日々の記録

アニメと読書の感想をメインにしたブログです。 ☆ゆるゆるっと更新中です☆

Top Page › 読書 › 海外文学 › どちらでもいい/アゴタ・クリストフ
2017-12-25 (Mon) 22:52

どちらでもいい/アゴタ・クリストフ

どちらでもいいアゴタ・クリストフさんの「どちらでもいい」を読み終えました。

この本には、アゴタ・クリストフさんの25篇の短編が収録されています。1つ1つの作品は、とても短くて短編というよりショートショートといった感じです。

代表作である「悪童日記」がそうだったように、この本に収録された作品も言葉の1つ1つはシンプルなのに、読み終わった後に深い闇を垣間見たような気がしました。また全ての作品に当てはまるわけではありませんが、幻想的な言葉の響きが詩のようだなあと感じました。

時に断片のように思える文章から、著者が深い闇を抱えていることが伝わってきました。これだけの闇を抱えながら、それをどうしてこういう形で作品に出来るんだろうと驚きました。文章という形で著者の抱える闇を形にしても、その闇は薄まらないどころか、深くなるのではないかと思いました。

読み終えた後、明るく楽しい気持ちになれる本ではありませんが、読者の心に忘れられない何かを残す作品集だと思いました。

最終更新日 : 2017-12-25

Comment







管理者にだけ表示を許可