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2017-04-25 (Tue) 18:44

パソコン創世記/富田 倫生

青空文庫に収録されている、富田倫生さんの「パソコン創世記」を読み終えました。

この本では、トランジスタの誕生から始まり、メーカーが模索しながらのマイコン・キットの販売、さらに自分で組み立てて使うマシンから、あらかじめ完成されたパソコンとしての販売の歴史が語られています。この本の最大のポイントは、日本でのパソコン普及の歴史に絞り込んで、その歴史が記録されていることです。

最初はマニアのおもちゃとしか見なされなかったマイコンが、やがてビジネスの道具として認識されるようになっていく過程が、とても興味深くて面白かったです。IBM PC互換機という路線で拡大するアメリカに対して、日本では日本語処理の問題から、PC98という独自の進化を遂げたマシンが普及していきます。

そしてシステムの根幹も、BASICを基本としたものから、CP/MやMS-DOS、そしてMacintoshやWindowsといったGUI主体のシステムへと発展していく流れ。それにまつわる様々なエピソードが、本当に面白かったです。

私自身は、MS-DOSの時代から本格的にパソコンに触れるようになりましたが、その当時は何かトラブルがあってもネットで簡単に検索というわけにはいかなかったので、問題を解決するまでに本当に苦労しました。(^^;
でも、いろいろと苦労や失敗をしたおかげで、様々なことを学ぶことができました。そして、何日間も悩んだトラブルが、試行錯誤の結果きちんと動くようになった時は、本当にうれしかったです。

思えば、この試行錯誤してうまくいった時の喜びを知ったこと。それが、私がパソコンにのめり込むきっかけになったのだと思います。

本の感想から脱線してしまいましたが、この本を読んだことで自分の原点を再確認できた気がしました。(^^)

最終更新日 : 2022-10-30

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