日々の記録

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トゥラーン軍の攻撃を撃退したアルスラーンに、思わぬ運命が待っているお話でした。

ペシャワール城塞がトゥラーンの侵攻を受けていることを知ったアルスラーンは、エクバターナに向かう軍勢を引き返しました。そのおかげで、ペシャワール城塞は健在です。しかし、アルスラーン軍が合流してなお、トゥラーン軍は進撃をやめるつもりはありませんでした。トゥラーンの狙いは、パルスからの略奪にありました。国王も戦いに加わり、トゥラーンは再びペシャワール城塞を攻略しようとしています。

そこへ先の戦いでパルス軍の捕虜となっていたジムサが脱出してきました。ジムサはパルス軍の大軍の動きをつかんで帰ってきました。それを知ったトゥラーン国王は、アルスラーンを挑発して戦うように仕向けるのでした。ペシャワール城塞の門前に現れたトゥラーン国王は、戦とは無関係なパルスの民を情け容赦なく殺戮しました。それに怒ったアルスラーンは、自ら先陣を切ってトゥラーン軍との戦いに挑むのでした。

アルスラーンは一直線にトゥラーン国王のもとを目指します。そして、ついに両者が激突します。しかし、アルスラーンの剣の腕ではトゥラーン国王に歯が立たず、崖っぷちに追い詰められてしまいました。そんなアルスラーンを救ったのは、宝剣の探索から帰還したギーヴでした。ギーヴのおかげで、アルスラーンは体勢を立て直すことができました。ギーヴは本当にいいタイミングで現れましたが、アルスラーンがピンチになるまで待って登場した節もありますね。(^^;

その頃、トゥラーン軍のジムサに率いられた別動隊は、闇に紛れて移動するパルス軍に攻撃を仕掛けていました。ところが、それはパルス軍などではなく、なんと同じトゥラーン軍の軍勢だったのです。闇の中で激突した両者は、お互いに相手が敵だと誤解したまま殺し合っていたのでした。闇が晴れて全てが明らかになった時、ジムサはその光景に呆然とするのでした。

今回のトゥラーン軍の動きは、ナルサスに完全に見抜かれていました。民を殺されたアルスラーンが突撃するところまで、全てはナルサスの読みのうちだったのでした。アルスラーンたちに囲まれたトゥラーン国王は、それに怯んで撤退していきました。しかし、トゥラーンのイルテリシュはそれでは気が収まりません。無様に逃げ帰ったトゥラーン国王を、イルテリシュは自らの手で殺害しました。そしてイルテリシュが、新たな王となったのでした。

そして、ようやくトゥラーン軍の脅威が去りました。戦いを終えた後、アルスラーンは各武将たちをねぎらいました。そして一番功績があったのは、地味な後方攪乱を行ったトゥースにあるとしました。華々しく戦った者の影で、それを支えた者がいたことを見抜き、その者をきちんと評価する。アルスラーンが着実に王道を歩いていることを感じさせる、よいエピソードでした。(^^)

しかし、そんなアルスラーンに思わぬ不幸が訪れました。王都エクバターナで王弟ギスカールを人質にしたアンドラゴラス三世が、馬車を奪いペシャワール城塞へと現れたのです。アンドラゴラス三世は、アルスラーンから兵力を取り上げると、独自に5万の兵力を集めるまでは帰ってくるなと、事実上の追放を言い渡されてしまったのです。
ようやく体制が整ってきたところを、ペシャワール城塞を追われたアルスラーンは、これからどうなってしまうのでしょうか。この続きが楽しみです。
星の王子さま (集英社文庫)池澤夏樹さんが翻訳された、サンテグジュペリの「星の王子さま」を読み終えました。

2005年に岩波書店の翻訳権が切れて以来、この作品のいろいろな翻訳が本屋に並びました。それがちょっと気になりつつも、最初に岩波少年文庫で読んだ内藤濯さん翻訳に不満を感じていなかったので、その他の方々が翻訳された本はこれまで読まずに来ました。

でも、その1つに池澤夏樹さんが翻訳されたものがあると知って、これだけは読んでみたくなりました。内藤濯さんの翻訳を2〜3回くらいは読み返したはずなのですが、ストーリーの細かな部分はかなり忘れていました。(^^;
同じ物語を翻訳したから当たり前ですが、おぼろげならがに覚えていたストーリーは同じです。できれば、2人の翻訳の違いを比べてみたかったのですが、内藤濯さん翻訳の本をどこかにしまいなくしてしまい、それは果たせませんでした。

砂漠に不時着した飛行士が、そこで不思議な少年と出会う物語です。その少年の正体は、地球の外の小さな星からやって来た男の子です。原題を直訳すると「小さな王子さま」くらいの意味になるらしいですが、この物語に「星の王子さま」という素敵なタイトルをつけられた、内藤濯さんのセンスは素晴らしいと思います。

物語の前半は、かなり子供向けな感じですが、中盤あたりで地球にやって来るまでに王子さまが訪れた他の星の話や、後半の王子さまと狐とのやり取りには、人間社会の風刺や人生に対する哲学的な見方が織り込まれています。子供の頃に読んだ時はその面白さに気づけませんでしたが、手塚治虫さんの「火の鳥 望郷編」の中でこの本を登場人物が朗読する場面があったのをきっかけに、もう少し年を取ってから読み返して初めてその面白さに気づきました。

この池澤さんの翻訳は、1つ1つの言葉をとても丁寧に訳されている印象を持ちました。「あとがき」の中で、池澤さんがこの本の詩的な文体について触れられていますが、一度読んだだけではよくわからないけれど、何かが心の中に残り、時を置いてまた読み返したくなるこの作品の特徴を的確に指摘されていると思いました。
魔法つかいプリキュア! 後期主題歌シングル(DVD付)はーちゃんが、みらいたちと一緒に暮らすことになるお話でした。

ようやくはーちゃんと再会することができた、みらいとリコ。でもはーちゃんは、2人をドクロクシーから守った後のことはよく覚えていませんでした。お花がいっぱいのきれいな場所にいた記憶はあるらしいのですが、それがどこなのかはーちゃんにもわからないのでした。

そこでみらいたちは、大変なことに気づきました。はーちゃんが見つかり、リンクルストーン・エメラルドが見つかった今、リコがナシマホウ界にいる理由はなくなってしまいました。リコだけでなく魔法界の住人であるはーちゃんも、魔法の世界に帰ることになってしまうかもしれません。

しかし、それはみらいやリコ、はーちゃんには耐えられることではありませんでした。3人+モフルンは、はーちゃんが生まれた時から一緒でした。いつの間にか、みらいたちの中には家族の絆が生まれていたのでした。
そこでみらいたちは、みんなが一緒にいられるように、校長先生にお願いすることにしたのでした。

その後は、はーちゃんの天然ぶりが炸裂しました。(^^;
これまではちっちゃな体で空も飛べたので、ついその時の体のつもりで行動してしまうのです。狭い柵を通り抜けようとしておでこをぶつけたり、羽根があるつもりで空を飛ぼうとしたり、かなりのドジっ娘ぶりを発揮しました。

でも、リンクルストーン・エメラルドを持っているせいか、魔法の力はずば抜けていました。校長先生でも難しいと言われている、何もないところから物を生み出す魔法を使って、自分専用の魔法のほうきを作り出しました。

その頃、謎の魔神ラブーの力で復活したヤモーは、再びプリキュアを狙ってきました。ヨクバールの襲撃を受けたみらいたちは、プリキュアに変身して戦います。今回はトパーズスタイルへの変身です。
はーちゃんも変身しようとしましたが、どうやって変身したのかを思い出せず困っています。(^^;

ドクロクシーの骨から作られたヨクバールは、やはり強敵でした。プリキュアは魔法を使った多彩な攻撃を仕掛けますが、その力はヨクバールに通じません。ピンチのミラクルとマジカルを見た時、はーちゃんは2人を守りたいと強く思いました。その思いが、再びはーちゃんをキュアフェリーチェへと変身させたのでした。

前回もそうでしたが、今回もキュアフェリーチェの力は圧倒的でした。ミラクルとマジカルが苦戦したヨクバールの攻撃を、なんと片手で防いでみせました。このままでは主役の座が危ないと^^;、ミラクルとマジカルも大技を繰り出してヨクバールの攻撃を撃退します。最後はフェリーチェの力で、ヨクバールは浄化されたのでした。

帰宅したみらいたちは、校長先生にはーちゃんとエメラルドが見つかったことを報告しました。それを聞いた校長は、リコに魔法の世界に帰るように言いますが、みんなそれには断固として反対します。みらいたちの家族のようなつながりを知った校長は、リコとはーちゃんがナシマホウ界にとどまることを許可してくれたのでした。

そして、はーちゃんにはナシマホウ界での名前がつきました。花海ことは、それが新しいはーちゃんの名前です。
みらいのお母さんも、ことはが新たに一緒に生活することを認めてくれました。こうしてみらいたちは、みらいの家で一緒に暮らすことになりました。

というわけで、今回もはーちゃんを中心としたお話でした。見た目はみらいたちと同い年くらいの女の子になりましたが、はーちゃんの中身はちっちゃかった頃のはーちゃんのままでした。魔法の力は凄いですが、かなり天然そうな感じなので、この先みらいたちと学校に通うようになった時が心配ですね。(^^;