会えない悲しみを、ヴァイオレットは知ったのでした。そんなヴァイオレットの姿は、オスカーの心を動かしました。ハッピーエンドで終わる物語を、オスカーは作ろうと決意したのです。
そしてハッピーエンドへの答えを導いてくれたのは、亡くなったオリビアの思い出と、それを現実にしようとしたヴァイオレットの行動でした。最後に残った風の精霊の力で、オリーブはお父さんのところに帰ります。そのイメージそのままに、ヴァイオレットは湖面を駆け抜けました。この場面、本当に作画がきれいでした。(^^)
ヴァイオレットは途中で水に落ちましたが、その姿は完全にオリビアの姿と重なりました。思い出の中のオリビアは、変わらず笑顔でお父さんと呼びかけます。できることなら、オリビアが大きくなって成長した姿も見たかったとオスカーは涙ながらに思うのでした。
そしてついに、物語は完結したのでした。仕事を終えた後、オスカーは思い出の日傘をヴァイオレットに与えました。ヴァイオレットが、オリビアのかなえられなかった「いつかきっと」をかなえてくれたから。
帰りの汽船の中、ヴァイオレットの心にさまざまな思いがわき上がります。少佐の兄から言われた言葉、そしてホッジンズと出会ったばかりの頃は知らなかった、自分自身の心の傷。
これで終わりかと思ったら、港に到着したヴァイオレットは後見人となってくれた奥様と再会しました。奥様はヴァイオレットが元気なのを見て喜びます。しかし、全く悪意なくヴァイオレットが再会を心待ちにする少佐が、すでに亡くなっていることを教えてしまいました。
ヴァイオレットは、ホッジンズの元へと駆けつけます。そしてヴァイオレットは、ホッジンズに少佐の生死を尋ねました。そんなヴァイオレットに、ホッジンズは今まで言えなかった事実を伝えます。最後の戦いの後、爆撃された建物の側でヴァイオレットだけが倒れているのを発見されたこと。少佐の亡骸は確認できなかったものの、がれきの下に少佐の認識票があったこと。
というわけで、今回もいいお話でしたが、最後の最後でヴァイオレットは一番知りたくない事実を知ってしまいました。
ヴァイオレットは、この心の痛手から立ち直ることができるのでしょうか。そしてがれきの下敷きになった少佐は、本当に亡くなったのでしょうか!?(;_;)
最終更新日 : 2022-10-30
ざっくりと~ 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』 第7話 「 」 ああ 私はこの罪を背負って生きるしかない この先 一生 ヴァイオレットがこの台詞を言った時、 エリカとアイリスがじっとヴァイオレットを見ているようでしたが、 ヴァイオレットはどんな表情をしたいたのでしょう・・ 劇作家オスカー・ウェブスターの代筆の仕事に赴いたヴァイオレット。 ... …
2018/03/02 00:55 マイ・シークレット・ガーデン FC2