日々の記録

アニメと読書の感想をメインにしたブログです。 ☆ゆるゆるっと更新中です☆


ガリレオとダビンチが、自作飛行機で対決するお話でした。

相変わらずノリカは、ガリレオから科学の話を聞かされるのが嫌いです。ところが、なぜかダビンチの話には、ノリカも耳を傾けます。それに腹を立てたガリレオは、ダビンチに飛行機で勝負することになったのでした。

ガリレオは足こぎ式の飛行機、ダビンチはゴム動力を使った飛行機です。ダビンチの飛行機はあっさりと飛び立ちましたが、ガリレオの飛行機はなかなか飛び立てません。ようやく飛行したガリレオの飛行機は、ダビンチの飛行機を追走します。ガリレオが必死にがんばったおかげで、ダビンチの飛行機を追い抜きましたが、それを喜んで漕ぐのをやめたためにガリレオの飛行機は墜落してしまいました。

それで勝負はダビンチの勝ちかと思いきや、ダビンチの飛行機もゴム動力が切れて墜落。結果は引き分けとなったのでした。

ということで、今回は飛行機はどうして飛ぶことができるのか、というお話でした。その説明は、子供の頃から何度か聞かされていますが、いまだにわかったようなわからないような感じですね。(^^;
北の町でノワールらしき人を見かけたという情報を得たラグは、その目的を探るために北へと向かいました。

ラグが向かうブルー・ノーツ・ブルースの町には、摩訶の伝説が残されているらしいです。何かニッチの秘密が明かされるのかと思いましたが、それは次回以降になるようですね。
北へとやって来たラグは、そこでノワールが撃った心弾銃の薬莢を見つけました。その薬莢に心弾を撃ち込んだラグは、ノワールの心をのぞき見ることになるのでした。

ロレンスに助けられた(?)ゴーシュは、記憶を失っていました。そんなゴーシュにロレンスは、首都アカツキで行われている人体実験のことを教えました。アカツキでは精霊を作り出すために、さまざまな生物と人間を掛け合わせる実験が行われているらしいです。実験に失敗した生物は、あっさりと破棄されてしまうのでした。

その事実を知ったゴーシュは、過去を捨ててノワールとして生きることを決めたのでした。しかし、心をなくしたと思ったノワールが、相棒につけたロダという名前。それは、かってのゴーシュのディンゴの名前でした。
それを知ったラグは、ゴーシュはまだ完全に心をなくしたわけではないと確信するのでした。

その頃、ザジは北の町に手紙を届けにやって来ました。そこでザジはノワールに襲われました。ノワールに反撃するザジでしたが、力が及ばず手紙を奪われてしまいました。ノワールたちは、手紙を奪ってそれで何をしようとしているのでしょうか!?
朝霧 (創元推理文庫)「六の宮の姫君」を読み返して以来1年ぶりに、ようやく最終巻である「朝霧」を読み終えました。

これまでのシリーズでは大学生だった"私"ですが、この「朝霧」では社会人となって出版社に勤務し始めます。そのせいか、これまでのシリーズと比べると、時間の流れが速くなったような気がしました。

さて、この本には「山眠る」「走り来るもの」「朝霧」の3作品が収録されていました。
「山眠る」では、卒論の提出を終えた"私"が、社会人となってゆく時期の物語です。物語のテーマになっているのは俳句なのですが、私自身に詩心がないせいか今ひとつ作品にのめり込むことができませんでした。

2本目の「走り来るもの」は、リドルストーリーを扱ったお話です。"私"が社会人となって、数年経った頃の物語です。このお話は、物語本編も面白いですが、それ以上に心に残ったのは職場の先輩が"私"に教えてくれた言葉です。「本屋が稼ぐのは、売れない本のため。儲かったら、これだけ損できると思うのが本屋さん」
損するのがわかっていても出さなきゃいけない本のために稼ぐ。文化を守り、育てるというのはこういう出版業界の心意気なんでしょうね。

3本目の「朝霧」は、本のタイトルともなっているだけあって、3作の中では一番推理色が強いものでした。
ある日、"私"は祖父の日記を手に入れました。それを読み進んでいくうちに、"私"は祖父が学生時代に下宿していた家の娘さんからもらった暗号文を見つけました。昭和初期に書かれたその日記の暗号を、現在の"私"が円紫さんの力を借りて見事に解き明かしました。

この円紫さんと"私"のシリーズは、この先もまだ続けられそうなのですが、続きが出ないのが寂しいような、読者に想像の余地を残したここで終わるのが正しいような複雑な気持ちです。"私"の恋愛や結婚まで読みたいような気もすれば、そこまで描くと別の作品になってしまうような・・・。

ともあれ、このシリーズがこの先も続くにせよ、続かないにせよ、このシリーズはふと何かの折に思い出して、何度も読み返したくなる魅力と深みを持った作品だと思います。(^^)