今年最初に読み終えたのは、アルセーヌ・ルパン全集の第11巻、「三十棺桶島」でした。ヒロイン・ベロニックは、若い頃にボルスキーという男を愛してしまいました。しかしベロニックの父は2人の関係を認めず、怒ったボルスキーはベロニックを誘拐して強引に結婚してしまいました。2人の間には息子が生まれましたが、今度はベロニックの父が、息子を誘拐して逃亡したのです。ところが父と息子を乗せたヨットは、荒波にのまれて沈没し...
この作品はたしかに、怪奇小説っぽいところがありますね。(^^; ドキドキはしましたが、それほど怖くはなかったです。
過去の歴史が物語とつながってくるあたりは、「奇岩城」にも通じるものもあって物語として面白かったです。
機会がありましたら、ぜひ読んでみてください。
実はこの作品読んでないんですよね~
ホラー系だと聞いていたので敬遠していたんです。
でもそのうち読みたいと思います。