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2017-12-31 (Sun) 21:06

会社苦いかしょっぱいか/パオロ・マッツァリーノ

会社苦いかしょっぱいか: 社長と社員の日本文化史今年最後の読書は、パオロ・マッツァリーノさんの「会社苦いかしょっぱいか」です。

著者の他の本と同様に、この本でも過去の資料を活用しつつ、日本人と会社について楽しく書かれていました。
最初は会社の起こりからですが、日本人の間に会社という概念が広まるよりも、社長という言葉が先に知られるようになったことが興味深かったです。

そこから始まって、戦前のやりたい放題だった社長の生活、特に女性関係に焦点を当てて紹介されています。これは今読めば笑い話ですが、実際にその当時を生きられていた方たちはたいへんだったんだろうなあと思いました。

そして庶民の方へと話は移ります。東京では、戦前も戦後も住宅事情が悪くてたいへんなようです。特にマイホームを持つのが理想とされた世代では、住宅ローンが原因で家庭崩壊にまで至ったケースもあるそうです。そして朝の通勤地獄が、かなり昔から始まっていたのに、どの時代も対策らしい対策がされていません。それは今も続いていて、本当に何とかならないものかと思います。

さらに話題は、宴会での芸や出張費のちょろまかし、昔からあったサラリーマンの心の病、ビジネスマナー、産業スパイについてなどと幅広く語られています。

というわけで、日本人と会社についての悲喜こもごもを、さまざまな視点から知ることができて楽しい本でした。

最終更新日 : 2017-12-31

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