日々の記録

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大藪春彦さんの「アスファルトの虎」第11巻を読み終えました。

いよいよブラジルGPの本戦の開始です。予選で好位置につけた高見沢でしたが、スタートでミスして順位を落としてしまいました。しかし、周を重ねるごとに順位を上げましたが、その行く手をチームのナンバーワン・ドライバー、ニキ・ラウダが阻みます。高見沢はチームとの契約で、ニキが先行している場合は、そのマシンを抜くことができないのです。

悔しさをこらえてニキの後についた高見沢でしたが、39周目にニキのマシンがトラブルを起こしました。それが原因でニキがリタイヤしたことで、高見沢は首位に立つことができました。そして、そのままゴールして、F1初参戦を初優勝で飾ったのでした。

第2戦は、南アフリカで行われます。早めに現地入りした高見沢は、そこでフォト・サファリに参加します。これはハンティングとは違い、国立公園に放し飼いにされている動物たちを写真やビデオにおさめるというツアーです。ハンティングよりも身近に動物に接することができて、高見沢は充実した時間を過ごしたのでした。

そして、南アフリカGPが開幕しました。予選では5位につけた高見沢でしたが、いざ本戦のフォーメーションラップになったらエンジンがかかりません。やむなく別のマシンに乗り換えた高見沢でしたが、ピットスタートになってしまいました。怒濤の追い上げをみせる高見沢でしたが、先行しているニキが好調だったため、高見沢はニキを抜くこともできず、2位に甘んじることになりました。

続く第3戦、ベルギーGPでは予選はフェラーリ勢が健闘して、高見沢は7位からのスタートです。レース本戦では、燃費に強いマクラーレンチームが有利かと思われましたが、本戦の途中でマシンがトラブルを起こし、レースからリタイアすることを余儀なくされたのでした。

第4戦、サンマリノGPでは、高見沢は予選2位という好位置につけることができました。レース本戦でも高見沢はその優位を守って首位を独走します。しかし、途中でブレーキのききがわるくなるというトラブルが発生しました。必死にマシンを操った高見沢は、なんとか首位を維持して2度目の優勝を決めたのでした。

レースを終えた高見沢は、今度はニュージーランドへとハンティングに出かけました。そこでも幸運に恵まれた高見沢は、レコードクラスの獲物を獲得することに成功したのでした。
クドリャフカの順番―「十文字」事件米澤穂信さんの古典部シリーズ第3弾、「クドリャフカの順番」を読み終えました。

神山高校では文化祭が開催されようとしていました。しかし、古典部は大きな問題を抱えていました。
文化祭で販売する冊子「氷菓」を発注ミスで、30部注文したはずが200部という大量の在庫を持つことになってしまったのです。これを完売するべく、古典部の面々はそれぞれに力を尽くそうとするのでした。

そんな中、出店している各クラブから何者かがささいな物を盗み出すという事件が発生しました。その犯人は大胆にも、犯行現場に犯行声明のカードと文化祭のしおりを残していました。果たして犯人は誰なのか、そして何の目的でこんなことをしているのか。生徒たちの中に野次馬的に探偵きどりまで現れて、文化祭は変な方向にも盛り上がることになったのでした。

今回の作品では、古典部の奉太郎、千反田、里志、摩耶花、それぞれの視点から物語が語られてゆくのが目新しかったです。そのせいか、肝心の十文字事件の謎解きは今ひとつでしたが^^;、在庫を処理するための千反田の奮闘、クラスメートの谷君と里志の文化祭イベント対決、漫研での摩耶花のトラブルと、メインとなるストーリー以外の部分が予想外に楽しかったです。
その中でも特に印象的だったのは、漫研での摩耶花のエピソードでした。このエピソード1つでも、1つの作品になりそうだと思いました。