ヤハクィザシュニナと同じ異方存在であった沙羅花が、なぜこの世界に来たかが描かれました。
ヤハクィザシュニナにとって都合が悪くなった真道は、ヤハクィザシュニナが作り出したもう1人の真道と置き換えるために抹殺されそうになりました。それを阻止したのは、真の力を解放した沙羅花でした。
もともと沙羅花は、この世界を見守る異方存在の1人でした。この宇宙が他の宇宙とは異なることを知った時、沙羅花は自らこの世界へと飛び込むことを決めました。高次元の存在である沙羅花がこの宇宙に来るためには、自らを構成する情報の多くを捨てる必要がありました。それでも沙羅花は、それを選んでこの宇宙へとやって来たのでした。
そして沙羅花は、普通の人間の女の子として、この世界に生まれました。幼い頃から、沙羅花は好奇心の強い女の子だったようです。あるとき、沙羅花は家の庭を通りかかった猫を追いかけて、勝手に家から出て行ってしまいました。沙羅花がいなくなったことを知った父は、必死で沙羅花を探します。
ようやく見つけた沙羅花を、父は激しく叱りました。しかし、それは沙羅花のことを心から心配したからだという愛情が感じられました。父と一緒に帰りながら、沙羅花は命のはかなさを聞かされました。沙羅花の父は命のはかなさを哀しみながらも、その一方ではかなさ故に今を生きる価値があると考えていました。そんなお父さんの考え方が、沙羅花に大きな影響を与えたのでした。
やがて成長した沙羅花は、アメリカへと進学して自らの世界を広げました。そして沙羅花は、ますますこの世界のことが好きになっていったのでした。そこに突然、ヤハクィザシュニナとカドが現れました。この世界をあるべきままにせず、自らの目的のために変えようとするヤハクィザシュニナの考えは、沙羅花には受け入れられませんでした。
一方、ヤハクィザシュニナはこの世界の人間を、異方へと連れて行こうとしていました。高次元の存在である異方に行くことは、人間の処理能力を超えたことでした。しかしヤハクィザシュニナは、この世界の人間1人でもいいから、異方へ連れ出そうとしました。ヤハクィザシュニナの力を持ってすれば、何度それに失敗してもやり直すことさえできるからです。
そんな強引なやり方は、沙羅花にとって許せるものではありませんでした。沙羅花はヤハクィザシュニナに立ち向かいますが、この世界に来るときに自らの多くを捨てた沙羅花の力では、ヤハクィザシュニナに対抗することができませんでした。
そして沙羅花は、ヤハクィザシュニナに抹殺されそうになりました。それを救ったのは、身を挺して沙羅花をかばった真道でした。そのおかげで沙羅花は助かりましたが、真道は重傷を負ってしまったのでした。そんな真道を連れて、沙羅花はヤハクィザシュニナから隔絶された空間へと移動しました。そこで沙羅花は真道を治療し、危ういところで真道は命を取り留めたのでした。
沙羅花がいなくなった後、ヤハクィザシュニナは自ら作り出した真道と共に、花森たちの前に現れました。そして新たな力としてナノミスハインを人類に与えること、沙羅花が自分たちに敵対する異方存在であったことなどを伝えました。
その後、複製された真道はナノミスハインについて、世界中に知らせます。そんな真道を見守るヤハクィザシュニナの姿は、どこか寂しさを感じさせました。
前回のラストで変身した沙羅花が登場した時は、このお話はどうなってしまうのかと心配になりましたが、今回の沙羅花の過去を丁寧に描いたところは、はかない命へのいとおしさが感じられて意外と良かったです。
でもヤハクィザシュニナの神秘的な魅力が薄れて、自らの考えだけが正解だと主張する悪役になってしまったのは残念です。
ヤハクィザシュニナにとって都合が悪くなった真道は、ヤハクィザシュニナが作り出したもう1人の真道と置き換えるために抹殺されそうになりました。それを阻止したのは、真の力を解放した沙羅花でした。
もともと沙羅花は、この世界を見守る異方存在の1人でした。この宇宙が他の宇宙とは異なることを知った時、沙羅花は自らこの世界へと飛び込むことを決めました。高次元の存在である沙羅花がこの宇宙に来るためには、自らを構成する情報の多くを捨てる必要がありました。それでも沙羅花は、それを選んでこの宇宙へとやって来たのでした。
そして沙羅花は、普通の人間の女の子として、この世界に生まれました。幼い頃から、沙羅花は好奇心の強い女の子だったようです。あるとき、沙羅花は家の庭を通りかかった猫を追いかけて、勝手に家から出て行ってしまいました。沙羅花がいなくなったことを知った父は、必死で沙羅花を探します。
ようやく見つけた沙羅花を、父は激しく叱りました。しかし、それは沙羅花のことを心から心配したからだという愛情が感じられました。父と一緒に帰りながら、沙羅花は命のはかなさを聞かされました。沙羅花の父は命のはかなさを哀しみながらも、その一方ではかなさ故に今を生きる価値があると考えていました。そんなお父さんの考え方が、沙羅花に大きな影響を与えたのでした。
やがて成長した沙羅花は、アメリカへと進学して自らの世界を広げました。そして沙羅花は、ますますこの世界のことが好きになっていったのでした。そこに突然、ヤハクィザシュニナとカドが現れました。この世界をあるべきままにせず、自らの目的のために変えようとするヤハクィザシュニナの考えは、沙羅花には受け入れられませんでした。
一方、ヤハクィザシュニナはこの世界の人間を、異方へと連れて行こうとしていました。高次元の存在である異方に行くことは、人間の処理能力を超えたことでした。しかしヤハクィザシュニナは、この世界の人間1人でもいいから、異方へ連れ出そうとしました。ヤハクィザシュニナの力を持ってすれば、何度それに失敗してもやり直すことさえできるからです。
そんな強引なやり方は、沙羅花にとって許せるものではありませんでした。沙羅花はヤハクィザシュニナに立ち向かいますが、この世界に来るときに自らの多くを捨てた沙羅花の力では、ヤハクィザシュニナに対抗することができませんでした。
そして沙羅花は、ヤハクィザシュニナに抹殺されそうになりました。それを救ったのは、身を挺して沙羅花をかばった真道でした。そのおかげで沙羅花は助かりましたが、真道は重傷を負ってしまったのでした。そんな真道を連れて、沙羅花はヤハクィザシュニナから隔絶された空間へと移動しました。そこで沙羅花は真道を治療し、危ういところで真道は命を取り留めたのでした。
沙羅花がいなくなった後、ヤハクィザシュニナは自ら作り出した真道と共に、花森たちの前に現れました。そして新たな力としてナノミスハインを人類に与えること、沙羅花が自分たちに敵対する異方存在であったことなどを伝えました。
その後、複製された真道はナノミスハインについて、世界中に知らせます。そんな真道を見守るヤハクィザシュニナの姿は、どこか寂しさを感じさせました。
前回のラストで変身した沙羅花が登場した時は、このお話はどうなってしまうのかと心配になりましたが、今回の沙羅花の過去を丁寧に描いたところは、はかない命へのいとおしさが感じられて意外と良かったです。
でもヤハクィザシュニナの神秘的な魅力が薄れて、自らの考えだけが正解だと主張する悪役になってしまったのは残念です。
最終更新日 : 2022-10-30
♯10「トワノサキワ'」 JUGEMテーマ:漫画/アニメ …
2017/07/16 09:01 Happy☆Lucky