新作ゲームの発表を前に、青葉に売り上げという大きなプレッシャーがのしかかるお話でした。
うみこに教わりながら自作ゲームを開発していたねねでしたが、ついにそのゲームが完成しました。完成したゲームを、ねねは青葉やほたるに見せようと思いますが、それはかなり緊張することでした。特に青葉は、普段から本格的なゲームの製作に関わっているので、余計にねねは緊張してしまうのでした。
そして青葉とほたるは、ねねのゲームをプレーしてみます。タイトルは3Dで凝っていましたが、さすがにゲーム本編まで3Dとはいきませんでした。グラフィックもねねが自分で描いたので、かなりしょぼいですが、一生懸命に作ったということはゲームから伝わってきます。
学生の頃って妙な自信にあふれていますが^^;、いざ何かを作ろうとすると、自分の目指すものと実力の差を思い知らされて、壮大な構想だけで完成しないことも少なくないと思います。(経験談かも^^;)
今回ねねが、いろいろと力の及ばないことを認めつつも、ちゃんと1つの作品としてゲームを作り上げたことは凄いと思いました。何も作り上げない人は、厳しい批評にさらされることはない代わりに、それを踏み台にして次はさらにいいものを作ろうと思うこともないので、この差は大きいと思います。
「徒然草」だったと思いますが、何かに上達する人は、うまくなってから人に見せようと思う人ではなく、周りに笑われながらも作り続ける人という話がありましたが、本当にそうだなあと思います。
そして青葉も、大きな仕事を迎えようとしていました。新作ゲームを紹介するための、キービジュアルを作成することになったのです。自分の描いた絵がゲームを売り上げを左右するかもしれないと、青葉は大きなプレッシャーを感じます。それでも、周囲に励まされていい仕事をしようと頑張っています。
ところがそこに、思わぬ横槍が入りました。出資者の意向で、キービジュアルは青葉ではなくコウが描いて欲しいと要求があったのです。ディレクターの葉月は、その決定を受け入れていましたが、コウにはその決定が納得できません。かって新人だったコウが、キービジュアルを担当したことがあったからです。
しかし、昔と今では状況が違いました。コウの新人の時は、製作予算も少なく、うまくいったら儲けものくらいの製作でしたが、今では規模も大きくなり出資者も利益が出ることを目標としているのです。そのために、利用できる手段はすべて使い、絶対にこの新作をヒットさせようとしていたのです。
それがわかっても、やはりコウは納得しません。そしてコウは、青葉に意見を求めました。青葉は迷いながらも、コウがキービジュアルを担当するのはやむを得ないと思っていました。しかし、それでは青葉の気持ちがおさまりません。そこで青葉は、キービジュアルをかけてコウとコンペをさせて欲しいと提案しました。コンペが行われても、すでに決まった出資者の決定は動かせません。それでも青葉は、悔いを残さない道を選んだのでした。
そして一週間後に、コンペが行われることになりました。青葉は苦心しながらも、自分なりにPECOの魅力を伝えようと頑張りました。ようやくあと少しで完成という時、青葉はコウの描いた絵をみせてもらいました。コウの描いた絵は、青葉が描いたものとは比べものにならないクオリティでした。コウとの実力や経験の差は、やはり大きかったのです。
それでも青葉は、最後まで自分の絵を完成させました。結果的に、キービジュアルに青葉の絵が採用されることはありませんでしたが、今の自分のすべてを出し尽くしたことで青葉は納得できたようです。
というわけで、今回はいつもの軽い百合話ではなく、仕事に取り組む姿勢が描かれた、とてもよいエピソードでした。(^^)
うみこに教わりながら自作ゲームを開発していたねねでしたが、ついにそのゲームが完成しました。完成したゲームを、ねねは青葉やほたるに見せようと思いますが、それはかなり緊張することでした。特に青葉は、普段から本格的なゲームの製作に関わっているので、余計にねねは緊張してしまうのでした。
そして青葉とほたるは、ねねのゲームをプレーしてみます。タイトルは3Dで凝っていましたが、さすがにゲーム本編まで3Dとはいきませんでした。グラフィックもねねが自分で描いたので、かなりしょぼいですが、一生懸命に作ったということはゲームから伝わってきます。
学生の頃って妙な自信にあふれていますが^^;、いざ何かを作ろうとすると、自分の目指すものと実力の差を思い知らされて、壮大な構想だけで完成しないことも少なくないと思います。(経験談かも^^;)
今回ねねが、いろいろと力の及ばないことを認めつつも、ちゃんと1つの作品としてゲームを作り上げたことは凄いと思いました。何も作り上げない人は、厳しい批評にさらされることはない代わりに、それを踏み台にして次はさらにいいものを作ろうと思うこともないので、この差は大きいと思います。
「徒然草」だったと思いますが、何かに上達する人は、うまくなってから人に見せようと思う人ではなく、周りに笑われながらも作り続ける人という話がありましたが、本当にそうだなあと思います。
そして青葉も、大きな仕事を迎えようとしていました。新作ゲームを紹介するための、キービジュアルを作成することになったのです。自分の描いた絵がゲームを売り上げを左右するかもしれないと、青葉は大きなプレッシャーを感じます。それでも、周囲に励まされていい仕事をしようと頑張っています。
ところがそこに、思わぬ横槍が入りました。出資者の意向で、キービジュアルは青葉ではなくコウが描いて欲しいと要求があったのです。ディレクターの葉月は、その決定を受け入れていましたが、コウにはその決定が納得できません。かって新人だったコウが、キービジュアルを担当したことがあったからです。
しかし、昔と今では状況が違いました。コウの新人の時は、製作予算も少なく、うまくいったら儲けものくらいの製作でしたが、今では規模も大きくなり出資者も利益が出ることを目標としているのです。そのために、利用できる手段はすべて使い、絶対にこの新作をヒットさせようとしていたのです。
それがわかっても、やはりコウは納得しません。そしてコウは、青葉に意見を求めました。青葉は迷いながらも、コウがキービジュアルを担当するのはやむを得ないと思っていました。しかし、それでは青葉の気持ちがおさまりません。そこで青葉は、キービジュアルをかけてコウとコンペをさせて欲しいと提案しました。コンペが行われても、すでに決まった出資者の決定は動かせません。それでも青葉は、悔いを残さない道を選んだのでした。
そして一週間後に、コンペが行われることになりました。青葉は苦心しながらも、自分なりにPECOの魅力を伝えようと頑張りました。ようやくあと少しで完成という時、青葉はコウの描いた絵をみせてもらいました。コウの描いた絵は、青葉が描いたものとは比べものにならないクオリティでした。コウとの実力や経験の差は、やはり大きかったのです。
それでも青葉は、最後まで自分の絵を完成させました。結果的に、キービジュアルに青葉の絵が採用されることはありませんでしたが、今の自分のすべてを出し尽くしたことで青葉は納得できたようです。
というわけで、今回はいつもの軽い百合話ではなく、仕事に取り組む姿勢が描かれた、とてもよいエピソードでした。(^^)
最終更新日 : 2022-10-30
コンペ前に負けを悟った青葉、って話。本気でやったからこその涙…、で良いが、一目見て凄い、敵わない、と分かる青葉はちゃんと成長してるんだな。「子供扱いしないで下さい!」と言ってたようにちゃんと大人になっていってると思う。が、まだまだ大人になりきれない子供、とも言えるか。それを象徴するかのような、泣きじゃくり、(えらい気合い入った作画で)子供のように涙を拭うシーン。素敵。ああ、なんて愛く... …
2017/08/21 21:25 悠遊自適