日々の記録

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りんとかれん先輩が、意地の張り合いから対立してしまうお話でした。

ナッツのお店のために、りんとかれんはお花を家から持ってきました。しかし、りんが持ってきたのは赤いチューリップ、かれんが持ってきたのは青い桔梗でした。2人がお店の前で顔を合わせて、緊迫した雰囲気になるアバンがよかったです。

お花の件をきっかけに、りんとかれんはあらゆることで張り合い始めてしまいました。紅茶と緑茶で争い、プリキュアの先輩と学校の先輩で争い、とうとう最後は大食い競争にまで発展してしまいました。
りんはともかく、かれん先輩まで大食いだったのは、ちょっとショックでした。やはりプリキュアの資格は、大食いなのでは!?と改めて思い直してしまいました。(^^;

今まで謎の存在だったデスパライア様が、とうとう登場しました。これまでのプリキュア・シリーズと違い、今度のボスは女性なんですね。ドリームコレットで不老不死になって、絶望に支配された世界を作り出すのが目的みたいです。

そんなデスパライアの目的をかなえるため、復活したアラクネアがのぞみ、うらら、こまちの前に現れました。
この3人、変身シーンは長かったものの、あっさりとアラクネアに捕まってしまいました。(^^; プリキュア5になって、以前のシリーズより確実にプリキュアが弱くなりましたね。(笑)

3人を助けるために、ケンカしつつもりんとかれんが下水道に向かいます。2人はお互いに、相手に負けたくないという気持ちで、普段以上の戦闘能力を発揮しました。チームだからといって、ただ仲良くしているだけでなく、競い合うことも意外と大切なのかもしれませんね。

今回は個々に変身シーンがあって時間を取られたのが残念でしたが、りんとかれんの対立にお話が絞り込まれていたので、予想外に楽しかったです。
ふたつのスピカ 12 (12)宇宙学校での最後の夏休みのエピソードを中心に、物語が急展開しました。特に、MISSION 64のラストには読み終えた途端に呆然となってしまうくらい驚かされました。(;_;)

最後の夏も、仲良し5人組は唯ケ浜で過ごすことになりました。そんな中で、とうとうマリカはアスミたちに、自分の病気のことを話しました。彼女の病気は、遺伝的なものが関係していました。その病気を完治させる方法は、アスミたちの時代にはまだ発見されていません。マリカは症状の進行を遅らせることはできても、ずっと病気と向き合って生きていかなければならないのです。

そんな病気を抱えていては、宇宙飛行士として宇宙へ出られる可能性は限りなくゼロに近いです。
「私は宇宙飛行士になれないと思う」、このセリフをどんな気持ちでマリカが言ったかと思うと、涙が止まりませんでした。でも、マリカは夢を諦めてしまったわけではありません。限りなくゼロに近い可能性の中でも、夢へと向かって悔いのないよう歩き続ける道を選んだのでした。

このやり取りの前にも、毎年夏には唯ケ浜で会うことにしようという提案をしてみたり、最初の頃と比べるとマリカは本当に人間的に成長したなあと思いました。そして、そんなマリカの生き方に、とても勇気づけられました。夢への可能性が限りなくゼロに近くても、人は夢を目指し続けていいんだと気づかされました。
一生かなわないかもしれないけれど、それでも夢を目指して努力し続ける生き方は、とても素敵だと思います。

そして、ケイちゃん、府中野君、秋君にも、それぞれのエピソードが用意されていました。
ケイちゃんは、とうとう自分の思いを秋に伝えたようです。そのために、アスミとマリカがちゃんとお膳立てをしていたのがよかったです。(^^)
また府中野君の過去が描かれたことで、アスミとは違った意味で、彼が普通の人とは違うものを見ていたことがわかりました。彼の本当の夢は花火師にあるようですが、どうして府中野君がアスミに惹かれたのか、その理由が納得できたような気がしました。

最後に、秋君のことを書かなければなりません。
秋は、宇宙飛行士選抜試験に合格しました。そして5人の中では、一足先に宇宙を目指して歩き始めました。
それまでに、病気を匂わせるような描写があったのに、無事に試験に合格できてよかったと思っていた矢先に、その突然の知らせがやってきました。
秋君は、宇宙を目指す道の途中で亡くなってしまいました。(号泣)

アスミと同じくらい、純粋に宇宙を見つめていた秋が、どうしてその道の半ばで倒れなければならなかったのでしょうか!? 次巻が発売されるまでに間がありますが、それまでの時間をこんなやるせない気持ちで過ごさなければならいのがつらいです。

その事実を知って、アスミは、ケイちゃんは、マリカは、府中野君は、それを受け入れたらいいのでしょうか。
あまりにも切ない、12巻の急展開でした。(涙)