サマセット・モームの「読書案内」を読み終えました。この本は、1940年に発表されたものです。そして圧倒的な量がある世界文学を前に立ちすくんでいる読者のために、モームがどんな作品から読んだらいいかを手引きしています。全体の構成は大きく3つに分かれていて、モーム自身の出身国であるイギリス文学、ヨーロッパ文学、アメリカ文学と、それぞれにモームのお勧めする本や作家を紹介しています。この本で共感できたのは、モー...
日々の記録
アニメと読書の感想をメインにしたブログです。 ☆ゆるゆるっと更新中です☆
Top Page › Archive - 2011年04月
御馬揃えと宗易の野望が明らかになるお話でした。各地の勢力を平らげた信長は、京都で御馬揃えを行いました。一世一代の晴れ舞台ということもあり、左介は宗易から縞模様の布を手に入れて奇抜な姿で人々の前に現れました。自分の姿を帝に示すことができて、左介は得意の絶頂です。ところが、そこに信長の実弟・長益が哀れました。長益は、左介などよりも遥かに抜き出た出で立ちで現れて、人々の目を釘付けにしてみせたのでした。一...