船で世間話をしていたギンコは、記憶をどんどん忘れて行ってしまう母親と暮らしているカジという少年から相談を受けました。さよのぼけぼけっとした性格が、妙に癒される感じでした。そのおっとりさには可愛らしさすら感じました。誰が声をやっているのかなあと思ったら、天野由梨さんでした。このふわっとした可愛さは、天野さんの持ち味だと思います。いいキャスティングですねえ。(^^)カジとさよは、行商に出かけている夫の帰り...
日々の記録
アニメと読書の感想をメインにしたブログです。 ☆ゆるゆるっと更新中です☆
途中で更新が止まっていた蟲師ですが、録りだめた分をようやく見ることができました。今回は、冬のさなかに春が見られるという幻想的な雰囲気なお話でした。ギンコが一晩の宿を借りたことから、ミハルという蟲を見ることができる少年を知りました。眠り続ける少年を助けようとしたギンコは、自らも同じ蟲の力で眠りについてしまいました。ギンコ自身が蟲の影響を受けてしまい、どうなっちゃうんだろうという部分が見どころでした。...
ギンコは竹藪の中で不思議な男と出会いました。その男と一緒だと、どうしても竹藪から出ることが出来ないのです。村で白い竹のことを聞いたギンコは、再び竹藪に戻り男からいろいろと事情を聞くのでした。男は竹藪の側の村の人間でした。男が小さかった頃、その竹藪には竹から子を授かったという不思議な夫婦が住んでいました。ある日、のどが渇いた男が竹から生まれた女の子から水をもらうと、その日から男はどうしても竹藪から出...
互いに愛し合っているのに結ばれることが出来ない、ゼンとハナの悲劇的な物語でした。村のために親の決めた相手と結婚させられようとしていたハナは、ゼンと一緒に村から逃げ出そうとしました。しかし、途中で吊り橋から谷底へと転落してしまったのでした。奇跡的に一命を取り留めたハナでしたが、体は生きていても心は既に死んでしまっているようでした。そんなハナを助けるために、ギンコは村へと呼ばれました。村八分にされてい...
ギンコの過去が描かれたお話でした。ヨキは幼い頃から蟲を見ることができたようです。しかし、母親はそれを幻だと言い、ヨキの言葉を信じていなかったようです。土砂崩れにあって母を失い傷ついたヨキは、ヌイという不思議な女性に助けられます。ヌイは蟲師としてあちこちを回っていましたが、夫と子供が常闇に関わって行方不明になったことから、片目のない魚ばかりいる不思議な湖の畔に独りで住んでいるのでした。ヌイの語る蟲師...
今回は土井美加さんの演技が本当に良かったですね。このキャラにはこの声しか考えられないというくらい、役にぴったりでしたよね。
個人的な希望としては、せめてギンコには常闇として消えてゆく時のヌイの温かくも冷たくもない手の感触だけでも覚えていて欲しいなあと思います。
このアニメ、本当に今まで全然クオリティが落ちませんね。派手さはありませんが、間違いなくアニメ史に残る傑作の1つだと思います。
かって蟲師だったムジカという男は、今は山の主となっていました。そのムジカに何か異変があったらしいことを知ったギンコは、ムジカのところへこだまという男の子と一緒に出かけるのでした。蟲って、もしかして八百万の神みたいなもの?と感じました。手塚治虫さんの火の鳥だったでしょうか、仏教が伝来する前の日本には山とか森、いろいろなところに神様がいて人々はそれを恐れ敬っていたという話がありました。この作品での蟲の...
今回は、硯の中に住んでいた蟲のお話です。化野先生の蔵には、あちこちから収集した怪しげなものがいっぱいでした。その蔵の中に、子供たちが入り込んでちょっかい出してしまったからたいへんです。その夜から子供たちは体温が異常に低下してしまう病気になってしまったのです。困った化野先生はギンコに相談。ギンコは硯を作った女の人の元を訪れて、子供たちの病気の原因が蟲にあることを突き止めたのでした。蟲は子供たちを高い...
口の中に不思議な歯が生えてくると、その人は死んでその代わりに村の田が豊作になる。それをもたらしているのは、その歯が抜けたときに取れる不思議な実が原因らしいのですが。以前あった目からドロドロ蟲が出てくる話も気持ち悪かったですが、今回のお話も何となく生理的に気持ち悪かったです。ただでさえ歯医者嫌いなのに、ますます通院するのがイヤになりそう。(^^;テーマ的には、けっこう重いお話でした。全体の幸福のためには...
2年半前に、海の上で靄に包まれ、奥さんと不思議な別れ方をした男の人の物語でした。いつもは雰囲気的に怖いものを感じながら見ている蟲師なんですが、今回はへんな連想が働いてしまいあまり怖さを感じずにすみました。う~ん、良かったんだか悪かったんだか。(^^;海の上で男と奥さんが遭遇した蟲って、何となくムーミンに出てくるニョロニョロに似てると思っちゃったんですよね。ニョロニョロは手みたいなのがあったり、目があっ...
私も、蟲師みてますよ~。
まんがもみてますよ~。
あの不思議な世界観が、とってもとっても大好きです~。
お気に入りは「旅をする沼」です~。
でもアニメは見逃してしまったのよね~(泣)
これからもちょくちょくおじゃまさせていただきます~。
私は蟲師はアニメだけなのですが、静寂が漂ってくるような世界観が本当にいいです。雰囲気が良すぎて、夜見るのが怖いのが弱点ともいえますが。(^^;
私はまだどのお話が一番好きとは決められないのですが、こういう雰囲気のアニメって今までにはなかったので、長く続けてくれるといいなあと思います。
今回は、虹を追いかけている男のお話でした。虹を追いかけるなんて、歌にでもなりそうな感じで、何となくロマンチックな感じでした。お話としては単純で、虹郎という男と知り合ったギンコが、一緒に蟲が関係している虹を探すお話でした。虹郎の語る過去が興味深くて、いろいろと考えさせられました。この世で一番きれいだと思ったから、その名前をつけたなんて、虹郎のお父さん素敵だと思います。虹郎は結局ギンコと別れてどこかへ...
この話をみるまで忘れてしまっていたことを思い出すとは思ってもみませんでした。
ラジオを録音したテープやピグマリオの単行本は手元に残ってないのですが、自分の中に大切にしまわれていたものともう一度思い出すことができて良かったなあと思います。
化野先生から紹介されて離れ小島へギンコが赴くお話でした。ギンコが行った島は、月に一度の大潮の時にしか島に出入りできないという外部から閉ざされた島です。島を捨てた少年ナギに頼まれたギンコは、島に伝わる不思議な生神様の謎を解くことになりました。今、生神様をしているのは、ナギの友達あこやだったのです。原因はやはり蟲でした。蟲の影響で、あこやの体は大潮の日にだけ年老いて、朝になると再び元に戻るのでした。ナ...
今頃気付いたんですが、TBが1話ずれて送っちゃいました・・・。
大変申し訳ありませんっ!
お手数だと思いますが、最初の方削除してやってくださいませ!
また宜しくお願いいたします(ぺこり)
すみません、1話遅れで視聴しているのが原因ですね。何とか追いつこうと思ってはいるのですが、見るのに気合いがいるアニメなので追いつけずにいます。(^^;
TB削除させていただきました。気にせずこれからもお付き合いよろしくお願いします。
今回、TBを誤って7話の物を送ってしまったので、そちらはお手数ですが削除して下さい。
本当にすみません。
すみません。これで犠牲者二人目です。(^^;
もう少しで追いつけると思いますので、その時はあらためてお付き合いよろしくお願いします。
今回は、旅をする沼の話。珍しくギンコ自身が、直接関わった事件です。海辺の町にやってきたギンコ。化野という名の医師は、ギンコからいろいろと買い取っているスポンサーらしいです。風体がどことなくギンコに似ているのもおかしいです。声、聞いたことがあるなあと思ったら、うえだゆうじさんでした。今はうえださんと言えば、私はギャグマンガ日和の歌が思い浮かんでしまいます。(^^; はじけ加減が妙に癖になります。ギンコが...
暗くなってからこの作品を見るのは怖いのですが、勇気を振り絞ってみました。(^^;今回のテーマは夢。予知夢を見られる。一見素晴らしい力のように見えますが、そんな単純なものではないようです。ジンの最初の苦悩には、超人の苦悩を感じました。最初は救われたことに単純に感謝する周りの人達。しかし、いつも助けられていると、いつしか助けられるのが当たり前になってしまう。結局、超人は我が身を削って人々を助けることに。あ...
今回は耳にまつわるお話でした。音を吸い取って聞こえなくしてしまう虫が、塩水をいやがって耳から飛び出してくるところが不気味でした。この作品は夜には見ないようにしているのですが、やっぱり昼間見て正解でした。(^^;蟲の表現も素晴らしいのですが、今回は雪に閉ざされた村の表現がとても良かったです。見ているだけで、雪の中の静寂、寒さなどが伝わってくるようでした。部屋の気温が2~3℃下がったような気がしましたので...
この作品は、ホントに“無音”の使い方が素晴らしいですよね。音のないのをこれだけ効果的に使えている作品は私的には初めてかもしれません。
また、雪の作る静寂がアニメで再現できるとは思ってませんでした!体感温度が下がったという説明もまたステキです!うんうんと頷いてしまいました。私も無意識に肩擦ってましたもん!
3話目にしてこのクオリティを変わらず保ちつづけているスタッフさんの仕事に拍手を贈りたいです。このまま頑張っていってくれー!
前半は光と闇の表現が凄かったです。闇の方は一見手抜きにも見えるんですが、そこで暗さを表現しているので、その後の外の風景や光の明るさが際だっていたと思います。音の演出も良かったです。BGMなしの場面が意外なくらいたくさんあって、静けさが作品の中から漂い出ている感じでした。BGMがあっても、他の作品と比べると抑え気味で雰囲気を盛り上げていたと思います。後半は、ギンコが登場して不思議さや不気味さが目立っていた...
>BGMなしの場面が意外なくらいたくさんあって、静けさが作品の中から漂い出ている感じでした。
私もそう思いました!BGMを入れないことで、これほど雰囲気を作れるなんて!と感動しました。この作品は、ホントに演出が上手いです。物語の後ろにちゃんとスタッフの努力が見られる作品は大好きです!
わ~。これを夜見たんじゃ本当に怖かっただろうなあと思います。おまけに目の摘出手術に近いところにいたなんて、今回の話はリアリティありすぎですね。(^^;
独特の雰囲気がいい作品なので、あまりグロ路線にいかないといいなあと思います。
ウテナやフルーツバスケットなどで注目していたクリエイター長濱博史さんが監督された作品ということで見てみました。第1話の登場人物は、ギンコ、しんら、廉子の3人のみ。それで緊張感のある空間を作り上げているのは凄いと思いました。長濱さんが監督ということで、もっとトリッキーな演出を予想していたのですが、意外と地味な見せ方で拍子抜けしました。物語の主人公は、ギンコという蟲師のようですが、特にこれといった特徴...
個人的にギンコはあんなカンジでいいです。
なんかね、萌えてしまいます。
自分のあるイミ特殊な力をきちんと受け入れてる姿勢が好きです。
こういうちょっと怪奇色の強い、不思議空間を描くお話、大好きです!
長濱博史という人はウテナに参加していた方だったのですね。確かに全然違う質感だともいます。
一回しか見ていないので主人公の役割が見えませんが、ストリーテラーとしてはいいと思います。ブラックジャックみたいというか。
切ないお話なのに、心が洗われる、というか、とても清々しい気持ちでこの話を観てました。
ヌイ役の土井美加サンの語り方が凄くキャラのイメージとあってて、静かに美しく強く、でも切なく響いて、何て言ったらいいのか、巧くコトバが使えないんですが、もう、ホントに“ヌイ”だったんで、感動しました。
ただ、今のギンコがあるのは、ヌイに出会ったからなのに、ギンコの記憶にヌイがいないというのが正直つらいなと。ヌイと過ごした時間の濃さが切なかったです。
ホント、このアニメ、スゴイ。