ひなたが長い闇を抜けて、ようやくその名前のように明るく温かな場所へと戻ってくるお話でした。(/_;)
立花先生が中心となって、ついに学校側もいじめ問題の解決に向けて動き始めました。そのため、いじめに関わっていた生徒は別室に呼び出され、その間に教室に残った生徒たちへの聞き取りが行われました。そして表面上は、高城さんたちは謝罪の言葉を口にしました。しかし、その言葉には全く心がこもっていませんでした。
そして高城さんは、今日も立花先生との面談を続けています。高城さんの今回の行動の裏には、将来の保証など何もないのに、がんばることを要求する両親などへのいらだちがあったようです。でも、彼女に悩みや失望があっても、それをいじめという形ではき出すことが許されるはずがありません。その根本的なところが、高城さんにはわかっていないのでした。
立花先生は、高城さんの謝罪後にひなたとの面談もしていました。そこでひなたは、自分の思いを正直に先生に伝えました。自分が苦しみ、ちほちゃんが心を病んで転校しなければならなかったことが、あんな言葉だけで許されるのか。そして、自分は許さなければいけないのかと。
学校で子供たちの間に問題があった時、悪いことをした人は謝るように言われます。そして謝られた方は、当然のように許すことを求められます。もしここで許さなければ、今度は許さない方が悪いように言われてしまいます。でも、いくら謝られても、許せないことってないですか? 辛い思いをした記憶は、簡単に消えるものではないと思います。
ひなたの心を救ってくれたのは、転校して行ったちほちゃんからの手紙でした。手紙の中で、ちほちゃんは転校先での様子を伝えてきました。山羊や犬と仲良しになったこと。センターにいるおばさんと仲良くなって、一緒に梅シロップを作ったこと。そして、先生の許可が出て、ひなたを今でも友達だと思っていることを。
さらに、ちほちゃんは夏休みに遊びに来て欲しいと言ってくれました。その手紙を読んだひなたは、ようやく深い闇から抜け出せたのでした。本当に辛くて悲しくて、深い深い闇でしたが、ひなたは最後までくじけずに自分の信念を曲げませんでした。そんなひなたに、心から拍手を送りたいです!
そして、島田さんから夏みかんをたくさんもらった零が、川本家を訪れました。そこでは、日向でひなたが眠り込んでいました。その姿を見た零は、いつもと違う雰囲気を感じました。彼女の周囲が、明るいことに零は気づいたのです。
ひなたが目を覚まして(代わりに零が眠り込んでましたが^^;)、その答えがわかりました。これまで、いじめのターゲットにされることを恐れて、ひなたと距離をとってきた女の子たちが、ひなたに謝って一緒にクッキーを作ろうと誘ってくれたのです。いじめに加わらなかったけれど、見て見ぬふりをした生徒たちも、ようやく自分たちのしたことに気づいたようです。
こうしてひなたは、長い長い闇から抜け出しました。そんなひなたに、零は何もできなかったと謝ります。すると、ひなたは、これまでいっぱい話を聞いてくれたこと、京都に修学旅行に行った自分を見つけ出してくれた零が、何もしてくれなかったはずがないと叱りました。その言葉を聞いて、再び零の心は救われたのでした。
というわけで、ようやく暗く陰惨ないじめ問題もおさまりました。ひなただけでなく、ちほちゃんが救われたこともきちんと描いてくれたのが、本当によかったです。
立花先生が中心となって、ついに学校側もいじめ問題の解決に向けて動き始めました。そのため、いじめに関わっていた生徒は別室に呼び出され、その間に教室に残った生徒たちへの聞き取りが行われました。そして表面上は、高城さんたちは謝罪の言葉を口にしました。しかし、その言葉には全く心がこもっていませんでした。
そして高城さんは、今日も立花先生との面談を続けています。高城さんの今回の行動の裏には、将来の保証など何もないのに、がんばることを要求する両親などへのいらだちがあったようです。でも、彼女に悩みや失望があっても、それをいじめという形ではき出すことが許されるはずがありません。その根本的なところが、高城さんにはわかっていないのでした。
立花先生は、高城さんの謝罪後にひなたとの面談もしていました。そこでひなたは、自分の思いを正直に先生に伝えました。自分が苦しみ、ちほちゃんが心を病んで転校しなければならなかったことが、あんな言葉だけで許されるのか。そして、自分は許さなければいけないのかと。
学校で子供たちの間に問題があった時、悪いことをした人は謝るように言われます。そして謝られた方は、当然のように許すことを求められます。もしここで許さなければ、今度は許さない方が悪いように言われてしまいます。でも、いくら謝られても、許せないことってないですか? 辛い思いをした記憶は、簡単に消えるものではないと思います。
ひなたの心を救ってくれたのは、転校して行ったちほちゃんからの手紙でした。手紙の中で、ちほちゃんは転校先での様子を伝えてきました。山羊や犬と仲良しになったこと。センターにいるおばさんと仲良くなって、一緒に梅シロップを作ったこと。そして、先生の許可が出て、ひなたを今でも友達だと思っていることを。
さらに、ちほちゃんは夏休みに遊びに来て欲しいと言ってくれました。その手紙を読んだひなたは、ようやく深い闇から抜け出せたのでした。本当に辛くて悲しくて、深い深い闇でしたが、ひなたは最後までくじけずに自分の信念を曲げませんでした。そんなひなたに、心から拍手を送りたいです!
そして、島田さんから夏みかんをたくさんもらった零が、川本家を訪れました。そこでは、日向でひなたが眠り込んでいました。その姿を見た零は、いつもと違う雰囲気を感じました。彼女の周囲が、明るいことに零は気づいたのです。
ひなたが目を覚まして(代わりに零が眠り込んでましたが^^;)、その答えがわかりました。これまで、いじめのターゲットにされることを恐れて、ひなたと距離をとってきた女の子たちが、ひなたに謝って一緒にクッキーを作ろうと誘ってくれたのです。いじめに加わらなかったけれど、見て見ぬふりをした生徒たちも、ようやく自分たちのしたことに気づいたようです。
こうしてひなたは、長い長い闇から抜け出しました。そんなひなたに、零は何もできなかったと謝ります。すると、ひなたは、これまでいっぱい話を聞いてくれたこと、京都に修学旅行に行った自分を見つけ出してくれた零が、何もしてくれなかったはずがないと叱りました。その言葉を聞いて、再び零の心は救われたのでした。
というわけで、ようやく暗く陰惨ないじめ問題もおさまりました。ひなただけでなく、ちほちゃんが救われたこともきちんと描いてくれたのが、本当によかったです。
最終更新日 : 2022-10-30
第35話「Chapter.70 小さな手のひら 」 「Chapter.71 日向」 JUGEMテーマ:漫画/アニメ …
2018/01/16 12:18 Happy☆Lucky