今期の思わぬ収穫だった「ナイツ&マジック」も、今回で最終回です。(;_;)
クシェペルカの首都奪還を目指すエルたちの前に、再びヴィーヴィルが現れました。先の戦いではヴィーヴィルへの備えがありませんでしたが、今回はヴィーヴィルとの戦いのためにエルたちも空飛ぶ船を用意していました。・・・短期間でよくこれだけのものを作ったなあ。(^^;
こうして再びエルとオラシオの、それぞれの信条をかけた戦いが始まりました。ロボット魂を持つエルと、大艦巨砲主義のオラシオの戦いは、激しいものになりました。
エルたちの飛行船には、武器らしい武器は搭載されていませんでしたが、敵の飛行船対策として作られた迎撃用の槍に、ヴィーヴィル用の仕掛けを組み込んでいました。ヴィーヴィルが全ての槍の攻撃を無力化することを見越して、槍の中に大量の油が仕込んであったのです!
油まみれになったヴィーヴィルは、エルの砲撃を受けて燃え上がりました。いきなり劣勢に立たされたドロテオは、勝利を得るために、あえて危険を冒す覚悟を決めました。オラシオが作り上げた新たな装備を起動して、ヴィーヴィルをマキシマイズしたのです。
マキシマイズしたヴィーヴィルは、巨大化したドラゴンのように見えました。しかしエルは、その正体は巨大なバリアのようなものだと見抜きました。そして遠隔攻撃を通さないバリアには、それを突き破っての近接攻撃だと判断したエルは、ヴィーヴィルへと突撃しました。
バリアを突破されたヴィーヴィルは、次々とダメージを受けて墜落寸前です。しかし、ドロテオもただでは引き下がりません。なんと墜落するヴィーヴィルの進路を、クシェペルカの女王エレオノーラに向けたのです。エルは必死でそれを防ごうとしますが、斑鳩のパワーを持ってしてもヴィーヴィルを押し返すので精一杯で、その上に配置されたシルエットナイトの攻撃を防ぐ余裕まではありません。
そんな中、エレオノーラを救ったのは、彼女の騎士となったキッドでした。飛行船の動力源となっていたツェンドルグを切り離してヴィーヴィルの上を駆け抜けたキッドがドロテオを倒したのです。そのおかげでエレオノーラは救われましたが、飛行能力を持たないツェンドルグもまた墜落するしかありません。
しかし乗っていたキッドは、エルの斑鳩に救出されました。ツェンドルグを失うという損害は出しましたが、キッドは約束通りエレオノーラを守り抜いたのでした。
その頃、砦の前では新たな機体を得たグスターボが、エドガーと戦っていました。しかしノーラと共に砦内に潜入したディーたちの活躍もあって、砦は中から解放されました。それでもグスターボは、エドガーとの戦いを続けます。その激しい攻撃に、さすがのエドガーも防戦一方です。しかし、それもまた作戦でした。エドガーは、自らのシルエットナイトでグスターボの機体の剣をすべて受け止めて、動きを封じようとしていたのです。
エドガーは最初から、エムリスの金獅子の攻撃を計算した戦い方をしていたのです!
そしてエドガーの狙い通り、グスターボの動きが止まりました。そこに金獅子のビーム砲撃が炸裂して、グスターボの機体を破壊しました。でも胴体部分は無事で、そのおかげでグスターボは生き延びました。
ヴィーヴィルが落ち、グスターボも敗れたことで、勝敗が確定しました。エルとクシェペルカが、勝ったのです!
首都への最後の砦が落ちたことで、ジャロウデク軍は完全に勢いを失いました。そしてクシェペルカの首都奪還にも成功して、エルたちが完全な勝利をおさめたのでした。奪還された首都で、新たな君主となったエレオノーラの戴冠の儀式が行われました。
そして戦いを終えたエルたちは、フレメヴィーラへと帰還します。エレオノーラの騎士となる誓いをしたので、キッドはクシェペルカに残るのかと思いましたが、やっぱりエルたちと共に帰っちゃうんですね。(^^;
そんなキッドと別れる時、女王としての自覚に目覚めて自分の気持ちを押し殺していたエレオノーラが、キッドの背中にすがって涙する場面がよかったです。
こうしてエルたちの戦いは、ひとまず終わりました。ツェンドルグを失ったエルですが、ヴィーヴィルに搭載されていたエンジン(?)は手に入れたようで^^;、この先それをどんな風に再利用するつもりなのか気になります。
ジャロウデクの起こした戦いの副産物として、飛行船の技術がそれ以後はどの国にも広まりました。
というわけで、まだまだ続きが見たいですが、ここで物語は終了となりました。(;_;)
これから先、エルがどんなシルエットナイトを作るのかも気になりますし、今回の戦いで敗れながらも生き延びたオラシオやグスターボとエルたちが再び戦うところも見てみたいです。
この作品はエルの可愛さとテンポの良さが魅力的でした。前半はそれがいい感じでしたが、中盤以降はかなり物語を詰め込んでいる感じだったのが、ちょっともったいない気がしました。
クシェペルカの首都奪還を目指すエルたちの前に、再びヴィーヴィルが現れました。先の戦いではヴィーヴィルへの備えがありませんでしたが、今回はヴィーヴィルとの戦いのためにエルたちも空飛ぶ船を用意していました。・・・短期間でよくこれだけのものを作ったなあ。(^^;
こうして再びエルとオラシオの、それぞれの信条をかけた戦いが始まりました。ロボット魂を持つエルと、大艦巨砲主義のオラシオの戦いは、激しいものになりました。
エルたちの飛行船には、武器らしい武器は搭載されていませんでしたが、敵の飛行船対策として作られた迎撃用の槍に、ヴィーヴィル用の仕掛けを組み込んでいました。ヴィーヴィルが全ての槍の攻撃を無力化することを見越して、槍の中に大量の油が仕込んであったのです!
油まみれになったヴィーヴィルは、エルの砲撃を受けて燃え上がりました。いきなり劣勢に立たされたドロテオは、勝利を得るために、あえて危険を冒す覚悟を決めました。オラシオが作り上げた新たな装備を起動して、ヴィーヴィルをマキシマイズしたのです。
マキシマイズしたヴィーヴィルは、巨大化したドラゴンのように見えました。しかしエルは、その正体は巨大なバリアのようなものだと見抜きました。そして遠隔攻撃を通さないバリアには、それを突き破っての近接攻撃だと判断したエルは、ヴィーヴィルへと突撃しました。
バリアを突破されたヴィーヴィルは、次々とダメージを受けて墜落寸前です。しかし、ドロテオもただでは引き下がりません。なんと墜落するヴィーヴィルの進路を、クシェペルカの女王エレオノーラに向けたのです。エルは必死でそれを防ごうとしますが、斑鳩のパワーを持ってしてもヴィーヴィルを押し返すので精一杯で、その上に配置されたシルエットナイトの攻撃を防ぐ余裕まではありません。
そんな中、エレオノーラを救ったのは、彼女の騎士となったキッドでした。飛行船の動力源となっていたツェンドルグを切り離してヴィーヴィルの上を駆け抜けたキッドがドロテオを倒したのです。そのおかげでエレオノーラは救われましたが、飛行能力を持たないツェンドルグもまた墜落するしかありません。
しかし乗っていたキッドは、エルの斑鳩に救出されました。ツェンドルグを失うという損害は出しましたが、キッドは約束通りエレオノーラを守り抜いたのでした。
その頃、砦の前では新たな機体を得たグスターボが、エドガーと戦っていました。しかしノーラと共に砦内に潜入したディーたちの活躍もあって、砦は中から解放されました。それでもグスターボは、エドガーとの戦いを続けます。その激しい攻撃に、さすがのエドガーも防戦一方です。しかし、それもまた作戦でした。エドガーは、自らのシルエットナイトでグスターボの機体の剣をすべて受け止めて、動きを封じようとしていたのです。
エドガーは最初から、エムリスの金獅子の攻撃を計算した戦い方をしていたのです!
そしてエドガーの狙い通り、グスターボの動きが止まりました。そこに金獅子のビーム砲撃が炸裂して、グスターボの機体を破壊しました。でも胴体部分は無事で、そのおかげでグスターボは生き延びました。
ヴィーヴィルが落ち、グスターボも敗れたことで、勝敗が確定しました。エルとクシェペルカが、勝ったのです!
首都への最後の砦が落ちたことで、ジャロウデク軍は完全に勢いを失いました。そしてクシェペルカの首都奪還にも成功して、エルたちが完全な勝利をおさめたのでした。奪還された首都で、新たな君主となったエレオノーラの戴冠の儀式が行われました。
そして戦いを終えたエルたちは、フレメヴィーラへと帰還します。エレオノーラの騎士となる誓いをしたので、キッドはクシェペルカに残るのかと思いましたが、やっぱりエルたちと共に帰っちゃうんですね。(^^;
そんなキッドと別れる時、女王としての自覚に目覚めて自分の気持ちを押し殺していたエレオノーラが、キッドの背中にすがって涙する場面がよかったです。
こうしてエルたちの戦いは、ひとまず終わりました。ツェンドルグを失ったエルですが、ヴィーヴィルに搭載されていたエンジン(?)は手に入れたようで^^;、この先それをどんな風に再利用するつもりなのか気になります。
ジャロウデクの起こした戦いの副産物として、飛行船の技術がそれ以後はどの国にも広まりました。
というわけで、まだまだ続きが見たいですが、ここで物語は終了となりました。(;_;)
これから先、エルがどんなシルエットナイトを作るのかも気になりますし、今回の戦いで敗れながらも生き延びたオラシオやグスターボとエルたちが再び戦うところも見てみたいです。
この作品はエルの可愛さとテンポの良さが魅力的でした。前半はそれがいい感じでしたが、中盤以降はかなり物語を詰め込んでいる感じだったのが、ちょっともったいない気がしました。
最終更新日 : 2017-09-30
ナイツ&マジック 総評 凄腕プログラマーにして重度のロボットヲタク、倉田翼。異世界でエルネスティ(エル)として転生した彼は、運命を揺るがす事態に遭遇する。 「ロ、ロボットだぁ!」目の前に現れたシルエットナイトに心を奪われた彼は、ナイトランナーを目指して騎操士学園に入学。持ち前の知識とプログラマーの才能を活かし、学園中にその名を響かせていく。タバウォ・ 平和な学園生活を送る... …
2017/09/30 20:42 刹那的虹色世界