日々の記録

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山田正紀さんの「神狩り」を読み終えました。

S大の情報工学部の天才、島津圭助は石室に刻まれた不思議な「古代文字」を研究していました。彼がどれだけ努力を重ねても、その文字は解読できないのです。そして彼は、それが人間には理解不能な構造を持っていることを突き止めました。

そして島津は、古代文字の存在を知る謎の組織に拉致されてしまいました。そこで彼は、さらに研究を進めることを強いられます。組織の施設から脱出した島津は、やはり古代文字の秘密を追い求めている神学者の芳村、華僑とつながりのある宗、霊感能力者の理亜(ゆりあ)と出会いました。

芳村たちは、古代文字は神からのメッセージだと信じていました。過去にもこのような文字が人間界に現れたことがあり、それを解読できた者は世界を支配することが出来ると信じられていました。神はそうして人間たちが困惑して、争う様子を見て楽しんでいるのだと言います。

彼らに手を貸すことを決めた島津は、仲間たちが次々と死んでゆく中、それでもなんとか神と戦おうとします。

1976年の発表当時、大きな衝撃を与えた作品だったようですが、今となっては衝撃度も少ない気がしました。物語の結末も、大風呂敷を広げたわりには、あっさりしていて物足りない感じがしました。