零と宗谷名人の対局。そして、零が宗谷名人の事情を知るお話でした。
ついに零は、宗谷名人との記念対局を迎えました。序盤は零がやや優勢かと思われましたが、途中で零は敗着に結びつく一手を指してしまいました。宗谷名人との対局は、それまで零が対局したどの棋士とも違うものでした。これまでの対局では、零は常に相手の読みが感じられました。しかし、宗谷名人との対局ではそれが感じられないのです。
敗着手を指しながらも、零の心は不思議に穏やかでした。そればかりか、押される展開ながらも、自分が最善手を指し続ければ勝負をひっくり返すことができるのではないかとさえ考えていたのです。
結果的に零は、宗谷名人に敗れました。しかし、対局後の感想戦は不思議なものとなりました。零が敗着手を指したところから、感想戦は始まりました。その間、零と宗谷名人との間には会話がありませんでした。言葉を交わさなくても、盤面のやり取りだけで、2人の心はつながっているかのようでした。
対局を終えた零は、新幹線で東京へと向かいます。同じ車両に、宗谷名人も乗り合わせていました。ところが、新幹線は千台で悪天候のために運行中止となってしまいました。車内にアナウンスが流れる中、列車から降りようとした零は、宗谷名人がぐっすりと眠り込んでいるのを見つけました。
宗谷名人に声をかけた零は、その時はじめて宗谷名人は耳が聞こえなくなることがあることに気づいたのでした。そんな宗谷名人と、零は不思議な縁で行動を共にすることになりました。万事マイペースな宗谷名人の分も、零はがんばって行動します。しかし、いつも静かに的確な行動の道筋を示してくれるのは、宗谷名人でした。
こうして2人は、駅の近くにあるビジネスホテルに宿泊することになったのでした。
今回は、とにかく静かなお話だったのが印象的でした。対局中の零と宗谷名人の姿からも静けさが感じられましたし、その後で宗谷名人と零が行動を共にすることになってからも、宗谷名人の周囲から静けさが漂っている感じでした。
特にはっとさせられたのは、眼鏡を外した宗谷名人でした。島田さんの同期とは思えない若々しさで^^;、零と同い年でも通用しそうですね。
ついに零は、宗谷名人との記念対局を迎えました。序盤は零がやや優勢かと思われましたが、途中で零は敗着に結びつく一手を指してしまいました。宗谷名人との対局は、それまで零が対局したどの棋士とも違うものでした。これまでの対局では、零は常に相手の読みが感じられました。しかし、宗谷名人との対局ではそれが感じられないのです。
敗着手を指しながらも、零の心は不思議に穏やかでした。そればかりか、押される展開ながらも、自分が最善手を指し続ければ勝負をひっくり返すことができるのではないかとさえ考えていたのです。
結果的に零は、宗谷名人に敗れました。しかし、対局後の感想戦は不思議なものとなりました。零が敗着手を指したところから、感想戦は始まりました。その間、零と宗谷名人との間には会話がありませんでした。言葉を交わさなくても、盤面のやり取りだけで、2人の心はつながっているかのようでした。
対局を終えた零は、新幹線で東京へと向かいます。同じ車両に、宗谷名人も乗り合わせていました。ところが、新幹線は千台で悪天候のために運行中止となってしまいました。車内にアナウンスが流れる中、列車から降りようとした零は、宗谷名人がぐっすりと眠り込んでいるのを見つけました。
宗谷名人に声をかけた零は、その時はじめて宗谷名人は耳が聞こえなくなることがあることに気づいたのでした。そんな宗谷名人と、零は不思議な縁で行動を共にすることになりました。万事マイペースな宗谷名人の分も、零はがんばって行動します。しかし、いつも静かに的確な行動の道筋を示してくれるのは、宗谷名人でした。
こうして2人は、駅の近くにあるビジネスホテルに宿泊することになったのでした。
今回は、とにかく静かなお話だったのが印象的でした。対局中の零と宗谷名人の姿からも静けさが感じられましたし、その後で宗谷名人と零が行動を共にすることになってからも、宗谷名人の周囲から静けさが漂っている感じでした。
特にはっとさせられたのは、眼鏡を外した宗谷名人でした。島田さんの同期とは思えない若々しさで^^;、零と同い年でも通用しそうですね。
最終更新日 : 2022-10-30
月末まで データ使い過ぎで 更新出来ないかもしれません++; おやすみなさい・・→埋め埋めで2月13日アニメ感想追記しました^^; 『3月のライオン』 第37話 Chapter.74 白い嵐(2) 前夜にスーツを汚した宗谷名人は和服を借りて着て来ました。 それを見て零は、昔見た白い鷺のような鳥を思い出すのでした・・ あこがれ・・というか目指している名人の美... …
2018/02/13 12:21 マイ・シークレット・ガーデン FC2