今回は、猫好きには辛いお話でした。(;_;)
チセを襲った2人の魔術師。彼らは、チセを傷つけたり殺すために現れたのはでありませんでした。チセの特異な体質のために、寿命が短いことを知ってチセを救おうとしていたのです。彼らから見たら、エリアスはチセを利用しようとしているだけに見えたのです。・・・でもそれが真実でも、ナイフを突きつけて脅迫する人の言うことは普通は聞けないよ。(^^;
しかしチセは、エリアスの本心が何であろうと、エリアスのことを信じると決めていました。それはエリアスが、この世界で初めてチセを必要としてくれた人だからです。それでも強引に自分たちの言うことを聞かせようとする魔術師たちの手から、チセは刃物さえ恐れずに捕まっていたエアリエルを救うために逃げ出しました。
そこにようやくエリアスが現れます。魔術師たちは、チセの取った行動が信じられません。そしてエリアスが現れたのを見て、引き下がったのでした。そしてエリアスは、本来チセが行うべきはずの浄化を続けるようにうながしました。
そんなチセに、猫の王であるモリィも付き添います。そしてチセは、澱みに立ち向かいます。
澱みに触れたチセは、過去に起きたおぞましい出来事を知りました。マシューは、病弱な妻ミナのことを案じていました。どんなに手を尽くしても、ミナはあまり元気になりません。そんな時、マシューは街の酒場に魔術師が来ていることを知りました。魔術師にミナを診てもらいましたが、やはりミナの命は短そうです。
それでもミナを救いたいと願うマシューの心に、その魔術師は恐ろしい儀式を吹き込みました。猫は九つの命を持つと言われていることから、たくさんの猫を集めて霊薬を作ればミナを助けることができると教えたのです。それを信じたマシューは、その日から人が変わったようになり、多くの猫を集めては惨殺したのでした。
ところが、ある日ちょっとした偶然からミナはマシューが行っている虐殺の現場を目撃してしまいました。そして無理矢理霊薬を飲まされたミナは、人の形を保つことができず、澱みになってしまったのでした。そんなミナを見て、マシューも嘆き悲しみます。多くの猫を殺戮したマシューには、猫たちに集団で殺されるという末路が待っていました。
それを吹き込んだ魔術師は、それをちょっとした実験くらいにしか考えておらず、失敗を見届けるとその場を立ち去ってしまいました。そしてミナは、そのまま澱みとなって、この世界にとどまることになってしまいました。
そんな自分を救うために、ミナは自分を消して欲しいとチセに頼みます。しかし、ミナとマシューの悲劇を知るチセには、それはできません。その時、チセに同行したモリィが、自分がミナを本来あるべき死の世界へと導くと言い出しました。
しかし、チセはそれも間違っていると思いました。
その時、チセの心にお花畑のイメージが浮かびました。それを見たチセは、ミナの心を風に乗せるように飛ばして、浄化したのでした。浄化されたミナは、そこでマシューと再会することができました。こうしてチセの働きで、街にあった澱みは解消されたのでした。
とはいえ、チセ自身の寿命が短いという問題は解決していません。エリアスは、それをどうしようと思っているのでしょうか。
今回は、直接的な描写はありませんでしたが、大量の猫が殺されていくのが辛かったです。(;_;)
でも、チセに救われたミナがタンポポの種のように風に乗って飛んでいく場面は、とてもきれいで見応えがありました!
チセを襲った2人の魔術師。彼らは、チセを傷つけたり殺すために現れたのはでありませんでした。チセの特異な体質のために、寿命が短いことを知ってチセを救おうとしていたのです。彼らから見たら、エリアスはチセを利用しようとしているだけに見えたのです。・・・でもそれが真実でも、ナイフを突きつけて脅迫する人の言うことは普通は聞けないよ。(^^;
しかしチセは、エリアスの本心が何であろうと、エリアスのことを信じると決めていました。それはエリアスが、この世界で初めてチセを必要としてくれた人だからです。それでも強引に自分たちの言うことを聞かせようとする魔術師たちの手から、チセは刃物さえ恐れずに捕まっていたエアリエルを救うために逃げ出しました。
そこにようやくエリアスが現れます。魔術師たちは、チセの取った行動が信じられません。そしてエリアスが現れたのを見て、引き下がったのでした。そしてエリアスは、本来チセが行うべきはずの浄化を続けるようにうながしました。
そんなチセに、猫の王であるモリィも付き添います。そしてチセは、澱みに立ち向かいます。
澱みに触れたチセは、過去に起きたおぞましい出来事を知りました。マシューは、病弱な妻ミナのことを案じていました。どんなに手を尽くしても、ミナはあまり元気になりません。そんな時、マシューは街の酒場に魔術師が来ていることを知りました。魔術師にミナを診てもらいましたが、やはりミナの命は短そうです。
それでもミナを救いたいと願うマシューの心に、その魔術師は恐ろしい儀式を吹き込みました。猫は九つの命を持つと言われていることから、たくさんの猫を集めて霊薬を作ればミナを助けることができると教えたのです。それを信じたマシューは、その日から人が変わったようになり、多くの猫を集めては惨殺したのでした。
ところが、ある日ちょっとした偶然からミナはマシューが行っている虐殺の現場を目撃してしまいました。そして無理矢理霊薬を飲まされたミナは、人の形を保つことができず、澱みになってしまったのでした。そんなミナを見て、マシューも嘆き悲しみます。多くの猫を殺戮したマシューには、猫たちに集団で殺されるという末路が待っていました。
それを吹き込んだ魔術師は、それをちょっとした実験くらいにしか考えておらず、失敗を見届けるとその場を立ち去ってしまいました。そしてミナは、そのまま澱みとなって、この世界にとどまることになってしまいました。
そんな自分を救うために、ミナは自分を消して欲しいとチセに頼みます。しかし、ミナとマシューの悲劇を知るチセには、それはできません。その時、チセに同行したモリィが、自分がミナを本来あるべき死の世界へと導くと言い出しました。
しかし、チセはそれも間違っていると思いました。
その時、チセの心にお花畑のイメージが浮かびました。それを見たチセは、ミナの心を風に乗せるように飛ばして、浄化したのでした。浄化されたミナは、そこでマシューと再会することができました。こうしてチセの働きで、街にあった澱みは解消されたのでした。
とはいえ、チセ自身の寿命が短いという問題は解決していません。エリアスは、それをどうしようと思っているのでしょうか。
今回は、直接的な描写はありませんでしたが、大量の猫が殺されていくのが辛かったです。(;_;)
でも、チセに救われたミナがタンポポの種のように風に乗って飛んでいく場面は、とてもきれいで見応えがありました!
最終更新日 : 2017-11-09
『Love conquers all.』 …
2017/11/10 00:12 ぐ~たらにっき