キャロルとチューズデイが、火星中のミュージシャンと一緒に1つの歌を歌おうとするお話でした。グラミーの途中で倒れたアンジェラは、薬の過剰摂取でダメージを受けていたものの、なんとか命は助かりました。順調にアンジェラの体は回復していますが、傷ついたアンジェラの心はいまだに閉ざされています。そんなアンジェラの元に、元マネージャーのケイティが駆けつけました。ダリアの葬儀は、ケイティの手配で行われました。その...
日々の記録
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眉村卓さんの「二十四時間の侵入者」を読み終えました。この本には、「二十四時間の侵入者」と「闇からきた少女」の2作のジュブナイル小説が収録されています。どちらも中学生が主人公のお話です。「二十四時間の侵入者」は、絵画部の写生会に参加した住野隆一と小沢未代子が怪しげな少年を目撃します。それを境に、2人だけでなく日本全体が混乱に陥る事件が発生します。怪しげな少年はどこからやって来たのか、そして彼らの目的...
マーズ・グラミーが開催されるお話でした。ガスの計らいにより、キャロルとチューズデイは憧れのクリスタルと共演できることになりました。そのステージで歌う曲作りに、2人は没頭します。クリスタルは音楽に対して妥協しない人で、その期待に応えるのは2人にはたいへんなことでした。クリスタルから与えられたテーマは、火星の状況が次第に悪くなる中、それでも一筋の希望を見いだせるような曲でした。何度もダメ出しをもらいボ...
眉村卓さんの「幻影の構成」を読み終えました。いつともわからない未来、人類はイミジェックスと呼ばれる小型のイヤフォンから、あらゆる情報や娯楽、癒やしを得て暮らしていました。しかし第八都市に暮らすラグ・サートという青年だけは、イミジェックスに依存しきることなく、彼ら一般市民を統率する中央登録市民になるために努力を重ねています。そしてラグは、なんとか中央登録市民になりました。しかしそこで彼は、中央登録市...
「彼方のアストラ」も、今回で最終回です!最後の惑星ガレムでの食料調達も順調に終わり、ついにカナタたちは故郷アストラへ向かいます。その度の途中で、シャルスが惑星アストラの謎について話します。ワームホールを使ってアストラへと移民した人類でしたが、それには多くの困難を伴いました。一時は、人類が危機的な状況を迎えたこともあったのです。そして、大きな決断が下されました。最初の移民者たちは、次の世代に事実とは...
キャロルとチューズデイが順調にアルバムを完成させる一方、アンジェラが精神的に追い詰められるお話でした。アンジェラのステージママ・ダリアが、倒れて入院してしまいました。ダリアが腹立ちまぎれに言った言葉が、アンジェラは引っかかっています。自分なりに過去を調べたアンジェラですが、なぜか何も記録が残されていません。なぜアンジェラの過去が消されているのでしょうか。一方、キャロルとチューズデイはアルバムの最後...
シャルスの秘密が明かされるお話でした。ワームホールを使って、アストラ号に集められたメンバーを抹殺しようとした刺客は、シャルスでした。彼は自分はヴィクシア王制地区の王のクローンだと明かしました。そしてシャルスは、なぜ刺客になったのかを語ります。生まれた時から、シャルスは自分が王のクローンだと知らされていました。それをシャルスは、当たり前のこととして受け入れていました。特別なにかしたいことはありません...
いよいよ「PSYCHO-PASS サイコパス」も最終回です!狡噛と槙島の戦いが続いています。狡噛は槙島とナイフを使って戦います。槙島の方が体術では少し狡噛より勝っているようですが、狡猾さでは狡噛の方が上でした。組み伏せられたギリギリの状況から、狡噛は反撃に出て槙島に深手を負わせました。しかし狡噛がとどめを刺そうとした時、朱が現場に駆けつけました。その隙を突かれて、再び槙島は逃亡しました。朱は狡噛に槙島を殺させ...
火星の状況が、一気に不穏になるお話でした。サイドニア・フェスでキャロル&チューズデイは、リベンジに成功しました。そんな彼女たちに、今度はマーズ・グラミーの新人賞にノミネートされました。とはいえ、ノミネートされたメンバーの中にはアンジェラもいて、簡単に2人が新人賞を獲ることはできませんが。キャロルは、前回のフェスで出会ったエゼキエルが、幼なじみのアメルだと信じていました。しかしエゼキエルに冷たい態度...
山田正紀さんの「神狩り」を読み終えました。S大の情報工学部の天才、島津圭助は石室に刻まれた不思議な「古代文字」を研究していました。彼がどれだけ努力を重ねても、その文字は解読できないのです。そして彼は、それが人間には理解不能な構造を持っていることを突き止めました。そして島津は、古代文字の存在を知る謎の組織に拉致されてしまいました。そこで彼は、さらに研究を進めることを強いられます。組織の施設から脱出し...
ついに刺客が判明しました!ポリーナとカナタたちが目指す故郷は、違う場所でした。ポリーナは地球を目指していましたが、カナタたちの目指していたのは惑星アストラでした。さらにカナタたちとポリーナでは、過去の歴史にも食い違いがありました。カナタたちの世界では、第三次世界大戦が起きていたのです。その後、世界は1つにまとまり、必死に復興を続けました。その結果、今のような繁栄した世界になったのです。一方、ポリー...
公安と槙島・狡噛が、三つ巴の争いを繰り広げるお話でした。槙島を追って、狡噛はウカノミタマ防御ウイルスの研究施設にやって来ました。管巻を殺して生体認証を突破した槙島と違い、狡噛は簡単に施設に侵入することはできません。そこに彼の予想よりも早く、公安のヘリが駆けつけました。槙島のウカノミタマ防御ウイルスを操作して、ハイパーオーツを絶滅させるという目的を阻止するために、朱は施設の電源を落として全システムの...
米澤穂信さんの古典部シリーズ「いまさら翼といわれても」を読み終えました。久しぶりの古典部シリーズだったので、奉太郎とえる以外の登場人物を忘れかけていました。(^^;この本には6作の短編が収録されています。生徒会選挙の不正の謎を描いた「箱の中の欠落」、中学時代の卒業制作に関わる謎を解き明かす「鏡には映らない」、中学時代の先生の不思議を調べる「連峰は晴れているか」、摩耶花の漫研問題を描いた「わたしたちの伝...
サイドニア・フェスで、アンジェラがブラックナイトに命を狙われるお話でした。警察の調査でもわからなかった、アンジェラのストーカー手段をタオが突き止めました。ブラックナイトは、アンジェラの飼っているAIペットをハッキングして彼女のプライバシーをのぞき見していたのです。アンジェラを守るために、タオが捜査に協力することになりました。一方、キャロル&チューズデイはサイドニア・フェスの準備をしています。以前に代...
マリオ・バルガス=リョサさんの「緑の家(下)」を読み終えました。「世界終末戦争」ほどの大作ではありませんが、かなり読み応えのある作品でした。下巻では、上巻ではわからなかった登場人物のつながりがみえてきます。40年ほどの間に起きた、5つの事件が交錯して描かれていました。メモを取りながら読んでいたわけではないので、途中でこれって誰だっけ!?ということも何度かありましたが^^;、そんな風に混乱してしまうところもこ...