由乃たちが、廃校となった中学校の閉校式を行うお話でした。
由乃たちに背中を押されて、真希は有名な監督のオーディションに駆けつけました。オーディションを終えた後、参加者から何人かの名前が読み上げられました。その中には、真希の名前もありました。本格的に真希に女優の道が開けるのかと思いきや、なんと名前を呼ばれた方が不合格者だったのでした。(;_;)
真希は悔しい気持ちを抱えて、間野山へと帰ります。ちょうどその時、間野山では由乃たちが廃校舎を使って、給食会をやっていました。それなりに事前に通知したはずなのに、会場には由乃たち以外の姿はありません。がっかりしながらも、その原因を考えた由乃たちは、廃校となった時に閉校式が行われなかったために、卒業生の間にも廃校になったという意識が薄いのではないかと気づきました。
そこで由乃たちは、大々的に閉校式を行うことにしたのでした。大勢の卒業生に案内の通知を出したり、閉校式で行う出し物を決めたり、由乃たちは大忙しです。そんな中、真希は閉校式でお芝居をすることになりました。内容は間野山では有名な「血まみれサンタ」を題材にしたものでした。そのお芝居に、真希は主役として出演するだけでなく、他の参加者の演技指導に脚本まで担当しました。
そしてついに、閉校式の日がやって来ました。事前の準備が行き届いていたおかげで、学校には多くの人たちが集まりました。由乃からの簡単な挨拶の後、閉校式の出し物が始まりました。間野山太鼓に合唱など、多くの出し物が繰り広げられて、集まった人たちを楽しませます。
そして最後は、真希の出演する「血まみれサンタ」のお芝居です。それはケガをしたお父さんサンタに代わって、子供たちにプレゼント配りをすることになった女の子の物語でした。最初はその仕事をめんどくさがっていた女の子でしたが、子供たちの喜ぶ顔をみているうちに、これは絶対にやり遂げなくてはいけない仕事だと気づきます。大量のプレゼントに、トナカイさえも音を上げますが、女の子は断固としてプレゼントを配り抜きます。そして女の子は、お父さんがいつも言っていた、この仕事のやりがいを実感するのでした。
このお芝居は、間野山の人たちに大喝采されるのでした。このお芝居で何よりよかったのは、演じている真希が常に楽しそうだったことです。真希の隠れファンでもあるお父さんは、そんな真希の姿をみてうれしそうです。
そして閉校式が終わろうとした時、由乃から集まった人たちに提案がされました。それはこの廃校舎をここで終わりにするのではなく、間野山の新たな文化拠点として生まれ変わらせようということでした。使われなくなった音楽室や美術室には、まだまだ使い道がありそうです。そして、その活動の1つとして真希は、ここに劇団を作ることを決意したのでした。
由乃の提案は、多くの人たちの共感を得て、廃校舎は新たなスタートを切ることになりました。
そしてすべてが終わった後、壊れているお祭りの太鼓が修理されることになりました。でも、それは由乃たちも知らない話でした。誰かが、太鼓の修理費を肩代わりしてくれたのです。その偽名を見た真希は、それがお父さんだと気づきました。
真希が笑顔になったことが、誰よりもお父さんはうれしかったようです。(^^)
というわけで、前回に引き続いて、今回もちょっといいお話でした。
真希は東京のオーディションに合格して、間野山を離れることになるのかと思いましたが、不合格になったことで新たな居場所を見つけることができました。ずっと好きなことで生活していくことはできないかもしれませんが、それでもお芝居を続けていくと吹っ切れた真希のこれからが楽しみです。
由乃たちに背中を押されて、真希は有名な監督のオーディションに駆けつけました。オーディションを終えた後、参加者から何人かの名前が読み上げられました。その中には、真希の名前もありました。本格的に真希に女優の道が開けるのかと思いきや、なんと名前を呼ばれた方が不合格者だったのでした。(;_;)
真希は悔しい気持ちを抱えて、間野山へと帰ります。ちょうどその時、間野山では由乃たちが廃校舎を使って、給食会をやっていました。それなりに事前に通知したはずなのに、会場には由乃たち以外の姿はありません。がっかりしながらも、その原因を考えた由乃たちは、廃校となった時に閉校式が行われなかったために、卒業生の間にも廃校になったという意識が薄いのではないかと気づきました。
そこで由乃たちは、大々的に閉校式を行うことにしたのでした。大勢の卒業生に案内の通知を出したり、閉校式で行う出し物を決めたり、由乃たちは大忙しです。そんな中、真希は閉校式でお芝居をすることになりました。内容は間野山では有名な「血まみれサンタ」を題材にしたものでした。そのお芝居に、真希は主役として出演するだけでなく、他の参加者の演技指導に脚本まで担当しました。
そしてついに、閉校式の日がやって来ました。事前の準備が行き届いていたおかげで、学校には多くの人たちが集まりました。由乃からの簡単な挨拶の後、閉校式の出し物が始まりました。間野山太鼓に合唱など、多くの出し物が繰り広げられて、集まった人たちを楽しませます。
そして最後は、真希の出演する「血まみれサンタ」のお芝居です。それはケガをしたお父さんサンタに代わって、子供たちにプレゼント配りをすることになった女の子の物語でした。最初はその仕事をめんどくさがっていた女の子でしたが、子供たちの喜ぶ顔をみているうちに、これは絶対にやり遂げなくてはいけない仕事だと気づきます。大量のプレゼントに、トナカイさえも音を上げますが、女の子は断固としてプレゼントを配り抜きます。そして女の子は、お父さんがいつも言っていた、この仕事のやりがいを実感するのでした。
このお芝居は、間野山の人たちに大喝采されるのでした。このお芝居で何よりよかったのは、演じている真希が常に楽しそうだったことです。真希の隠れファンでもあるお父さんは、そんな真希の姿をみてうれしそうです。
そして閉校式が終わろうとした時、由乃から集まった人たちに提案がされました。それはこの廃校舎をここで終わりにするのではなく、間野山の新たな文化拠点として生まれ変わらせようということでした。使われなくなった音楽室や美術室には、まだまだ使い道がありそうです。そして、その活動の1つとして真希は、ここに劇団を作ることを決意したのでした。
由乃の提案は、多くの人たちの共感を得て、廃校舎は新たなスタートを切ることになりました。
そしてすべてが終わった後、壊れているお祭りの太鼓が修理されることになりました。でも、それは由乃たちも知らない話でした。誰かが、太鼓の修理費を肩代わりしてくれたのです。その偽名を見た真希は、それがお父さんだと気づきました。
真希が笑顔になったことが、誰よりもお父さんはうれしかったようです。(^^)
というわけで、前回に引き続いて、今回もちょっといいお話でした。
真希は東京のオーディションに合格して、間野山を離れることになるのかと思いましたが、不合格になったことで新たな居場所を見つけることができました。ずっと好きなことで生活していくことはできないかもしれませんが、それでもお芝居を続けていくと吹っ切れた真希のこれからが楽しみです。
最終更新日 : 2022-10-30
それはきっと、今の続きにある。 …
2017/08/22 07:24 Wisp-Blog