ついに、ひなたのいじめ問題が動きました!
修学旅行の後、さらにクラスの雰囲気は悪くなっていました。これまでは、ひなただけがターゲットにされていましたが、今度は担任の先生がターゲットにされたのです。これまで数々のクラスを受け持ってきた先生は、この時すでに精神的に追い詰められていたのです。毎年繰り返される生徒たちの問題に、先生は疲れてしまっていたのでした。
そして、ついに担任の先生は学校に来られなくなってしまいました。その代わりに、ひなたたちのクラスは学年主任の国分先生が担当することになりました。この国分先生が、なかなか気骨のある先生でした。担任がいなくなって動揺する生徒たちに、それは問題を知りながらも、あえてそれを見ないようにしてきた生徒たちの自業自得だと告げたのです。
たしかに、ひなただけでなく、もっと大勢の生徒がいじめ問題に向き合っていれば、この問題はここまで大きくならなかったでしょうね。悪事がなされた時、それを実行した者は裁かれるべきですが、それ以外に悪事を黙認して止めることに協力しなかった者にも全く責任がないとは言えないですから。
そして、ひなたと高城の家族が学校に呼ばれることになりました。あかりに余計な負担をかけてしまうことを、ひなたは心配します。そんなひなたに、あかりはおいしいものをたくさん振る舞いました。いくら家計がたいへんでも、こういう時こそおいしい物を食べて元気を出すことが大切ですよね。(^^)
しかし、その一方であかりも苦しんでいました。亡くなったお母さんへの、ひなたとモモを守るという約束。その重さにあかりは押しつぶされそうになっていました。
そしてついに、保護者との面談の日が来ました。そこで運悪く、ひなたとあかりは高城のお母さんと対面することになったのでした。高城のお母さんは、今回の件はすべてひなたに非があると決めつけました。しかし、あかりも黙ってそれを聞き入れることはできません。そんなあかりに、高城のお母さんはいじめの証拠があるのかと問いかけました。
このセリフを聞いた時、頭の中が真っ白くなるくらいの怒りを感じました。この世界では、証拠がなかったら何をやってもいいんですか? 証拠がなければ、これまでひなたやちほちゃんが辛い思いをしてきた過去もなかったことになるのでしょうか?
これに対して、あかりは何も言い返すことができませんでした。このままではひなたを守れない、あかりがそう思った時、あかりを支えたのは、ひなたでした! いつの間にかひなたは、あかりに守られる存在から、あかりを守り応援してくれる存在になっていたのでした。
そして、新しく担任になった国分先生は、問題の本質をきちんとつかんでいました。高城のお母さんが、ひなたが嘘つきだと決めつけた時、そう主張するならその証拠をみせてくださいと言ってくれた時は胸がすく思いでした!
さらに先生は、いじめ問題では証拠が出ないことが当たり前だとも教えます。いじめた側は本当のことを言うはずがなく、周囲で見ていた者も後の報復を恐れて真実を語りません。だから証拠がないのが当たり前だったのです。
どんなにいじめられても、決して屈しないひなた。そして、中学なんて人生の通過点にすぎないと言い切り、前向きに生きることを諦めない強さ! それがついに、陰湿な黒い霧を吹き飛ばしたような気がしました。(^^)
ということで、ようやくいじめ問題に少し晴れ間が見えました。
ここで描かれているのは中学のいじめ問題でしたが、それは形を変えて社会の至る所にあります。自分と考えが違う者、周囲と違う者には、精神的なダメージを与えても許されると思っているバカが、残念ながらこの世界には少なからずいます。
今回のお話は、そんな苦しさの中でがんばっている人たちへの最高の応援だったと思います。
修学旅行の後、さらにクラスの雰囲気は悪くなっていました。これまでは、ひなただけがターゲットにされていましたが、今度は担任の先生がターゲットにされたのです。これまで数々のクラスを受け持ってきた先生は、この時すでに精神的に追い詰められていたのです。毎年繰り返される生徒たちの問題に、先生は疲れてしまっていたのでした。
そして、ついに担任の先生は学校に来られなくなってしまいました。その代わりに、ひなたたちのクラスは学年主任の国分先生が担当することになりました。この国分先生が、なかなか気骨のある先生でした。担任がいなくなって動揺する生徒たちに、それは問題を知りながらも、あえてそれを見ないようにしてきた生徒たちの自業自得だと告げたのです。
たしかに、ひなただけでなく、もっと大勢の生徒がいじめ問題に向き合っていれば、この問題はここまで大きくならなかったでしょうね。悪事がなされた時、それを実行した者は裁かれるべきですが、それ以外に悪事を黙認して止めることに協力しなかった者にも全く責任がないとは言えないですから。
そして、ひなたと高城の家族が学校に呼ばれることになりました。あかりに余計な負担をかけてしまうことを、ひなたは心配します。そんなひなたに、あかりはおいしいものをたくさん振る舞いました。いくら家計がたいへんでも、こういう時こそおいしい物を食べて元気を出すことが大切ですよね。(^^)
しかし、その一方であかりも苦しんでいました。亡くなったお母さんへの、ひなたとモモを守るという約束。その重さにあかりは押しつぶされそうになっていました。
そしてついに、保護者との面談の日が来ました。そこで運悪く、ひなたとあかりは高城のお母さんと対面することになったのでした。高城のお母さんは、今回の件はすべてひなたに非があると決めつけました。しかし、あかりも黙ってそれを聞き入れることはできません。そんなあかりに、高城のお母さんはいじめの証拠があるのかと問いかけました。
このセリフを聞いた時、頭の中が真っ白くなるくらいの怒りを感じました。この世界では、証拠がなかったら何をやってもいいんですか? 証拠がなければ、これまでひなたやちほちゃんが辛い思いをしてきた過去もなかったことになるのでしょうか?
これに対して、あかりは何も言い返すことができませんでした。このままではひなたを守れない、あかりがそう思った時、あかりを支えたのは、ひなたでした! いつの間にかひなたは、あかりに守られる存在から、あかりを守り応援してくれる存在になっていたのでした。
そして、新しく担任になった国分先生は、問題の本質をきちんとつかんでいました。高城のお母さんが、ひなたが嘘つきだと決めつけた時、そう主張するならその証拠をみせてくださいと言ってくれた時は胸がすく思いでした!
さらに先生は、いじめ問題では証拠が出ないことが当たり前だとも教えます。いじめた側は本当のことを言うはずがなく、周囲で見ていた者も後の報復を恐れて真実を語りません。だから証拠がないのが当たり前だったのです。
どんなにいじめられても、決して屈しないひなた。そして、中学なんて人生の通過点にすぎないと言い切り、前向きに生きることを諦めない強さ! それがついに、陰湿な黒い霧を吹き飛ばしたような気がしました。(^^)
ということで、ようやくいじめ問題に少し晴れ間が見えました。
ここで描かれているのは中学のいじめ問題でしたが、それは形を変えて社会の至る所にあります。自分と考えが違う者、周囲と違う者には、精神的なダメージを与えても許されると思っているバカが、残念ながらこの世界には少なからずいます。
今回のお話は、そんな苦しさの中でがんばっている人たちへの最高の応援だったと思います。
最終更新日 : 2022-10-30
学年主任の国分先生かっけええええ !!! 上に立つ人がしっかりした人でほんとよかったわ。 修学旅行後、なんと担任いじめに走ったひなちゃんのクラス。 首謀者はもちろんあの外道、担任遂に心労で入院。 しかしなんで担任いじめに走ったのかねえ。 ひなちゃんが反撃するようになったからなのか、修学旅行で何かあったのか。 国分先生は担任から話聞いて、大体の状況は掴んでいたんでし... …
2018/01/14 19:42 のらりんすけっち