日々の記録

アニメと読書の感想をメインにしたブログです。 ☆ゆるゆるっと更新中です☆


希紗の前に現れた謎の物体。どうやらブンちゃんとは違って、暖色系の方らしい。希紗にとっては、横浜上空に浮かぶ謎の巨大物体の方がブンちゃんっぽいらしい。
ともあれ、それがきっかけになって、自宅に引きこもっていた希紗がようやく外に出てきました。この物語は、超マイペースな希紗という存在でバランスが取れていたような気がするので、ようやく作品が正常な状態に戻った感じです。

成基は将棋の師匠からの呼び出し中に希紗と出会います。希紗といろいろ話したかったんでしょうが、師匠を放っておくわけにもいきません。仕方なく理絵子に後のことを依頼。理絵子はちょっとおもしろくないけど、成基からの頼み事に満更でもない様子。彼女自身、いろいろあって精神的に成長したしね。

まっきーも捜索に加わるけれど、希紗と巡り会えたのは理絵子だけ。まっきー成長したけれど、注意力とか観察力は今ひとつかも。成基と電話でやり取りした時の成基の驚きようはおかしかったです。
須河原さんは、一躍時の人になってしまい忙しそうです。

そして、立ち入り禁止にされている区画に入り込んだ希紗と理絵子は、そこで待っていた歩と出会いました。歩、久しぶりの登場ですが、最初のしゃべり方がちょっとわっくんっぽかったです。
以前、希紗と歩が出会った時は、ブンちゃんの消滅という悲劇しか起きませんでしたが、今回は一体どんなことが起きるのでしょうか。次回が楽しみです。

この作品を見ていると、自分の価値観が揺らいできます。絶対的に正しいことや、絶対的に間違っていることなんて世の中にないんだなあと思います。ある人がどうしてもそうしたかったら、別の人間にそれを止めることなんてできないのかも。
みんな、仕事だからとか、常識だからとか、当たり前だからという理由で考えることを投げ出しているだけじゃないのかな。
考えてばかりじゃ何も出来ないけれど、他人の決めた枠組みに従ってただ生きるだけっていうのもつまらないなあと思います。

自分の野望達成のためには、手段を選ばない主人公というのが新鮮でした。

主人公の高見沢優は、マッチョマンでジゴロでレーサーで武器の扱いにも精通しているというスーパーマンです。ヒーローというのは、これくらいでなくちゃいけないのかも。
何でもありな主人公に不快感を感じるかと思いましたが、大きな目的のためには目の前の小さな屈辱は堪え忍ぶところもきちんと描写されていて、そこまで自分の夢の実現に精力を傾けられる主人公に共感できました。

私はレースのことも、武器のことも情事のことも(笑)通じていませんが、さまざまなデータを並べて示されると何だかわかったような気になれるから不思議です。その中でも高見沢が一番情熱を燃やしているレースについてが、一番楽しく読むことが出来ました。

さまざまなトラブルをかいくぐり、最後にトリックサスペンションという不正を行いながらも勝利をつかむ高見沢は凄いなあと思いました。
このシリーズは、まだ続いているみたいなので先を読むのが楽しみです。