日々の記録

アニメと読書の感想をメインにしたブログです。 ☆ゆるゆるっと更新中です☆


アルセーヌ・ルパン全集の第5巻、「813」を読み終えました。

パリのパレス・ホテルに滞在していたダイヤモンド王・ケッセルバッハが、何者かに殺害されました。その死の直前、ケッセルバッハのところにはルパンが訪れていました。ルパンが初めての殺人を犯したのかと、世間は騒然となります。

捜査の指揮を執るのは、国家警察部長のルノルマンです。彼が捜査に入ってからも、ケッセルバッハの秘書のチャップマン、ホテルの清掃をしたボーイが次々と殺されました。現場には、813という数字の入ったレッテルが残されていました。
L.Mという頭文字の入ったシガレット・ケースもその後の捜査で発見されましたが、犯人によって奪い返されてしまいました。

今回ルパンは、セルニール公爵というロシア人になりすましています。奇岩城の事件から4年が経過していて、ルパンはなぜか両親を失ったジュヌビエーブという少女を、乳母に預けて育てさせていました。そしてジュヌビエーブの相手として、事件の重要人物になりすまさせたジェラール=ボープレという青年と知り合わせます。

これまでのルパン・シリーズは、ルパンと彼を追う探偵や警察という形式でしたが、この作品ではルパンに勝るとも劣らない組織との対立も物語の大きな要素になっています。ルパンと敵組織、そして警察の3つがそれぞれの思惑で動いていて緊迫感のある内容でした。物語は大きな仕掛けが明かされたところで、次巻の「続813」へと続いています。

最後に明かされる大きな謎は、途中でなんとなく答えが見えていて、やっぱりという感じでした。(^^;
物語の大筋はとても面白いのですが、その途中でルパンがジェラール=ボープレを追い込んで、重要人物になりすまさせる場面は、ルパンの冷酷な一面が描かれていて、あまり気分のよい展開ではありませんでした。
整合騎士シェータと拳闘士軍の戦い。そしてついに、アスナ登場です!!!

アリスが自ら名乗りを上げたことで、闇の軍勢の目的はアリスを捕まえることに変更されました。そしてアリスたち遊撃隊と、拳闘士軍の戦いが始まろうとしていました。拳闘士軍を迎え撃つのは、これまで存在感のなかったシェータです。

シェータは整合騎士の中でも、かなり変わった存在でした。そんな彼女のために、アドミニストレータは黒百合の剣を与えました。その剣はまるで針のような細さですが、シェータが使うと恐ろしい武器になります。

拳闘士軍の首領は、自分たちの前に立ちはだかったシェータを見て拍子抜けします。しかしシェータの放った一撃を見て、彼女に対する意識が変わりました。そして自らが、シェータと戦います。剣と拳の戦いは、互いに一歩も引かない壮絶な戦いになりました。

戦いの中で、拳闘士軍の首領はシェータが自分たちと同じ、戦いそのものを楽しむタイプだと気がつきました。2人の戦いがどうなるかと思いきや、飛竜でシェータが撤退して勝負は引き分けに終わりました。

一方、闇の軍勢のヴァサゴが、ついに戦場に現れました。彼が狙うのは、人界軍の補給部隊です。次々と兵士たちを殺したヴァサゴの前に、ロニエが現れました。ロニエもヴァサゴの手にかかるのかと思いきや、キリトに鍛えられた彼女は、背後から近づくヴァサゴの気配に気づいていました。

しかしロニエには、ヴァサゴを倒せるだけの力はありません。そして補給部隊の兵士たちの前に、ヴァサゴに率いられた騎士たちが現れました。異変に気づいたベルクーリは、アリスたちを救援に向かわせます。しかしそれは、ベルクーリが1人で正面の軍勢の相手をすることになります。

そんな苦しい状況の中、突然光り輝く女神が現れました。アスナが創世神ステイシアとなってこの世界に現れたのです!
ステイシアの力によって、ヴァサゴと彼に率いられた部隊、そしてベルクーリの前に立ちはだかった部隊は、地割れの中へ落とされました。

というわけで、ようやくアスナ登場ですね!(^^)
マインとルッツがギルド長に会い、孫娘のフリーダのために髪飾りを作ることになるお話でした。

ついにマインとルッツは、紙作りに成功しました。とはいえ、正式にそれを販売するには、商業ギルドに加入しなければなりません。でもギルド長は、ベンノと相性が悪く、簡単にはマインとルッツのギルド加入を認めてくれそうにありません。

そこでベンノは、トゥーリの洗礼式にマインが作った髪飾りを商売の品物として利用することにしました。ギルド長の孫娘のフリーダが、洗礼式の時にあの髪飾りを気に入って、ギルド長はそれを孫にプレゼントしたいと思っていたのです。

ベンノの予想通り、最初はギルド長はまだ見習い前のマインとルッツを加入させることを渋ります。そこでベンノが髪飾りを取り出すと、ギルド長が食いついてきました。そしてマインとルッツは、めでたくギルド入りを認められました。

そして髪飾り作りのため、マインとルッツはフリーダと会うことになりました。ベンノは孫娘のフリーダも、ギルド長と同じように一筋縄ではいかない女の子だと教えます。ところが、マインたちの前に現れたのは、どこから見ても育ちのよい可愛いお嬢さんにしか見えません。

フリーダの希望を聞いたマインは、髪飾りを作ることを約束しました。しかしフリーダが、ツインテールに髪を結っているのを見たマインは、髪飾りも2つあった方がいいのではと提案します。それを聞いたフリーダは、2つ分の代金を支払うと言います。

しかし髪飾りの材料となる赤い糸をフリーダから提供してもらったこともあり、もう1つはサービスするとマインは言います。ところが、それではフリーダが聞き入れません。結局、ルッツの提案で、2人の意見の間を取って、2つ目は1つめの半分の代金で作ることで決着しました。

そしてフリーダの本性が、顔をのぞかせます。稼げる時に稼いでおくのが商人と、マインたちがベンノから言われたのと同じことをフリーダも言います。見た目は可愛いフリーダですが、中身はしっかり商人でお金が大好きな女の子だったのでした。(^^;

そしてフリーダから、マインは身食いの話を聞きました。なんとフリーダも、身食いという病を抱えていたのです。その治療には、かなりの大金が必要になるようです。フリーダがお金に厳しいのは、そんな身の上も関係しているのかもしれませんね。

さらにフリーダは、身食いは自分の夢に絶望した時に悪化することを教えてくれました。マインが自分の夢に向かって突き進んでいる間は、身食いに抵抗できることを教えてくれました。そういえば、マインが倒れた時はいつも、自分の夢が砕かれた時でしたね。

フリーダのところから帰ったマインは、2つめの髪飾りを半額で請け負ったことをベンノに怒られました。稼げる時にはしっかり稼ぐ。それが商人には大事なんですね。(^^;

そしてマインは、フリーダの髪飾りを作り上げました。それをつけたフリーダを見て、ギルド長も満足そうです。
そしてマインとルッツは、フリーダと友達になることができました。

というわけで、今回はマインにフリーダという新しい友達ができるお話でした。その一方で、商業ギルドにも参加できることになり、まだ先は遠いけれど着実に本作りに近づいている感じですね。(^^)
綾のお父さんの帰国と、クリスマスパーティーのお話でした。

世界中を飛び回って動物の写真を撮影している、綾のお父さんが久しぶりに帰国しました。お父さんがいない間に、綾にはお父さんに話したいことが山ほどありました。その1つはもちろん、美姫や翠、エミーのこと。そしてボードゲームのことです。

そのために綾は、近々行うことになっているクリスマスパーティーにお父さんを招待しました。ところが、お父さんは綾との約束を忘れて、その日に仕事を入れてしまったのです。怒った綾は、家から飛び出してしまいました。街を歩いていると、美姫と出会いました。いきなり泣き出した綾に困って、美姫は翠のバイト先の「さいころ倶楽部」へと連れて行きました。

一方、お父さんは綾のお姉さんの花に怒られて、どれだけ綾が自分に話したいことがあったのか気づきます。そして綾を探して、お父さんも「さいころ倶楽部」へとやって来ました。しかし怒っている綾は、お父さんを見向きもしません。

そんな中、店長がここはボードゲームのお店だから、ゲームをしないのなら帰れと言い出しました。それは綾と一緒に、お父さんもゲームをさせるための作戦でした。今回遊ぶのは「ブロックス」という色つきのピースをボードに置いてゆくゲームでした。

一緒にゲームをしながらも、綾はお父さんを避け続けます。しかしゲームを続けながら、お父さんは自分の気持ちを綾に伝えました。自分は思い立ったらすぐに行動してしまう人間だということ。しかし、それを否定したら自分が自分でなくなってしまうこと。そんなお父さんですが、綾や花を大切に思う気持ちは本物でした。たとえ綾に嫌われても、自分は綾を愛し続けると断言しました。

そんなお父さんの言葉を聞いて、ようやく綾の怒りもおさまりました。本当は綾も、お父さんのことが大好きなのですから。こうして2人は、仲直りをすることができたのでした。

後半はエミーのお店で、クリスマスパーティーが開かれました。そこには美姫たちだけでなく、田上や吉岡も呼ばれていました。田上は綾から誘われた時、お父さんに会わせたいと言われたので、盛大に誤解をしていましたけど。(^^;

そして美姫たちに田上と吉岡を加えた6人で、「レディース&ジェントルメン」というゲームをすることになりました。
このゲームでは、プレーヤは2人が1組になります。1人は女性で、お店でパーティーのためのお買い物をします。その間に、男性はカードを集めてお金を貯めて、女性からねだられたプレゼントを買う資金を稼ぎます。

男性が2人しかいないので、翠が男性側にまわり、綾&田上、美姫&吉岡、そしてエミー&翠の組み合わせでゲームスタートです! 田上と吉岡は、このゲームでは男としての器が試されると闘志を燃やします。一方、女性側は可愛く男性にお願いしてアクセサリーなどを買ってもらいます。

結果は、エミー&翠のペアの勝利でした。綾&田上は資金を田上が思ったほど稼げず最下位に、美姫&吉岡は美姫が吉岡に遠慮して高い物を買おうとしなかったので2位に終わりました。(^^;

というわけで、田上と吉岡は不本意な結果でしたが、それぞれに少しは綾や美姫との距離を縮められた感じですね。とはいえ、ペアの破壊力が一番高かったのは、女の子同士ペアのエミーと翠でしたけど。(^^;
アルセーヌ・ルパン全集の第4巻、「奇岩城」を読み終えました。

アンブリュメジーのジェーブル伯爵の屋敷に、夜中に何者かが侵入しました。伯爵の娘のシュザンヌと2年前に両親を亡くして引き取られた姪のレーモンドは、その気配に気づいて目を覚ましました。

レーモンドは銃を手にすると、逃げ出してゆく賊の1人を撃ちました。その弾は賊に当たり重傷を負わせたものの、不思議なことに賊は屋敷の敷地内で姿を消してしまいました。

レーモンドに撃たれたのは、ルパンだったらしいことが判明します。警察は徹底的に周辺を調査しますが、どうしてもルパンを見つけることができません。そこに現れたのが、イジドール=ボートルレという高校生でした。彼の推理力は、学内でも評判になるほどのものでした。

そんな高校生探偵ボートルレが、ルパンの謎を追うことになります。そして彼は、残された謎の文書からエギーユ・クルーズ(空洞の針)というキーワードにたどり着きました。そしてボートルレがその謎を解き明かしたかと思いきや、そこからまたさらに二転三転する展開になります。

この作品には、再びホームズが登場しますが、なんと事件の調査に取りかかる前に、ルパンに捕らわれてしまいます。おまけに、物語のクライマックスではルパンの前に立ちはだかったものの、ホームズの行動が悲劇的な結末を招くことになりました。

物語のメインは、ルパンとボートルレの対決ですが、ホームズはシリーズに登場するたびに酷い役回りになっていて^^;、ホームズも好きなファンとしては、このあたりはちょっと納得いかない感じです。(笑)

とはいえ、シリーズ中の傑作の1つ言われるだけあって、物語はとても面白かったです。特に終盤、エギーユ・クルーズに秘められた歴史が明らかになってくるところが、スケールが大きくてとても面白かったです。
規格外の死神との戦いと、四天王の1人・イライザ=カイゼルとの戦いのお話でした。

キルカプルによって、伝説の鎧は破壊されてしまいました。その上でキルカプルは、自らの命を生け贄に差し出して、最強の死神を呼び出しました。この死神は、聖哉やリスタのステータスを見るスキルでも、全てが規格外すぎてどのくらい強いのかわかりません。

そして聖哉の指示で、リスタたちは神界へと逃げました。しかしなんと、死神は神界までも追いかけてきました。そんな死神に、神界の神様たちが立ち向かいます。しかし、多数の神様の力も死神には通じません。

聖哉は、そんな状況も想定して対策を考えていました。彼は神界最強の女神・ヴァルキュレと死神を戦わせようとしていたのです。しかし普通に頼んでも、ヴァルキュレは言うことを聞くとは思えません。そこで聖哉は、ヴァルキュレが描いていた絵を死神に破壊させることで戦うように仕向けました。

ヴァルキュレの力でも、死神は簡単に倒せる相手ではありませんでした。しかし自身がダメージを受けるけれど、相手を倒せる究極の魔法ヴァルハラ・ゲートを使って死神を倒しました。その時に、ヴァルキュレはダメージを受けることを喜ぶマゾだということも明らかになりました。

そして聖哉はヴァルキュレの元で修行することになり、マッシュとエルルはアリアのところで修行の続きをします。リスタは聖哉に酸っぱい匂いがすると言われたことにショックを受けて^^;、お風呂で体が真っ赤になるまで洗いました。

そしてリスタは、イシスターから呼び出されました。ゲアブランデの魔王軍が、帝国の本拠地まで迫っているというのです。リスタは聖哉と、修行の成果で完全な竜になれるようになったマッシュと魔力がさらに強化されたエルルを連れて、ゲアブランデへと向かいました。

そこでは魔王軍四天王の1人・イライザ=カイゼルが、城の前まで軍団を進めていました。イライザ=カイゼルは、最強の人間との戦いを希望します。聖哉が戦うことになるのかと思えば、イライザ=カイゼルの前に立ちはだかったのは戦帝でした。

戦帝は信じられないほどの強さで、イライザ=カイゼルを瞬殺して、彼の率いる魔王軍団を瞬殺しました。この人がいれば、聖哉が戦わなくてもいいんじゃない!?と思いきや、戦帝はその力を使うと赤ん坊の姿になってしまうようです。(^^;

というわけで、やっぱり聖哉が戦うしかなさそうです。しかし今の聖哉は、いつもの決め台詞「レディ・パーフェクトリー」を言わずにここに来ています。そんな聖哉が、魔王と戦って勝つことができるのでしょうか!?
伊東道風さんの「万年筆バイブル」を読み終えました。

この本では、初めての万年筆の選び方、正しい使い方、その構造、インク、世界の万年筆メーカーなどについて、コンパクトにまとめられています。またパイロットの万年筆の製造現場を取材した、カラー写真付きのページもあって、どんな風に万年筆が作られるのかを知ることもできます。

個人的にはデジタル大好きなので、最近では手書きで文字を書くことは少なくなっていました。この本を手に取ったのは、久しぶりに手書きで文章を書こうとしたら、あまりにも漢字を忘れていることに愕然としたからです。(^^;

字を書くだけなら、鉛筆でもボールペンでもいいですが、それだとモチベーションが上がりません。そこで万年筆を使ったら、少し特別な感じで文章を書けるのではないかと思いました。

しかし、ちょっと調べただけでも万年筆は安い物から高い物まで、ものすごく種類があります。また、最近いろいろなインクが販売されていて、それを試してみたいという気持ちもありました。でも、どれを買ったらいいのかわからず迷っていました。そんな時にこの本の内容は、とてもわかりやすくて参考になりました。
東と西で、それぞれ戦う太一と新。そして原田先生の踏ん張り!

周防名人に言われたことが心に引っかかって、新はいつもより荒いかるたをとっていました。それでも、気がつけば3回戦まで勝ち抜いていました。

一方、太一はK大かるた会の小石川秀作とあたって苦戦していました。小石川は攻守に優れた選手で、太一は大きくリードされてしまいます。しかし小石川は強いけれど、ポカも多いという欠点がありました。それに助けられ、自分の本分が守りかるたにあることを思い出した太一は、ついに小石川と並びます。

その頃、修学旅行中の千早は、試合の結果が気になって上の空です。そんな千早を、クラスメートのみちるが叱りました。せっかく千早のために旅行のプランを考えたのに、千早の心がここにないからです。それに気づいた千早は、みちるに謝り、修学旅行に集中しました。先生になりたい千早自身が望んだからこそ、千早は今ここにいるのですから。

とはいえ、千早は競技カルタで強くなることを目指してきたので、百人一首で読まれている歌のバックグラウンドには詳しくありません。しかしそれも、途中で奏と合流できたことで解消されました。そんな奏は、村上天皇が主催した天徳内裏歌合の展示を見て感激して涙していました。奏の解説を聞いて、千早はこの歌合も競技カルタとは違う形の戦いだったことに気づくのでした。

そして太一と小石川の対決は、運命戦に突入していました。そこで読まれた札は、小石川の陣にあるものでした。それを小石川が着実に抑えて、太一は勝負に敗れたのでした。太一を心配した菫は、彼に声をかけようとしますが、それは筑波に止められました。敗れた悔しさは、1人でかみしめるしかないのです。

一方、新は準決勝を勝ち抜いて決勝に進みました。しかし決勝での対戦相手は、同じ南雲会の先輩・村尾さんになりました。同門同士の戦いですが、新は勝ち抜くことができるのでしょうか!?

そして東の準決勝では、原田先生が小石川と対戦していました。原田先生は、左膝の痛みに耐えながらの戦いです。しかし、気合いは全く衰えていません。その様子を観戦した太一は、いつも原田先生が言っていたことを思い出しました。長い間カルタを続けていると、読まれない札がわかるようになると先生は言います。

そして、そんな先生の言葉を証明するように、運命戦に突入した原田先生と小石川の対戦では、先生の陣の札が読まれたのです。こうして原田先生は、決勝へと進みました。しかし決勝の対戦相手は、北央の須藤です。太一との因縁も深い須藤を相手に、原田先生は勝利することができるのでしょうか!?

というわけで、このところ急成長の太一でしたが、名人戦予選の壁は想像以上に厚いものでした。しかし東では原田先生が決勝に進出して、西では新が戦いに挑みます。どちらの試合の行方も気になります!
アルセーヌ・ルパン全集の第3巻、「ルパンの冒険」を読み終えました。

百万長者のグルネイ=マルタンは、ルパンからの予告状に怯えていました。彼が集めた数多くのコレクションと共に、その中でも特に価値のあるランバール王女の宝冠が狙われていると知ったからです。グルネイ=マルタンは、娘のジュルメーヌの婚約者であるシャルムラース公爵の提案で、宝物があるパリの屋敷へと向かうことになります。

今回、ルパンの捜索にあたるのはゲルシャール警視正です。どうしてガニマール警部じゃないのかと思ったら、この作品はもともとお芝居として作られて、そのお芝居を見たガリマールという人物が、ルパンにしてやられる警部の名前が自分と似ていることを抗議したからでした。

お芝居として元々作られた作品のせいか、1つの場面で登場人物の会話の応酬が長いのが少し気になりました。そして物語の結末では、ルパンがある決断をしているのも、その後の彼の活躍を考えると不思議な気がしました。

次はいよいよ、有名な「奇岩城」です。昔読んだ覚えはありますが、内容は完全に忘れているので^^;、新鮮な気持ちで物語を楽しめそうです。
アリスたちを守るために、エルドリエが自らを犠牲にするお話でした。

アリスの放った強力な魔法攻撃は、闇の軍勢を驚かせました。そして攻撃を生き延びたウルフ族の首領から、暗黒神ベクタの目的が光の巫女を探し出すことだとアリスは知りました。そして、その巫女が自分のことらしいとも気づきました。

そんな中でエルドリエは、自分が戦力らしい戦力になっていないことを悔いていました。エルドリエをアリスは励ましますが、それでもエルドリエの気持ちは晴れません。

一方、壊滅的な打撃を受けた闇の軍勢では、ベクタが容赦ない攻撃を命じていました。魔術の源として、死んだ者の魂が使われていることを知ったベクタは、自らの軍勢の一部を犠牲にして攻撃するように命じました。そしてオーク3,000名が生け贄として使われることになりました。

このような決定を受け入れることに、オーク族の首領は当然反発します。しかしベクタに逆らうことはできず、愛する女オークを含む3,000名を、首領は生け贄として差し出したのでした。

その頃、敵の目的を知ったアリスは、自らを囮とする作戦を立てました。当初は、自分1人で敵の注意を引きつけるつもりでしたが、ベルクーリの判断で彼を含む3割の戦力がアリスと行動を共にすることになりました。

アリスたちが出撃したところに、生け贄を使った闇の軍勢の魔法攻撃が放たれました。それに巻き込まれれば、ただでさえ戦力の少ない人界軍は大きな被害を出すことになります。それを救ったのは、自らの命を投げ出したエルドリエでした。
彼はその身で、強力な魔力の全てを引き受けました。彼の天命はあっという間に尽きますが、なんと天命がマイナスになってもエルドリエは攻撃を受け続けます。

そのおかげでアリスたちは救われましたが、ボロボロになったエルドリエはアリスに抱かれながら息を引き取ったのでした。エルドリエの死に激昂したアリスは、自らが光の巫女だと闇の軍勢に向かって言い放ちました。目的のものを前にして、ベクタはほくそ笑みます。

というわけで、ベクタの非情さとエルドリエの凄絶な死が描かれました。
紙作りが成功して、マインがルッツに真相を話すお話でした。

ベンノから紙作りのために倉庫を借りて、マインとルッツの作業がスタートしました。しかし2人だけでは、必要な道具を作ることも難しいので、他の大人にも協力を頼みます。大人に仕事を依頼するコツも、マインはすぐにつかみました。そんなマインの様子を、ルッツは不審な目で見ています。そしてマインは、ルッツと約束をしました。紙作りが成功したら、事情を話すことを。

天気の良い日にマインとルッツは、森に出かけました。そこで材料になりそうな木を集めて、紙の原料を手に入れるのです。ルッツが森の奥に材料を探しに行っている間は、マインは木を煮る鍋の火の番をします。その時マインは、不思議な赤い球根のようなものを見つけました。

それはトロンベと呼ばれる、危険な植物でした。爆発したトロンベは、周囲に種をまき散らして急激に成長しました。危険を感じたマインは、ルッツを大声で呼びました。この植物が森の中にあると、あっという間に成長して森を占領してしまうのです。ルッツと森に来ていた子供たちの活躍で、トロンベは退治されました。

そんな危険なトロンベですが、なんとマインはそれすらも紙作りの材料にしてしまいます。鍋の中で木を煮るマインは、材料をかき回すものが必要だと気づきました。そこでルッツにお願いして、簡単な箸を作ってもらいました。しかし器用に箸を使うマインに、さらにルッツの不信感が高まります。

こうして材料を手に入れたマインは、いよいよ紙すきに挑戦します。転生前にマインは、紙すきを経験していました。その経験が活きましたが、さらにルッツの不信感を高めることになりました。そしてついに、念願の紙作りが成功しました!

そしてマインは、ルッツに本当は自分はマインじゃないと打ち明けました。元々のマインの意識がどうなったのかよくわかりませんが、どうやらすでに死んでいるようです。その代わりに、今のマインがマインになったのです。そんなマインに、ルッツは本物のマインを返せと訴えます。しかし、マインにそんなことはできません。

真実を打ち明けた後で、マインはルッツが望むなら今のマインは死んでもいいと伝えました。お母さんに木簡を燃やされた時、絶望して熱を出したマインはこのまま死んでもいいと思っていました。それを救ったのは、マインの夢を支えようとしてくれるルッツだったのです。

そんなマインに、ルッツは俺のマインはお前でいいと、今のマインを認めてくれました。ルッツはマインが髪にかんざしをするようになった時から、マインのことを疑っていました。しかし、ルッツがよく知っているマインは、この1年間を一緒に過ごしたマインでした。この場面、なんとなくルッツがマインにプロポーズしてるみたいでしたね。(^^;

こうして完成した紙を、マインはベンノに見せました。ベンノはその出来映えに驚きました。さらにベンノを驚かせたのは、一番書き心地が良い紙は危険なトロンベから作られたことでした。でも、トロンベを量産するのは危険すぎますね。(^^;

というわけで、ようやく紙が完成して、マインとルッツの間の溝も埋まりました。紙が完成したのは、素晴らしいことですが、それ以上にルッツが今のマインをマインだと認めてくれたことが素敵なお話でした!
ウォルター・アイザックソンさんの「イノベーターズII」を読み終えました。

この巻では、パーソナルコンピュータの誕生、ソフトウェアの発達、ネットワークとWebの誕生、ブログやウィキペディアの出現について紹介されます。最終章として、人間のようなコンピュータではなく、人とコンピュータがお互いの長所で協力し合う未来が語られていました。

1巻は自分自身が直接関わる前の時代のお話でしたが、2巻では自分も関わった時代の出来事も語られていて、読んでいて懐かしく思うところもありました。ただ内容的に、ブログとウィキペディアの重要性が強調されすぎている気がしました。

気軽にネットに記事を投稿できたり、共同で百科事典を作る取り組みは、たしかに有意義なものだと思います。しかし、この2つは他の章で取り上げられているような革新性は、個人的には感じませんでした。これらを取り上げるなら、TwitterやGithubなども取り上げて欲しいと思いました。

とはいえ、全2冊にコンピュータの歴史がコンパクトにまとめられた、わかりやすくてよい本だと思います。この本を読んで、コンピュータのことをもっと知りたいという人が増えるといいなあと思いました。