日々の記録

アニメと読書の感想をメインにしたブログです。 ☆ゆるゆるっと更新中です☆


芽衣たちが、藤田の家を訪れるお話でした。

鴎外と一緒にダンスの稽古をしていた芽衣ですが、それを見ていた春草が黒猫探しに行くと言い出しました。それは自分の仕事だからと、芽衣も春草に同行することになりました。芽衣と鴎外のラブラブぶりに、ちょっと春草が嫉妬してるのが可愛かったかも。

芽衣たちは、ばったりと八雲や鏡花と出会いました。そうそう。今回は、鏡花の師匠の尾崎紅葉も登場しました。紅葉も、例によってチャラい人でした。それを振り切って、芽衣たちは八雲に連れられて猫が集まってくるカフェに向かいます。

でもカフェらしきものはないと思ったら、カフェとは藤田の家でした。意外にも、藤田は家事が得意でした。料理に掃除、お裁縫と、とってもいいお母さんな雰囲気です。(^^;

最初は芽衣たちを迷惑に思っていた藤田でしたが、いつしか芽衣に心を動かされていました。でもちょっと気になるのは、藤田の手伝いをしていた芽衣が、急にめまいに襲われたことです。これはやはり、元の時代に帰らなければならない前兆なのでしょうか!?
牢屋に入れられた大介のところに、さまざまな人たちが訪れるお話でした。

自分の暴走が原因で負傷者も出たというのに、牢屋に入れられた大介に反省する様子は見られません。負傷者が出たことで、外では戦争反対を訴える市民の姿もあります。

今後を話し合う会議の席では、商工会代表の横山が不安をあおりたてます。それに対応するために、黒岩はミロから聞き、一般には公開してない情報を明らかにしました。リヴィジョンズは、自らが生存するために人間の細胞を必要としていること。その本拠地にある人工量子脳を破壊すれば、渋谷は元の時代に戻るれること。パペットは大介たちだけが動かせるように、あらかじめ予定して作られたこと。

ミロは渋谷の人たちに協力的ですが、アーヴの上層部には別の思惑があるようです。しかし、それはミロにも知らされていません。ミロと上層部のやりとりをみると、ミロも上層部に利用されている感じですね。リヴィジョンズの幹部と違い、アーヴの上層部は姿もみせませんし、なんかこっちの方が悪役っぽい気が・・・。(^^;

前回、謎の敵と遭遇して大介が操縦していたパペットが破壊されました。それをどうするのかと思ったら、なんと倒したシビリアンのパーツを再生利用して、パペットを修理することができるのでした。パペットもシビリアンも、元々は同じものから作られているのでしょうか!?

牢屋にいる間に、さまざまな人たちが大介のところを訪れました。友人や叔父さんは、大介に反省を促しますが、大介は聞く耳を持ちません。驚いたことに、リヴィジョンズの幹部ニコラスも大介の前に現れました。ニコラスは、チハルのボディが完成することで焦りを感じているようです。

そして黒岩は、思い切った作戦を決意しました。S.D.Sに、リヴィジョンズの本拠地を攻撃させようというのです。
その作戦には大介も加えるべきか、判断はガイたちに委ねられました。ガイはもちろん、大介が参加しないことを望みます。彼らを補佐する泉海も、ガイと同じ考えです。ところが、ルウや慶作は大介も加えるべきだと言います。

そしてマリマリが大介の参加に賛成したことで、大介も作戦に加わることになりました。こうしてS.D.Sは、作戦を決行することになりました。そのことを黒岩は、後からミロに伝えました。作戦の実行を決定したのは、あくまで黒岩たちでミロに責任はない状況を作ったのです。その上で黒岩は、ミロにS.D.Sを支援して欲しいと頼んだのでした。

なんだか状況が複雑で混乱してきましたが^^;、ミロの立場を考慮した上で作戦を考えた黒岩がかっこよかったかも。
エマたちが、表面的にクローネと手を組むお話でした。

突然エマたちの前に現れたクローネは、取引を持ちかけました。クローネはエマたちの脱走を故意に見過ごし、その失点を利用してイザベラから孤児院の管理者の地位を奪い取るつもりでした。さらにクローネは、エマたちに衝撃の事実を教えました。

クローネもイザベラは、鬼ではなくエマたちと同じ人間でした。彼女たちは孤児院の管理者となったことで、生き延びていたのです。その代償として、彼女たちは孤児院に縛られています。体の中に電流を発生させる装置を入れられて、孤児院から出ると装置が発動するのです。

あまり良い申し出ではありませんでしたが、エマたちはクローネと手を結びました。今回は、ここからのお互いの腹の探り合いが見応えがありました。クローネの部屋に呼ばれたエマとノーマンは、クローネと話をしました。そのわずかのやり取りから、クローネはエマたちが発信器の存在とその壊し方を知っていると見抜いたのです。

一方、レイはイザベラにお願いして、ポラロイドカメラを手に入れていました。発信器を壊す道具を作るために、それが必要だったのです。カメラを手に入れたことで、レイは道具を作る準備が整いました。その一方で、密かにレイの持ち物を調べたクローネは、何か重大な情報が書かれたメモを手に入れました。

そして唐突に、クローネに本部からの通達が届きました。それは何を伝えるものなのでしょうか。

孤児院で育てられている子供たちの中で、女の子には孤児院のママとなって生き延びる道があったのが驚きでした。
クローネは体力だけが取り柄かと思ったら、意外と頭も切れるんですね。(^^;
慧とグリペンが、再び模擬戦でファントムと対決するお話でした。

グリペン、イーグル、ファントムの連携が出来ていなかったせいで、ザイの前線基地を叩く作戦は失敗しました。このままではいけないと考えた慧は、再びファントムに模擬戦を挑みました。慧は自信満々に、次こそは必ずファントムを倒してみせると断言しました。

慧とグリペンがファントムに勝てば、ファントムは慧の言うとおりにすると約束しました。しかしグリペンが負ければ、慧はファントムのパートナーにならなければなりません。

そして模擬戦が始まりました。シミュレータを使った戦いの前に、慧はエンジニアに頼んでファントムのシミュレータに小細工を仕掛けます。しかし、それはあっさりとファントムに見抜かれました。そしてファントムは、得意のハッキングでグリペンを追い詰めます。

ところが、グリペンはきっちりとファントムをとらえていました。その理由は、グリペンを飛ばしていたがアニマのグリペンではなく、慧だったからです。慧はファントムのハッキングに備えて、あらかじめグリペンと自分のシステムを分離しておいたのです。

勝負に負けたファントムは、慧に従うことを約束しました。そして彼らは、再びザイの前線基地に向けて出撃します。
ところが、前線基地に到着する前に米艦隊がザイの襲撃を受けているという情報が入りました。米軍を援護するために、イーグルが向かいます。基地攻撃を支援するファントムを守るのは、グリペンだけになりました。

慧とグリペンは、1機だけでファントムを守り抜くことができるのでしょうか。

ぽんこつなグリペン^^;、自信満々だけど意外とちょろいイーグル^^;、最終的な目的達成だけを優先するファントムと、それぞれが個性的で面白いですね。そんな3人をまとめる慧は、この先も苦労しそうですね。(^^;
月村了衛さんの「黒涙」を読み終えました。

前作「黒警」で、警視庁の組織犯罪対策部の沢渡は、義水盟の沈と兄弟の契りを結び、警察内部の黒色分子として活動することになりました。

今回は、中国に対する防諜が大きな問題となり、特別チームが編成されることになりました。その中に、なぜか冴えない警察官の沢渡も選ばれました。沢渡は中国語に堪能だったために、今回のメンバーに選ばれました。しかし、捜査チームが調査を続けても、全く成果が上がりません。

そこで沢渡は、沈の人脈を頼り、インドネシアの青年実業家ラウタンに捜査への協力を求めました。表向きは実業家のラウタンですが、沢渡と同じく沈とは兄弟の契りを結んでいました。ラウタンからの情報により、捜査は急激に進展します。

ところが、ラウタンにシンシアという中国諜報機関の美女が接触してきました。ラウタンは危険を承知で、シンシアとの関係を続けます。そして物語は、悲劇的結末を迎えます。

前作と比べて、中盤以降が物足りませんでした。ラウタンとシンシアの関係が、物語に予想外のイレギュラーをもたらすのかと思えばそうでもなく、後半の展開が駆け足すぎる上に残虐すぎて読み終えた後に気分が悪くなりました。(+.+;
人嫌いの素晴の家に、大翔が妹弟を引き連れてやって来るお話でした。

素晴が河瀬さんと次の単行本のデザインを検討していると、そこに大翔が妹や弟を引き連れてやって来ました。大翔なりに素晴を気遣ってのことですが、人嫌いの素晴にとっては苦痛以外の何物でもありません。(^^;

大翔の双子の弟妹・隼翔と鳴海を中心に、3歳の海空も加えて、素晴の家は大にぎわいです。もちろん犠牲者は素晴だけでなく、ハルも子供たちのオモチャにされてたいへんです。

大翔の妹で高校生の渚は、どうやら素晴に好意を持っているようです。少しでも素晴とお近づきになりたくて、渚はお勧めの本を素晴に尋ねました。しかし本好きにとっては、これは大問題です。それぞれの本に素晴らしさがありますし、どんな本が渚の好みなのかもわかりません。

それでも何とか素晴は、自分が渚と同じ年頃に読んでいた本を選び出しました。その本を素晴から貸してもらって、渚はうれしそうです。

さらに大翔は、素晴の家で夕食を食べていくと言い出し、中華料理を注文することになりました。お母さんと一緒に注文を届けに来た女の子は、なんと昔ハルに餌をあげていた女の子でした。その女の子・春は、素晴のところでハルが元気に暮らしていてうれしそうです。

というわけで、素晴もハルも大翔たちが帰った後はぐったりしてしまいました。それでも今回のことがきっかけで、素晴も少しは外の世界に興味を持ち始めたようです。河瀬さんから提案されて即拒否したサイン会ですが、この流れだと引き受けることになりそうですね。

今回は素晴パートが多めでしたが、大翔の元気な妹弟、素晴を慕う渚、ハルを助けてくれた春の登場と、いろいろ盛りだくさんで面白かったです。

ただハル・パートで、無理矢理だっこされたハルが海空をひっかかなかったのには違和感がありました。猫から見たら幼い女の子でも大きくて怖い存在だと思いますし、海空はここでハルにひっかかれることで、どんなことをしたら猫が嫌がるのかを知るチャンスだったと思いますので。(^^;
鏡花が執筆中の戯曲から、竜神が外の世界に抜け出してしまうお話でした。

芽衣は、春草の猫探しを続けています。でも雨続きで、なかなか探しに出ることができません。ようやく晴れ間が見たので、猫探しに出かけた芽衣は、不忍池で鏡花と出会いました。鏡花は執筆中の戯曲から抜け出した竜神・白雪を探していたのです。

白雪は、物語の中で離ればなれになってしまった恋人と会いたいと願っていました。そんな白雪を鏡花は説得しようとしますが、白雪はそれを聞き入れません。それを見た芽衣は、鏡花の力になりたいと思いました。しかし、それを鴎外に話すと、危険だからダメだと止められました。

しかし芽衣は、どうしても鏡花のことが気になります。不忍池にやってきた芽衣は、暴れる白雪が藤田に退治されそうになっているのを知りました。そして芽衣は、池へと入り込んでしまいました。芽衣は池の底深くへ、沈んでいきます。それを救ったのは、どこからともなく現れた鴎外でした。

というわけで、芽衣と鴎外のラブラブぶりが深まりつつ、鏡花も芽衣のことが気になりだした様子ですし、春草も芽衣に心引かれています。それなのに、芽衣が現代に帰る日が近づいています。それは同時に、鴎外との別れや鏡花のお芝居を観られなくなることです。その日が来た時、芽衣はどんな決断をするのでしょうか!?
キリトがアリスに、これまでのいきさつを話す形の総集編でした。

チュデルキンの出現で、ユージオがどうなるのか気になるところですが、残念ながら今回は総集編でした。
こうして振り返ってみると、アリス以外の整合騎士との戦いの重要度の低さが、あらためて感じられますね。(^^;

今回は省かれていましたが、キリトとは別にオーシャン・タートルでのアスナの状況も気になります。こちらも何か動きがあったようですが、そのまま放置されてますので。(^^;
月村了衛さんの「黒警」を読み終えました。

警視庁の組織犯罪対策部に所属する沢渡は、冴えない警察官です。警察の悪い慣習に染まり、上のいうことには逆らわず、もめ事には積極的に関わらず、離婚した妻への慰謝料の支払いにも困り、死んだような毎日を送っていました。

そんな沢渡は、偽造商品の販売経路の調査中に、かって知り合ったヤクザ・波多野の出会いました。なぜか波多野も、沢渡が追っている内容に関心を持っています。さらに、そんな2人に裏社会の組織・義水盟の沈という人物が接触してきました。この出会いをきっかけに、物語の中盤以降で沢渡は大きく変わることになります。

お話の中盤までは、沢渡の情けなさにうんざりさせられましたが、中盤以降で覚悟を決めてからの活躍はとても面白かったです。この作品は続編も刊行されているので、そちらも続けて読んでみたいと思いました。
大介と慶作が独断で、リヴィジョンズに捕らわれた人たちを救おうとするお話でした。

マリマリが知った、リヴィジョンズのシビリアンも人間だという情報は大介たちを動揺させました。そしてミロは、これまで大介たちには話さなかった、リヴィジョンズのことを話します。

世界的な伝染病が発生した時、各国は協力して対処しようとしました。しかし、根本的な解決方法はみつかりませんでした。やがて世界はアーヴとリヴィジョンズという2つの勢力に分かれました。

リヴィジョンズは、機械と融合することで命をつなぎました。しかし、この方法には大きな問題がありました。機械と融合した人間は、定期的に新しい細胞を補給しなければなりません。そのために、犠牲となる人間が必要だったのです。

そんな中、リヴィジョンズに捕まった大介の叔父さんが救助されました。隙を突いて脱出してきたのです。
叔父さんからリヴィジョンズの拠点の方向を知った大介は、母親が捕まっている慶作と共に独断でパペットを動かし救助に向かいます。

そんな大介の前に、サソリのような姿をした敵が現れました。しかし、それはリヴィジョンズではありませんでした。
大介はその敵と戦いますが、全く相手になりません。おまけに不用意な戦いが原因で、渋谷の人々に負傷者を出してしまいました。戦いの中、敵は大介に語りかけていました。それは大介の醜い本性を指摘するかのような弾劾でした。

結局、大介はその敵にあしらわれただけでした。渋谷に帰った大介は、黒岩署長の判断で留置所に入れられました。

う〜ん、やっぱり大介が最悪かも。(^^;
ここまで味方の足を引っ張る困ったちゃんだったとは。そんな大介に、マリマリやルウまでもがかばうような言動をみせるのは何となく解せない感じかも。
ドンとギルダが、エマたちの隠していることを知るお話でした。

ママの隠し部屋に入り込んだドンとギルダは、そこでコニーが持って行ったはずのぬいぐるみを発見しました。それを見た2人は、コニーはどこかに連れ去られたのではなく殺されたのだと気づきました。

本当のことを話してくれなかったことで、ドンは激しく怒りました。自分の能力がエマたちには及ばないことは承知していながら、それでもドンは本当のことを話して欲しかったのです。そんなドンを見てエマは、自分に覚悟が足りなかったことに気づきました。

エマに欠けていたのは、仲間を信じる覚悟でした。それを悟ったエマは、これからは大切なことはみんなで共有するとドンに謝りました。そして、いよいよ脱走計画の実行の時が近づきます。

本格的な脱走の前に、エマたちは外の世界のことを少しでも知りたいと考えていました。エマたちの目的は、単に孤児院から脱走するだけでなく、その後も生き延びることだからです。その手がかりとなりそうな本が、図書室に置かれていました。

本の中に何冊かは、同じ人物から寄贈されたものでした。それを示す蔵書印に、エマはモールス符号が隠されていることに気づいたのです。それは断片的に、エマたちに外の情報を知らせるものでした。しかし、その中になぜか2冊だけ意味不明な本がありました。この2冊の本には、何か特別な意味があるのでしょうか!?

脱出前に、少しでも外の世界のことを知ろうとするエマたちの前に、クローネが現れました。彼女はエマたちが密かに相談しているのに気づいていたのです。クローネは、エマたちに手を組まないかと誘います。それにどうエマたちは対応するのでしょうか。

今回もドキドキの連続でちょっと怖かったですが^^;、面白かったです!
クローネの申し出は意外でしたが、エマたちが手を組むメリットはなさそうですね。それよりも、ママの動きが気になります。
月村了衛さんの「東京輪舞」を読み終えました。

物語の主人公は、公安警察官の砂田修作です。公安以前は、田中角栄邸の警備を担当していた砂田は、邸宅への不法侵入者を阻止した時に負傷しました。そんな砂田を、角栄はわざわざ見舞いに訪れました。そんな角栄に、それから砂田は親近感を持つようになりました。

ところが、彼が公安に配属されて最初に手がけた大きな事件は、皮肉なことにロッキード事件に関わるものでした。事件の捜査が進む中、砂田たちは事件の背後にソ連が関与しているらしいことを突き止めました。その事件の捜査中に、砂田はKGBのクラーラ・ルシノワという女性と関わることになりました。

ロッキード事件の捜査が終わった後も、東芝COCOM違反事件、ソ連崩壊、オウム真理教による地下鉄サリン事件、警察庁長官狙撃事件と、数々の事件に砂田は関わることになります。その中で、何度か砂田はクラーラと再び顔を合わせることになります。敵対する相手として出会った砂田とクラーラですが、2人は互いに相手に惹かれるものを感じていたのです。

砂田は部下だった眉墨圭子と結婚した時期もありましたが、この結婚は長続きしませんでした。砂田の心に、クラーラの影があることを圭子は見抜いていました。また圭子が、砂田以上に公安警察官として優秀だったことも破局の原因となりました。

こうして物語は、青年だった砂田が老人となり、警察を退職したところまで描かれて完結します。その間に砂田は、さんざん警察内部の腐敗を見せつけられました。かっては砂田と意気投合して、共に理想を語った上司の阿久津には理想を追求する意思はなく、腐敗の内部に取り込まれて、それを隠蔽する側へとまわりました。

この作品は、舞台が日本で自分自身もリアルタイムで当時の状況を知る事件が登場して、物語に引き込まれました。
過去も現在も日本国内において、諜報機関同士の駆け引きや警察内部の権力闘争が行われているかと思うと、この世界はどれだけ深くて複雑なんだろうと感じました。
ザイが前線基地を作っていることが発覚するお話でした。

模擬戦では、ファントムはだまし討ちのような手段でグリペンやイーグルに勝利しました。八代通に抗議した慧は、ファントムが自分の存在意義は人類の存続させることだと考えていると聞かされました。ファントムは人類が存続できるならば、小さな犠牲はいとわないのです。

そんな中、たいへんな情報がもたらされました。ザイがこれまでよりも日本に近い島に、前線基地を構築しているというのです。基地の建設が完成すれば、日本も戦闘地域になってしまいます。しかし、今の小松基地のアニマ3人だけでは、基地を破壊することはできません。

そこで米軍や自衛隊と協力して、アニマたちは彼らの攻撃を支援する任務が与えられました。しかしファントムは、それを拒否しました。米軍や自衛隊の攻撃を支援する間、ファントムは無防備になってしまいます。グリペンやイーグルでは、自分の背中を預けるに値しないとファントムは言うのです。さらにファントムの目的は、あくまでも人類の存続です。世界人口からみたらわずかな日本を守るために、自分を危険にさらす必要はないと考えていたのです。

そしてファントムは、条件付きで作戦の実行を引き受けました。それは自分が危険を感じたら、いつでもミッションを放棄していいということです。それが受け入れられて、慧たちは前線基地へと向かいます。しかし、このままではいけないと慧は考えていました。

戦闘前に慧は、秘匿回線を使ってファントムと話をしました。そして彼女が、100年分にも相当するシミュレーションを受けてきたことを知りました。その訓練で知った絶望感が、今のファントムの考えの基盤になっているようです。

そして慧たちは、戦闘空域に到達しました。グリペンとイーグルは、ザイの迎撃機と交戦します。ファントムに対抗意識を燃やすイーグルは、いつも以上に無茶な戦いで被弾してしまいました。そんな中、前線基地から不思議な結晶体のようなミサイルが発射されました。その攻撃を受けて、イーグルだけでなくグリペンもダメージを受けました。

こうして作戦は、完全に失敗に終わりました。ところが、基地に帰還した慧はファントムを挑発しました。そして再び、慧とグリペンはファントムと模擬戦を行うことになりました。もしそれに慧たちが勝てば、ファントムは彼らの指示に従うといいます。慧は、何か勝算があってファントムを挑発したのでしょうか!?

なかなかチームとして活躍できないアニマたちがもどかしいですね。(^^;
そして、どんどん影が薄くなってゆく明華がちょっとかわいそうかも。
押守姉弟が素晴の小説のファンだとわかり、ハルの過去が描かれたお話でした。

ななのところにいた素晴の前に、大柄な男性が現れました。ななの旦那さんかと思ったら^^;、弟の優伍でした。最初は怖そうに見えた優伍でしたが、はちからも慕われて、おまけに素晴の小説のファンだとわかりました。しかし、素晴は自分が作者だと言い出せないまま、逃げるように押守家から帰りました。

一方、ハルは弟のはちが元気に暮らしていることに安心しました。そして、ハルの過去が描かれました。
ある日気がついたら、ハルは弟妹と一緒にダンボール箱に入れられて空き地に捨てられました。その日から、ハルは弟や妹を守って生きてきました。

そんなハルに生き方を教えてくれたのは、トラ姉さんという先輩猫でした。さらに、ちょっと怖そうなクロという猫も、ハルにカラスの危険を教えてくれました。そして弟妹のうちの2匹は、運良く可愛がってくれる人間と出会えました。しかし、残った2匹のうち1匹はカラスに襲われて殺されてしまいました。その時にはちも行方不明になりましたが、運良くななに救われていました。

そしてハルはひとりぼっちになりましたが、素晴と出会うことができました。素晴とハルは、これからどんな家族になってゆくのでしょうか。

家族ものとしてみたら、とってもいいお話なのですが、猫たちが家族という言葉を連発するのには違和感が。(^^;
うちの猫も出会った時は、しっぽにカラスにやられたらしい傷がありましたので、今回のお話は人ごとと思えないものがありました。
芽衣が芸者として、音奴のお手伝いをするお話でした。

日本全国から偉い人たちが集まるお座敷に、芽衣も芸者の1人としてお手伝いすることになりました。そして強引に引き込まれた鏡花と共に、芽衣は会場へとやってきました。そこには鴎外の姿もあり、芽衣は鴎外に気づかれないようにできる限り顔を合わせないようにしています。

そして会場に、福沢諭吉と岩崎桃介という青年が現れました。桃介は、日本にエレキテルを普及させようと頑張っていました。しかし資金が集まらず、苦労しているようです。そこで桃介は、会場の出席者に電気の必要性を訴えて、投資してもらおうと考えたのでした。

ところが、この時代はまだ電気に対する理解がすすんでいませんでした。そのため、ガスがあれば電気は必要ないと、出席者たちは桃介に協力してくれません。それを聞いた芽衣は、思わず電気があればどれだけ便利になるかを熱弁したのでした。そのおかげで、福沢諭吉を中心に電気に対する考えが見直されました。

思いがけず力を貸してくれた芽衣に、桃介は心引かれたようです。しかし芽衣を口説いているところで、鴎外に芽衣を連れ去られてしまいました。鴎外が最初から芽衣に気づいていたことを知って、芽衣は慌てます。そんな芽衣に、鴎外は何年でも好きなだけ自分のところにいてくれていいと言ってくれました。

というわけで、一番おいしいところはやっぱり鴎外が持っていきました。(^^;
今回はノリノリな宴会の描写や電気の必要性を訴える小さな芽衣の歌とか、いろいろと盛りだくさんで楽しいお話でした。
アーヴとリヴィジョンズの謎が、少しだけ明らかになるお話でした。

パペット用のバッテリーを渋谷に提供することで、渋谷に電気が戻りました。先日の活躍もあり、S.D.Sは渋谷のヒーローになりました。大介は、自分の正しさが立証されたと調子に乗っています。牟田に代わって渋谷の中心となった黒岩署長は、そんな大介に不安を持っています。

そして黒岩は、内密にガイをS.D.Sのリーダーとする方針を決めました。しかし、それを知った大介はリーダーは自分だと、猛烈に反発するのでした。

そんな中、愛鈴はもうすぐ大介の誕生日だということを思い出しました。電気が回復したとはいえ、渋谷のエネルギーや食糧には将来的な不安があります。それでも、会議の席での泉海の提案が受け入れられて、特別にバースデーケーキが作られることになりました。

これでまた、みんなが昔のように仲良くなれると愛鈴は喜びましたが、せっかく用意したケーキは大介とガイのケンカでめちゃくちゃになってしまいました。さらに愛鈴は、ミロを襲ったチハルとのやり取りから、アーヴもリヴィジョンズも元は同じ人間だということを知ります。

そして、これまでS.D.Sが倒してきたシビリアンも、退化して機械と融合された人間だと愛鈴は知ったのでした。
またミロは、大介たちへの苦々しい思いを爆発させました。彼らの姿からは、未来の人間への希望がまったく感じられなかったからです。

自分たちが戦う相手も人間だと知り、これからの戦いはどうなってゆくのでしょうか。

冒頭で大介が調子に乗り、ガイと対利する流れはちょっとうんざりでしたが、中盤以降で新たな事実が明らかになって盛り返した感じでした。アーヴとリヴィジョンズは、それぞれ違う方法で未来の人類を生き延びさせようとしているようです。
最終的な目的は同じなのに、この2つはなぜ対立することになってしまったのでしょうか!?
セントラル・カセドラルでの戦いが続いています。

90階に到達したユージオは、そこで風呂に入っていた騎士と出会いました。(^^;
ベルクーリと名乗ったその騎士は、ユージオの村に伝わる伝説の英雄として知られていました。ベルクーリは整合騎士の長でした。そんな彼が使うのは、空間に斬撃を放つと敵がその空間に入ってきた時に相手を攻撃することができる剣でした。

そんなベルクーリに対して、ユージオは捨て身の攻撃を仕掛けました。これで戦いは終わりかと思いきや、チュデルキンという謎の人物が現れました。彼は傲慢な態度で、ベルクーリの戦いを非難しました。そしてベルクーリはチュデルキンの手で石にされて(?)しまいました。

一方、キリトとアリスはいまだにセントラル・カセドラルの外壁を上っていました。ユージオの戦いも知らず、キリトたちはアリスの魔術でまんじゅうを温めて食べてます。そしてキリトの話から、アリスは自分に妹がいたことを思い出しかけたようです。

なんだか今回もあんまりお話が進まない感じでしたね。(^^; キリトとアリスは、来週も外壁上りなのかなあ。(笑)
子供たち同士の関係も怖くなってきました。(^^;

ノーマンからスパイだと見抜かれたレイは、あっさりとそれを認めました。そんなレイを、ノーマンは3つの条件を出して味方に取り込みました。それに対してレイの出した条件は、全員での脱出をあきらめて、自分たち3人とドン、ギルダまででの脱出でした。ノーマンはこれを受け入れましたが、レイの秘密を聞かされた後のエマの反応も怖かったです。

レイはもう何年も、子供たちの中でスパイ役を務めていました。その見返りとして、レイは孤児院の外の情報や通常なら手に入れられないものを得ていました。そして発信器を無力化する方法も発見していたのです。

一方、ドンとギルダはエマたちが自分たちに全てを話してくれたのではないと気づいていました。そんな中、エマとギルダはママの部屋に隠し部屋があることに気づきました。そこにはママが本部と連絡を取るための通信機があるようです。

ドンはそこに入り込んで、外部の情報を知ろうと提案します。しかし、レイはそれはリスクが大きすぎる上にメリットが少ないと却下します。それでもドンは納得できず、ついにギルダと一緒にママの部屋に入り込み、隠し部屋の扉を見つけました。

しかし、そこに外からドアを開ける音が! ママが部屋に帰ってきたのでしょうか。それとも、2人を心配したエマたちが様子を見に来たのでしょうか。続きが気になります。

孤児院の全員での脱出にこだわるエマ。それは無理だと考えるレイ。さらに3人に協力することになってけれど、真実を知らないために不安定なドンとギルダ。イザベラとクローネにも思惑の違いがありますが、子供たちも異なる考えを持っていて緊張感がありますね。
3人目のアニマ・ファントムが登場するお話でした。

慧が同乗することで、グリペンが飛行中に意識を失うことはなくなりました。しかし、慧が乗っているために無茶な起動をとることができず、模擬戦ではイーグルに負け続けています。

そんな中、3人目のアニマが小松基地に現れました。彼女を加えた3人で、独立混成飛行実験隊が組織されることになりました。しかし、ここでもイーグルがファントムを挑発して、いきなり険悪な雰囲気です。そして3機での模擬戦が行われることになりました。

戦いはイーグルが優勢かと思いきや、あっさりとファントムに撃墜されました。さらにグリペンも、続けて撃墜されてました。しかし、その戦いでファントムが不正をしていることに慧は気づきました。ファントムはシステムに干渉して、レーダー上の機体位置を故意に操作していたのです。

というわけで、3人のアニマがそろって飛行体が結成されたものの、彼女たちのチームワークにはかなり問題があります。
それをどう克服して、ザイに立ち向かうのか。これからの展開が気になります。
素晴がななから、ハルのダイエット方法などを教わるお話でした。

前回の約束通り、ななが素晴のところにハルのダイエットの指導に来てくれました。うちの猫も太りすぎなので^^;、今回のペットボトルに穴を開けて運動させつつ餌をあげる方法は参考になりました。

ななが帰った後、素晴はななが自宅の鍵を置き忘れたことに気づきました。でも鍵についているモフモフに、ハルがくっついて離れません。仕方なく素晴はハルも一緒にななに鍵を届けました。

ななの家には、ろくとはちという2匹の猫がいました。ななも含めて、6,7、8と続いているのがいいですね。(^^)
そこでハルは以前に面倒を見ていた子猫が、ななに保護されていたことを知りました。その子は今ははちと呼ばれて、ななにかわいがられています。

そしてはちに教えられて、素晴がハルと呼びかけるのはご飯のお知らせではなく、自分のことを呼んでいるのだとハルもようやく気がついたのでした。

素晴とハルの関係もより深まり、よかったなあと思ったら、ななの家族が帰ってきて素晴を見つけて怒り出しました。
彼はななの旦那さん!?(^^;

今回はダイエット方法の紹介とか、なかなか参考になったお話でした。お話はやっぱりハル視点の方が面白いですが、ハルがはちを守ってやろうとするところに、なんか猫らしくない違和感がありました。(^^;
それからななが、気軽に素晴の家にあがったり、自分の部屋に素晴を入れたりする無防備さも、ちょっと気になりました。
ピーター・トレメインさんの修道女フィデルマ・シリーズ第4作「蛇、もっとも禍し(下)」を読み終えました。

上巻では、2つの殺人事件と消えたエイダルフの行方という大きな問題に挑むことになったフィデルマでしたが、その全容ははっきりしないままでした。下巻では、それが次々と明らかになっていきます。その背後には、アイルランドの古の宗教にまつわること、この時代のアイルランドの勢力争い、兄妹の反目と元夫妻の反目など、さまざまな要素が入り組んでいました。

中盤以降の展開が、少し急すぎる気はしましたが、ラストの裁判官の前でのフィデルマの弁論は読み応えがあって面白かったです。修道女ブローナッハとベラッハの関係など、読んでいる途中で何となくそうかな!?と思っていた部分もありましたが、殺人事件の犯人が誰なのかは最後までわからなかったので、ドキドキしながら読みました。

最後の解説は、田中芳樹さんでした。その中で田中さんが、「ヒロインのフィデルマがあまり好きじゃない」と書かれているのに、ちょっと共感しつつも^^;、そう思ったのが私だけじゃなくてよかったと思いました。
今回はフィデルマ以上に高慢なドレイガン院長という人物がいたおかげで、いつもほどフィデルマの高慢さが目立たなかったのかも。(^^;
芽衣が音奴から、淑女となるための指導を受けるお話でした。

ばったり出会った音奴に連れられて、芽衣は置屋へとやって来ました。でも芽衣は、そこがどういう場所かわかってないようです。(^^;

でも、そんな芽衣から淑女になりたいという願いを聞いた音奴は、芽衣に協力してくれることになりました。とはいえ、一朝一夕に淑女になれるはずもなく、芽衣は毎日音奴の厳しい指導を受けることになるのでした。それでも芽衣は、鴎外に恥をかかせないために必死で努力します。

音奴の正体は、役者の川上音二郎ですが、芽衣は音奴が男性だとは全く気づいていません。そんな中、芽衣は犬に追われた鏡花を助けました。鏡花はかなりの潔癖症のようです。買ってきたあんパンも、火であぶってからでないと食べません。

でも、それが原因で危うく火事になるところでした。その償いとして、音奴は鏡花に女装してお座敷に出ろと命じました。それに芽衣も付き合うことになり、2人は一緒にとあるお座敷に出ることになりました。それはどうやら、鴎外が出席する予定のお座敷みたいです。

というわけで、芽衣の淑女修行のお話でした。鴎外以外にも、音奴に気に入られ、春草にも気にかけられ、鏡花とは芸者仲間になれそうですし^^;、着実に芽衣はハーレムを築いてますね。(笑)
リヴィジョンズとの交渉が行われるお話でした。

密かにリヴィジョンズと接触した渋谷区長の牟田は、リヴィジョンズの帰還名簿の中に自分の名前があることを確認して、彼らとの交渉を進めます。渋谷臨時政府の総理を自称した牟田は、リヴィジョンズとの交渉材料として大介たちが手に入れたパペットを引き渡すことにも同意していました。

大介はそれに強く反発しますが、例によって自己満足な正義感を振りかざすだけなので、周囲の協力を得ることができません。そして渋谷警察署長の黒岩は、ミロからより詳しい状況を聞き出そうとしていました。しかし、これも牟田がリヴィジョンズにミロを差し出すことを決めたため、中断させられました。

そんな中、ガイやルウは黒岩と連携して、牟田が公表してない事実を突き止めました。今回の第一次帰還名簿には、牟田の名前も含まれていること。そして、これが残された人たちを見捨てる計画だということを突き止めました。ガイとルウ、そして大介の代わりに手真輪がパペットを奪還しました。

その頃、牟田は第一次帰還者と共にリヴィジョンズと接触していました。しかし、交渉の場にミロを連れてきていなかったことから、交渉は決裂しました。そしてリヴィジョンズは、集められた人々に襲いかかりました。それをガイやルウ、そして手真輪からパイロットを代わった大介がパペットに乗ってリヴィジョンズを撃退しました。

こうして牟田はあっけなく失脚、代わりに人々を守った大介たちの評価が上がりました。これでまた、大介が調子づかないといいんですけど。(^^;

今回、第一次帰還名簿に大介たちの仲間の慶作の名前があったのが意外でした。大介たち全員が、リヴィジョンズにとって重要というわけではないのでしょうか!?
そして、今回の出来事とは別に、ミロが大介たちのいた時代に跳躍する指令を受けました。大介たちが出会ったミロは、やはりこの世界のミロだったのでしょうか!?
スパイが誰なのか、明らかになるお話でした。

クローネがイザベラを出し抜こうとしたいたことは、完全にイザベラに見抜かれていました。それを知ったクローネは激怒しますが、イザベラの方がクローネよりも何枚も上手です。

その間にも、エマたちの脱出計画は進められています。ノーマンの提案で、これまで個別に行っていた鬼ごっこを、チームで組んで行わせることにしたのです。さらにノーマンは、新たな協力者としてドンとギルダを加えることにしました。エマの配慮で、2人には鬼のことは話さず、人身売買が行われているからと協力を求めました。

そしてレイは、自分たちに取り付けられている発信機を外す方法を見つけたようです。それを確認したノーマンは、いきなり10日後に脱出を実行すると言い出しました。次の収穫までには時間があるので、脱走はまだ先で大丈夫だとイザベラが誘導しているとノーマンは見抜いたのです。

真相を聞かされたドンとギルダは、初めはその話を嘘だと信じませんでした。しかし、いつもと違うエマの様子から、それが本当のことだと知ったのでした。2人を仲間に引き込む時に、ノーマンはちょっとした罠を仕掛けました。2人にそれぞれ別に、脱出に使うロープの隠し場所を教えたのです。どちらかがスパイなら、これで正体を見抜けるはずです。

そして夜中に、ギルダはこっそりと部屋から抜け出しました。やはり彼女がスパイなのかと思いきや、ギルダはクローネに利用されようとしていたのです。しかしギルダは、きっぱりとクローネの要求をはねつけました。それなら、イザベラのところに手紙を届けたのは誰なのかと思いきや、ノーマンはレイが内通者だと断言しました。
この展開には、本当に驚きました。レイは本当に、ノーマンの言うように内通者なのでしょうか。それとも、別の思惑があって、ノーマンはそう言っているのでしょうか!?

今回も緊張感があって、面白かったです。ノーマンがエマに裏切り者のことを尋ねた時、エマが迷いなく裏切り者でも助けると断言する場面がよかったです。このあたりエマの考えにはブレがありませんね。(^^)
見終わった後で気づいたのですが、これをエマに聞くことで、ノーマンはエマが内通者という可能性も考えていて、それを確認するための問いかけだったのかもと思いました。
慧がグリペンと一緒に、出撃するお話でした。

イーグルが予定より早く現れたおかげで、ザイは撃墜されました。しかし飛行中に意識を失ったグリペンは、廃棄処分が決定してしまいました。それを知った慧は、グリペンの元へと駆けつけました。慧はグリペンに謝罪すると、もう一度飛ぼうと励まします。

そこに再び、ザイが攻めて来ました。今回のザイは、大編隊を組んでやって来ました。イーグルが迎撃に出ますが、それだけでは追いつきません。さらに低空から侵入したザイに、小松基地も襲撃されて滑走路が使えなくなってしまいました。

そんな中、慧は自分も一緒に飛ぶからザイと戦おうとグリペンに呼びかけました。滑走路が破壊されても、グリペンなら高速道路の車線を利用することで飛ぶことが出来るのです。そしてグリペンは、慧と共に飛びます。しかし慧という要素が加わったために、機体のコントロールがうまくいきません。

グリペンが機体の調整をする間、慧が操縦を引き受けます。初めての実戦に慧は苦労しますが、シミュレータでの飛行を再現するような急激な機動を行いザイを撃墜しました。そしてグリペンの準備も整いました。

そしてグリペンは、ついにその力を存分に発揮しました。襲いかかるザイを次々と倒し、グリペンはザイの母艦となっている機体の撃墜にも成功しました。不思議なことに、グリペンが戦っている間、慧は彼女と意識が繋がっているように感じていました。2人の間には、何か特別な繋がりがあるのでしょうか。

というわけで、ようやくグリペン大活躍でした。冷静に考えれば、もともと人間が耐えられないほどの機動力を持つザイに対抗するためにアニマが作られたので、その機体に慧が搭乗したら意味がないと思うのですが^^;、こういう気合で乗り越えてしまう展開は嫌いじゃないです。(^^;
キリトとアリスが、セントラル・カセドラルの外壁をよじ登るお話でした。

セントラル・カセドラルの外へと放り出されたキリトとアリスは、外壁に剣を突き立ててなんとか生き延びていました。
とはいえ、自動修復された壁の中に入ることもできず危機的状況です。キリトに助けられたアリスは、高いところが苦手でした。そんなアリスを助けつつ、休戦協定を結んだキリトは外壁をよじ登り始めます。

とはいえ、不安定な足場で壁を登るのは、簡単な作業ではありません。95階まで登れば、そこには外壁がないので中に戻ることができそうですが、そこまではまだ長い道のりです。おまけにカセドラルの外壁には、なぜかダークテリトリーの怪物が潜んでいました。怪物に襲われて、キリトたちはさらに追い詰められました。

それでもなんとか、怪物を倒して休息をとれる場所まではたどり着きました。最初はツンケンしていたアリスが、キリトと行動を共にするうちに次第にデレていくのがちょっと可愛かったかも。(^^;

一方、現実世界のアスナの方にも異変がおきていました。オーシャン・タートルの周囲は、日本の護衛艦が哨戒任務についていました。しかし、何事が起きて護衛艦がいつもとは違うコースを取りました。オーシャン・タートルに何かが起きようとしているのでしょうか。

そしてキリトと離れ離れになったユージオは、単独でアドミニストレータのいる最上階を目指しています。キリトと出会って以来、ずっとユージオは行動を共にして来ました。しかし今、頼りになるのは自分の力だけです。そして90階に到着したユージオは、風呂に入っていた整合騎士と出会いました。

その精悍な雰囲気の整合騎士の体には、数多くの傷跡がありました。どうやら彼は、相当の修羅場をくぐり抜けて来た騎士のようです。そんな相手に、ユージオは勝つことができるのでしょうか?

今回はちょっと中休み的な感じでしたね。次回は、また激しいバトルが繰り広げられることになるのでしょうか。
そして、オーシャン・タートルに起きている異変も気になります。
ピーター・トレメインさんの修道女フィデルマ・シリーズ第4作「蛇、もっとも禍し(上)」を読み終えました。

しばらくこのシリーズを読んでなかったなあと思ったら、第3作を読んだのはなんと3年前でした。(^^;

今回のお話では、フィデルマが"三つの泉の鮭"女子修道院で首なし女性の死体が発見された事件の調査に赴きます。
ところが、その途中でフィデルマの乗った船は、無人で漂っている船と遭遇しました。船の様子を調べたフィデルマは、そこで自分がエイダルフに渡した書籍を発見します。ローマにいるはずのエイダルフが持っているはずの物が、なぜここにあるのか。フィデルマは不審に思い、エイダルフの身に何か起きたのかと案じます。

しかし船には、これといった手がかりもなく、結局フィデルマは当初の目的地である修道院へと向かいます。現地についてみると、修道院の院長とその土地の有力者が対立していました。事件の調査を進める中で、対立する2人が兄妹だと知ります。2人は過去のしがらみが原因で、対立していたのです。

そして事件の調査が進まない中、新たなる殺人事件がおきました。修道女の1人が、何者かに最初の死体と同じように殺されていたのです。その犯人を、院長は身体に障害をもつベラッハ修道女だと決めつけ、ほかの修道女たちを煽って彼女を抹殺しようとします。しかし、その目論見はフィデルマの活躍で阻止されました。

というわけで、上巻ではさまざまな事件や状況が明らかになりますが、その真相はまだ全くわかりません。2つの殺人事件と、エイダルフに託した本をフィデルマが見つけたことの間には、何か関連があるのでしょうか。下巻で、どんな真相が明らかになるのか楽しみです。(^^)
素晴がハルのことを、家族だと思い始めるお話でした。

朝から素晴の家には、友人の矢坂や編集の河瀬さんがやって来ています。1人でいるのが好きな素晴は、かなり迷惑そう。
しかし、いまだにハルが首輪をしてないのを知った河瀬さんは、素晴に首輪を買うように強〜く勧めて帰りました。そして素晴は、矢坂と一緒にペットショップに行くことになってしまいました。

お店では店員のななさんが、素晴のことを覚えていてくれました。それを見た矢坂は、気を利かせてその場から立ち去ります。ななに連れられて、首輪が売られているコーナーに来たものの、素晴にはどれを選んだらいいのかわかりません。

そんな時、素晴は母親が自分にセーターを買ってくれた時のことを思い出しました。セーターを着た素晴を見たお母さんは、絶対に素晴に似合うと思ったと喜んでいました。ハルの首輪を選ぶのも、それと同じだと素晴は気づきました。そして、ようやくハルに似合いそうな首輪を見つけました。

しかし、話はそこで終わりません。まだハルを動物病院に連れて行ってないと知ったななは、すぐに病院に行った方がいいとアドバイスしてくれました。その時に必要だからと、キャリーバッグなども売り込むななは商売上手ですね。(^^;

そして素晴は、ハルを連れて動物病院に行きました。いろいろと調べられて、ハルは不愉快な思いをしたようですが、特に健康状態に問題ないことがわかりました。さらに、その時に素晴が犬に懐かれて怖がっているハルを助けたことから、ハルも素晴のことを家族だと思ってくれたようです。

そしてハルは、特に嫌がることもなく首輪を受け入れてくれました。こうして素晴とハルの絆は、ますます深まったのでした。さらに素晴となながご近所同士だということもわかり、これから素晴の周りはますますにぎやかになりそうですね。

今回はハル・パートが少なかったのが残念でした。でも、首輪のこととか動物病院のこととか、うちの子の時にはああだった、こうだったと思い出して懐かしかったです。(^^)
垣根涼介さんの「信長の原理」を読み終えました。

著者には先に、「光秀の定理」という明智光秀を主人公とするお話がありますが、この作品では信長側から物語が始まります。

物語の中盤くらいまでは、信長自身の視点でお話が動いていきます。幼い頃から癇が強く、周囲から持て余されていた信長が、蟻の行動を観察していて全体の中で、やる気があるのが2割、どっちつかずが6割、やる気がないのが2割という法則に気づきます。それが、その後の信長の行動を決定する上で大きな役割を果たすことになります。

光秀の時の確率の話もそうでしたが、今回の信長の気づいた原理もビジネス書などで話題にされたものでしたので、新鮮味に欠けると思いました。しかし、一方で神も仏も信じないと公言する信長が、松永弾正と出会い利害とは無関係に尽くされたことが、その後の松永の裏切りへの対処に微妙な影響を与えることになるのは興味深かったです。

本能寺の変が描かれたところで物語は終わりますが、全編を通して見た時、共に悪逆非道の限りを尽くしていると世間では言われている信長と松永弾正が、互いに共感し合うところがあったというのが一番面白かったです。

後半は視点が信長から光秀に移り、彼が精神的に追い詰められて、信長に刃を向けざるをえなくなる事情が描かれます。
それはそれで面白くはありましたが、できればもっと信長視点で物語を進めて欲しかったですね。(^^;