日々の記録

アニメと読書の感想をメインにしたブログです。 ☆ゆるゆるっと更新中です☆


素材探しの旅もいよいよ終わりです。

カッシーたちの素材探しの旅も、後は卵の里を残すだけになりました。卵の里にたどり着いてみると、そこはスイーツ王国で食べられている卵を生み出すだけでなく、スピリッツたちが生まれてくる場所でもあったのです。
今回は、この卵の里でのエピソードが印象的でした。スピリッツが卵から生まれてくるというのも驚きでしたが、夫婦で苦労して卵の里の試練を乗り越えても、絶対に卵を授かれるわけではないのもなかなかリアルでびっくりしました。

こうしてスイーツ王国中から素材を集めたカッシーたちは、いよいよ昇級試験へと挑みます。そんなカッシーたちを影からサポートしてくれていたのは、カッシーのお母さんでした。バウムの森で森の主を説得してくれたり、道々に野菜を置いておいてくれたりして、お母さんはいつもカッシーを見守っていたのでした。

そんなカッシーたちが作り上げたスイーツ、それはスイーツ王国を表現すると共に、大切なお母さんが作っているポテトを使ったスイーツでした。しかし、そのスイートポテトの素朴さが、スイーツ王国を表現するというテーマにそぐわないのではと審査員の意見が割れました。
そこへ登場したのは、スイーツ王国の女王様。女王様はカッシーたちのスイーツを試食して、スイートポテトもスイーツ王国には欠かせない味だと認めてくれたのでした。

こうして、カッシーたちは無事に試験を突破しました。ところが、カッシーたちは人間界へはやってこないことを決めました。このままスイーツ王国に残って、カッシーのお母さんが作った野菜を使ったヘルシーでベジタブルなスイーツを販売するお店を出すことにしたのでした。
それをしったショコラの、ちょっと寂しそうな表情が印象的でした。

かなりギャグ展開だったスイーツ王国話でしたが、最後の最後で家族のすばらしさをテーマに持ってきて、ちょっといい話に仕上がっていましたね。(^^)
月光ゲーム―Yの悲劇’88 (創元推理文庫)有栖川有栖さんのメジャー・デビュー作、「月光ゲーム」を読み終えました。

京都の英都大学の推理小説研究会に所属する有栖川有栖は、先輩たちと一緒に矢吹山へとキャンプに出かけました。その途中で、雄林大学や神南学院短期大学の学生たちとも合流して、学生たちは楽しいキャンプ生活を過ごします。
そんな時、メンバーの1人山崎小百合がなぜか突然1人先に下山してしまいました。有栖たちがそれを知った時、突如として矢吹山が噴火。学生たちはキャンプ場へと取り残されてしまったのでした。

下界への通路がたたれて、キャンプ場に取り残された有栖たちですが、その夜からメンバーが1人また1人と殺されていく殺人事件が発生しました。状況から考えて、犯人はここにいるメンバーの誰か以外に考えられません。噴火の危機も迫る中、有栖たちは殺人犯人を探し出すことができるのでしょうか!?

種明かしの前には、読者への挑戦状が用意されたクイーンばりの推理小説でした。その種明かしは論理的なのかもしれませんが、なんだかパズルみたいで今ひとつ面白さを感じませんでした。また、トリックには力が入っているものの、殺人の動機面がちょっと弱いような気がしました。

とはいえ、極限状況に置かれた中で殺人事件が起こるという設定、今となってはちょっと古くさい学生たちのやりとりなどは楽しく読むことができました。