日々の記録

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「バビロン」、最終回です。

齋開化からの申し入れにより、G7に参加していたアレックス大統領は、今まさに自殺しようと考えている少女と話をするように迫られました。アレックスは、それを受けました。

しかし日本人の少女とアレックスは、通訳を間に入れなければ意思の疎通が出来ません。そこで正崎は、自分がその役を買って出ようとしますが、同僚のハーディが彼に代わって通訳を引き受けました。

そしてアレックスは、少女と話し合います。まずアレックスは、少女の身の上を聞きました。少女は特に目立つことのない生き方をしてきましたが、ある日ライブで出会った同い年の少年と愛し合うようになりました。やがて少女は、自分が妊娠していることに気づきます。

すると少年は彼女の前から去り、連絡が取れなくなりました。少女の親は、子供を堕ろせと言いましたが、彼女は子供を産む道を選びました。そうして生まれた子を、彼女は可愛がりました。ところが、ある日その子は突発的な病気で死んでしまいました。

それ以来、少女は心に穴が空いた状態でした。そして少女は、アレックスに尋ねました。自殺するのは良いことなのかと。
それに対してアレックスは、その答えはまだ出ていないと正直に答えました。その上で、もしも答えが出たらそれを少女に教えると約束しました。そして、それが自殺を肯定するものだったら、自分も死を選ぶと伝えました。

アレックスの答えを聞いて、少女は自殺を思いとどまりました。これで全ては無事に解決と思いきや、その直後にアレックスは「良いこと」とは何なのかに気づきます。アレックスの得た答えは、「続くこと」でした。対する「悪いこと」は、「終わること」です。

その答えを、アレックスは少女に教えようとイヤフォンを手にします。すると、イヤフォンから聞こえてきたのは曲世愛の声でした。それを聞いたアレックスは、自殺するために部屋から飛び出しました。

アレックスの異変を知った正崎は、いち早く曲世が介入してきたことを知りました。そしてG7の会場では、警備に当たっていたスタッフの一部が自殺し始めます。その中には、正崎に代わって通訳を志願したハーディもいました。

アレックスを追って、正崎は建物の屋上へとやって来ました。そこでアレックスは、自殺しようとしていました。その様子は、テレビ中継で全世界に報道されていました。このままアレックスが自殺したら、アメリカが自殺を肯定したことになってしまいます。

それを阻止するために、正崎はアレックスから託された拳銃でアレックスを撃ち殺したのでした。そんな正崎の前に、曲世が現れました。なんと曲世は、この会場に入り込んでいたのです。正崎は曲世に銃を向けました。そして曲世愛も、銃を持っているかのように指を立てました。

そして曲世愛の「バーン」というセリフで、唐突に物語が終わります。正崎はどうなったのかと戸惑っていると、EDの後に時が流れた後の曲世愛が現れました。単純に考えると、正崎は曲世を撃つことができず、曲世愛に殺された。もしくは、大統領を殺害した罪で逮捕されたということですね。

う〜ん、この最終回は納得いかないですね。(^^;
普通の人間の力では曲世愛に立ち向かうことが出来ませんでしたという、身も蓋もない結末ですよね。
またアレックスのたどり着いた、「良いこと」と「悪いこと」も納得出来ませんでした。続くこと=良いことだとすると、宇宙にさえ終わりがあるので、この世の全てが「悪いこと」にならないでしょうか!?
G7サミットと自殺法サミットが開催されるお話でした。

各国の首脳が集まって、G7サミットが始まりました。そこでの一番大きな話題は、世界を騒がせている自殺法でした。
自殺法を容認する国、反発する国、中立を維持する国、さまざまな国がありました。

そんな中で、アレックス大統領の判断が問われました。アレックスは自殺法の是非を考える前に、考えなければいけないことがあることに気づいていました。

それは善悪の基準です。それがはっきりすれば、全世界に対して統一的な善と悪の基準を示すことができます。それは単に1国の問題を越えて、もしも世界が1つにまとまることがあっても通用するものになるはずです。

アレックスの問いを受けて、各国代表はそれぞれの考えを示します。しかし、その答えは容易には出ません。そして新域で動きがありました。自殺法サミットを開催していた齋開化が、これから今まさに死のうとしている女性に言葉をかけて欲しいと言うのです。

彼女は、死を望む気持ちと死を拒絶する気持ちの間で揺れているというのです。その自殺しようとしている女性こそが、正崎が追い続けている曲世愛でした。アレックスは、曲世愛にどんな言葉をかけるのでしょうか。そして曲世愛と話をしてなお、アレックスは彼女に操られずにいられるのでしょうか!?

今回は、哲学的な内容でしたね。自殺について、死について、善と悪について、考えさせられる内容でした。しかし、それをサミットという場で、政治家同士が話し合う展開には違和感がありました。

それから作品のタイトル「バビロン」が、7つ首の獣に騎乗する大淫婦バビロンからだとわかったのはよかったです。今までずっと、なぜ作品のタイトルが「バビロン」なのかと疑問に思っていましたので。(^^;
正崎の覚悟とアレックスの決断のお話でした。

曲世愛がホスピスにいたハートフォード市長に電話をかけたことを、ついに正崎は突き止めました。しかし、その間も世界では、自殺法の導入を決定するところが増えていました。

曲世を追う正崎とハーディは、ホスピスにいた女の子が危険な鉄橋を歩いて行くのを目撃しました。彼女はホスピスで母親を失ったばかりでした。その時に市長から聞いた言葉が、彼女を動かしていたのです。

"偉い人"が言った言葉を信じた女の子は、正崎たちの目の前で鉄橋から身を投げて自殺しました。2人は必死で少女を止めようとしましたが、その言葉は彼女に届きませんでした。

一方、アレックス大統領は自殺法の是非について考え続けていました。しかし、いくら考えても答えは出ません。そんなアレックスに妻のエマは、自分の勘を信じて考え続けるように助言しました。

そしてアレックスは、正崎を自宅へ招きました。アレックスは、正崎がどうして曲世愛を追うのか尋ねました。正崎は自分の部下や友人が、曲世によって殺されたことを話しました。さらに正崎は、正式なFBIの捜査官になろうとする理由は、銃を手に入れるためだと打ち明けました。

正崎は、自らの手で曲世愛を殺すつもりでした。そのために、信頼の置ける人間に家族のことを頼んで、1人でアメリカにやって来たのです。

正崎の覚悟を知ったアレックスは、大統領権限で彼を正式にFBIの捜査官に任命しました。しかしアレックスは、曲世を殺すために正崎を捜査官にしたのではありません。銃の所持を許したのは、彼が正しいことに銃を使い、すべてを終えて家族の元に帰るためです。

日本では、齋開化に動きがありました。齋は世界各国に広がる自殺法について話し合うために、導入を決定したところの代表を集めて、新域で会議を開くというのです。それを聞いたアレックスは、ようやく自分が取るべき行動を悟りました。

自殺法の是非は彼らが考えてくれると、アレックスは喜びました。そして自分のやるべきことは別にあると気づいたのです。アレックスのやるべきこととは、いったい何なのでしょうか!?

世界中に自殺法が広がる中、正崎は曲世愛を殺す覚悟でした。しかし、そんな彼にみせたアレックスの優しさが、心に残るお話でした。
正崎がFBI特別捜査官となって、曲世愛を追うお話でした。

アメリカでも、ハートフォード市が自殺法の導入を決めました。アレックス大統領は、自殺法に対する態度をまだ決めかねています。この問題の答えを得るには、まだ手持ちの材料が足りないと考えていたのです。

そしてアレックスは、ハートフォード市長とテレビ電話で話し合いました。ハートフォード市の決定を、とりあえずはアレックスは尊重しました。しかし、自殺法の導入が性急すぎたことは指摘しました。その上で、ハートフォードの決定は尊重するが、場合によっては軍を派遣することもありうると、釘を刺すことも忘れません。

またアレックスは、フランスの大統領とも電話で話し合いました。フランスの大統領は、自殺法を導入した都市を全く相手にしていませんでした。フランスの大統領は、意図的に自殺法を無視することで、それが単に一時的な流行に過ぎないことを示したのです。

一方アレックスは、自殺法を推進する齋開化とも話がしたい様子です。しかしそれは、側近の反対で実現しませんでした。下手に大統領が動けば、人々の目が嫌でも自殺法に向くことになるからです。

アレックスには、ハートフォードだけでなく他の都市でも、なぜ自殺法が早急に導入されたかが不思議でした。その疑問に答えるために、FBIから情報がもたらしました。曲世愛の写真を見たアレックスは、それぞれ異なる女性が同一人物とは思えませんでした。

その事実を補強するために、正崎はFBIに特別捜査官になっていました。今のところ正崎は、FBIの正式な捜査官ではありません。しかし彼は、正式な捜査官になることを希望していました。正崎は、曲世愛を追うことを諦めていなかったのです!

そして正崎は、仲間のハーディと共に、ハートフォード市長のところを訪れました。急に市長が自殺法を推進した裏には、必ず曲世愛がいると考えたのです。そして正崎の読み通り、やはり曲世愛は市長に接触していました。

ホスピスを訪問した市長は、祖母をホスピスで亡くしたという女性からの電話を受けていたのです。その電話の相手が、曲世愛でした。愛は電話越しに少し話をしただけで、ハートフォード市長を意のままに操っていたのです!

ホスピスに残された通話の録音を聞いて、正崎はそれを確認しました。こんな怪物を相手に、正崎はどう立ち向かうつもりなのでしょうか。

というわけで、世界で広がる自殺法推進の背後には、やはり曲世愛がいました。電話越しに話しただけで、相手を操ることまでできるとは凄すぎですね。(^^;
昨年末に放映された、「バビロン」の第8話です。物語は日本からアメリカへと移りました。

陽麻を虐殺され、正崎は完全に曲世愛に敗れました。謹慎中の正崎は、家族との穏やかな日々を過ごします。しかし彼の頭からは、愛に殺された者たちの凄惨な記憶が離れません。それを正崎に忘れさせないためか、送り先不明の荷物がたびたび正崎の元へと送られてきているようです。

そんな中、上司の守永に呼び出された正崎は、守永が辞職することを知らされました。そして陽麻の父・瀬黒法務事務次官と会った正崎は、陽麻の死が自分の軽率な判断にあったことを認めたのでした。瀬黒法務事務次官は、正崎に対してそれ以上は問いませんでしたが、娘を失った父として正崎のことを許せない様子です。

そんな正崎のところに、いきなりFBIの捜査官が現れました。彼は事件のこれまでの概要を、話して欲しいと正崎に頼みました。それに対して正崎は、1つ条件をつけて全面的に協力することを約束しました。

FBIが動いたのには、理由がありました。日本で認められた自殺法が海外でも一部の国で認め始められていたのです。アメリカでは、この影響が自国に広がることを懸念していたのです。

そして物語の視点は、アレックスという男性に移りました。彼は幼い頃は病弱でしたが、知識を集めてよく考えて、自らの努力で健康を手に入れたのです。それはその後の彼の生き方に、大きな影響を与えました。よく学び考えるアレックスは、やがて大学に進学しました。

大学でもアレックスは、それまでの行動を実践して成果を出していました。そんなある日、彼はオンラインゲームに夢中になりました。最初はゲームの仕組みがよくわからなかったアレックスでしたが、そこでも彼は現実と同じように深く学んで考えました。そして彼は、ゲームの伝説的なトッププレーヤーとして知られるようになったのです。

そんなある日、アレックスはゲームを始めたばかりの初心者の女性から助言を求められました。彼はそのプレーヤーを助けて、そのおかげで彼女はゲームに上達しました。そしてアレックスは、その女性エマと現実に会うことになりました。

エマと会ったアレックスは、彼女の美しさに驚きました。そして自分は彼女に釣り合う男性ではないと、自らを卑下しました。アレックスの考えは、エマに見抜かれていました。デートの終わりにエマは、そのことでアレックスを批判しました。
容姿と関係なく、エマはアレックスのことを愛していたのです。そして2人は結婚して、オリバーという息子を得ました。

そしてアレックスは、現在のアメリカ合衆国の大統領でした!
彼は大統領として、世界に広がる自殺法について考えていました。彼の側近は、すでに自殺法を潰す方向で動いていますが、彼はまだ納得ゆく答えを出せていません。

というわけで、7話が殺伐すぎたので8話がどうなるか心配でしたが、舞台が日本からアメリカに移ったことで、また新しい展開がありそうです。
サブタイトル通り、「最悪」の展開でした。(;_;)

野丸が自殺法阻止のために連れてきた少年は、齋の息子でした。そして息子の太陽は、心臓に病を抱えていました。しかし、今の法律では齋が自らの心臓を息子に移植してもらうことはできません。齋が自殺法を支持するのは、そのあたりに理由がありました。

しかし齋は、自らの心臓を息子に強要するつもりはありません。移植を受けるかは、あくまでも太洋の意志に任せたのです。その上で齋は、人が自ら死を選択できる世界を実現したいと考えていました。そんな齋の事情を知って、TV局には自分の心臓を提供したいという申し出が相次ぎました。

こうして公開討論会は、圧倒的な齋の勝利に終わりました。この討論をきっかけに、世間では自殺法に反対する人の割合が減ったのです。

その様子を見守りながら、正崎は齋の拘束に向けて動き出しました。それは途中までは、成功しているかのように見えました。しかし中間地点を過ぎたところで、齋が通過したポイントの刑事と連絡が取れなくなったのです。状況を確認するために、陽麻がチェックポイントへと向かいました。

そして正崎の前に、九字院が現れました。彼は足に重傷を負っていました。しかしそれは、誰かに撃たれたのではなく、自ら正気を保つためにそうしたのです。九字院は正崎に、曲世愛の真実を伝えました。なんと愛は、通り過ぎた人間の耳元でささやきかけるだけで、相手を自殺に追い込むことができるのです!

それを正崎に伝えると、九字院は自ら頭を撃ち抜きました。そして正崎は、陽麻の元に向かいます。陽麻は、愛を発見して逮捕しようとしていたのです。正崎は陽麻に、逃げろと伝えます。しかし陽麻はそれを聞き入れず愛に立ち向かい、そのまま行方不明になったのです。

そして陽麻のスマホに、愛から連絡が入りました。それは正崎に、陽麻が惨殺される現場を目撃させるためでした。
拘束されて動けない陽麻の体に、愛はペンで点線をつけます。何をするのかと思えば、それを目印に以前に用意してあった斧を使って、陽麻をバラバラにしたのです!

この場面、正崎の奥さんと息子が料理する様子と、愛の殺戮シーンが重なっていて、見ていて気分が悪くなりました。ここまで残虐な場面を、映像として描く意味が本当にあったのでしょうか!?

正崎の声は、愛には届きません。しかし愛は、正崎と理解し合いたいと考えています。なぜ愛は、ここまで正崎にこだわるのでしょうか。

というわけで、前半の自殺についての議論には考えさせられるものがありましたが、後半の愛の残虐な殺戮シーンが衝撃的すぎて気分が悪くなりました。。しかも、この続きは来週ではなく年末まで持ち越しです。
自殺法の公開討論会が開催されるお話でした。

曲世愛の捜索をしていた筒井刑事が自殺しました。しかし、それに曲世愛が関わった証拠はありません。
そして域議選挙が近づきますが、やはり齋を逮捕できる証拠は見つかりません。

そんな中、正崎は捜査本部の解散を宣言しました。残された日数で、齋を起訴できる証拠は集められないと判断したからです。その決定に、これまで捜査を続けてきた刑事たちは不満の声が上がります。

しかし正崎は、このまま引き下がるつもりはありませんでした。なんと公開討論会に現れた齋を、その場で拉致しようと考えていたのです。それはもちろん、不法行為です。しかし今の正崎たちには、これ以外の方法はないのです。そんな正崎に、集まった刑事たちも賛同しました。

正崎は陽麻は、この件とは関わらせないつもりでした。しかし陽麻の方から、進んで正崎への協力を申し出たのです。
こうして正崎たちは、会場の警備を口実に齋を拉致する体制を作り上げました。

そしてついに、公開討論会が始まりました。討論会に野丸は、絶対の自信を持っていました。そして自殺法に賛成する齋と、反対する野丸を含む4人との討論会が始まりました。

4人の反対者は、経済的な観点から、道徳的な観点から、法律的な観点から、そして野丸は感情的な観点から、自殺法が受け入れられないことを訴えました。しかし齋は、それに動じることなく反論していきます。

互いに譲らない展開の中、野丸はある人物を会場に招いていました。それは動画投稿サイトに、父が自殺しようとしていることを訴えた少年でした。野丸は少年を利用して、人々の感情に訴えかけます。さらに野丸は、域議選挙に少年を候補者として出馬させると宣言しました。そのためには、自分は少年の補佐役にまわってもいいと言うのです。

野丸の目論見は、完全に成功したように見えました。ところが、思わぬ結末が待っていました。少年の自殺しようとしている父親とは、なんと齋だったのです!

というわけで、とんでもない展開になってきました。野丸さえも出し抜いた齋を、正崎たちは拉致することができるのでしょうか!?
正崎が陽麻と共に、曲世愛の叔父から話を聞くお話でした。

裏から手をまわして曲世愛の情報を得た正崎は、京都に住む彼女の叔父を訪ねました。曲世の叔父は精神科医として、学生時代の彼女を診察したこともあったのです。陽麻は正崎が合法とはいえない方法で情報を得たことが不満なようですが、正崎が手の内を明かしたことで態度を和らげます。

そして正崎と陽麻は、曲世愛の叔父から話を聞きました。すると驚くべき事実が明らかになりました。
中学時代、彼女にまつわる問題があり、叔父は曲世愛と同級生の何人かを診察しました。曲世愛の同級生からは、得体の知れない不安を抱えていることがわかりました。

その原因となったのは、彼らが曲世愛に強姦されたと感じているからでした。しかし彼らは、彼女と肉体的な接触は持ってないのです。その理由を叔父は、自らの体験で知ることになりました。曲世愛が部屋に入ってきただけで、叔父は彼女に対して欲情していることに気づいたのです。彼女のまとう雰囲気、しぐさ、声、それら全てに人を惑わせる力があったのです。

その後、叔父はしばらく曲世愛を通院させました。しかし、それも彼女が受験勉強に専念したいからという理由で中止されました。その時になって、叔父は自分が彼女と会い続けたいために、彼女の診察を続けていたことに気づきます。それを知った叔父は、住んでいた町から離れて逃げるように京都に移り住んだのです。

叔父の話を聞いても、正崎や陽麻は曲世愛に多くの人たちを自殺させるような力があることを信じられません。しかし理不尽なその事実を受け入れないことには、今回起きた事件の説明がつかないことも確かでした。

その後も捜査状況は、さっぱり進展しません。そんな中、警視庁の寅尾が、正崎を剣道に誘いました。スポーツで汗を流したことで、正崎は頭を空っぽにすることができました。するとそこに、陽麻が姿を現しました。陽麻は見た目とは裏腹に、剣道も四段の腕前でした。

陽麻の強さに、正崎は圧倒されました。そんな正崎に、陽麻は正義とは何かと問いかけました。それに対して正崎は、「わからない」と素直に答えました。その上で、わからなくても正義とは何かを問い続けることは常に必要だと答えました。
その答えを聞いて、陽麻は正崎に力を貸す決意を固めるのでした。

新域での議員選挙の日が近づく中、1つの動きがありました。行方をくらましている齋から、公営放送局にメッセージが届けられたのです。その内容が自分たちに有利と野丸が判断して、メッセージが一般にも公開されました。

齋の提案は、自殺法の賛成者と反対者を集めて、討論会を行いたいというものでした。その場には、齋本人がやって来て討論に参加するというのです。しかし今の時点では、正崎たちには齋を起訴できるだけの証拠はつかめていません。そこで正崎は、捜査チームの方針を証拠集めに振り替えました。

そんな正崎のところに、曲世愛を調べていた筒井刑事から電話が入りました。しかし電話の相手は、筒井刑事ではありませんでした。なんと筒井の携帯を使って、曲世愛が連絡してきたのです。曲世愛は、自分の置かれた状況を、RPGの勇者にたとえました。

しかし、そんな曲世の言い分に正崎は耳を貸す気はありません。曲世が話を打ち切ると、道路に飛び出して筒井刑事が自殺する音が聞こえてきました。どうやら本当に、曲世愛は人を自殺に追い込めるような力を持っているようです。

というわけで、曲世愛の不気味さがますます深まるお話でした。彼女は養女として曲世の家に引き取られたそうですが、それ以前はどんな境遇で過ごしていたのでしょうか!? 彼女の力の正体が気になります。
新たな事務官・瀬黒陽麻を迎えて、正崎たちが齋を裁こうとするお話でした。

新域での集団自殺は、それに続く後追い自殺も呼び起こしました。結果、300名近い自殺者が生まれました。
この異常事態に正崎は野丸たちと共に、事件の引き金となった齋を起訴しようとします。しかし、今のところ齋を起訴するのは難しい状況です。

齋自身が自殺者をビルから突き落としたのではありませんし、強いて理由をつけるとすれば自殺をそそのかしたくらいしかありませんが、齋が自殺をそそのかした証拠はありません。おまけに齋の行方はわからなくなっていました。

正崎は特捜部と警察の力を合わせて、なんとか齋を起訴できる証拠を集めようとします。その一方で、事件の背後で動いていた曲世愛についても調べさせます。

そんな正崎を補佐するのは、法務事務次官の伯父を持つ瀬黒陽麻でした。彼女は有能ですが潔癖なようで、事件捜査のために正崎が新聞記者の半田と親しく付き合っていることも気に入らないようです。

そんな中、新域の議員を選ぶ選挙が行われようとしていました。野丸はここに自ら立候補することにより、議会を掌握して再び新域の主導権を取り戻そうと考えていました。

しかし、新域の選挙での投票条件は、一定期間そこにいる者や年齢などの制限が意図的に外されていました。さらに立候補に当たっては、議員は自殺法に対する立場を明確にすることが求められていました。

選挙の日が近づく中、正崎のところに曲世愛の情報が届きます。彼女は学生時代に、なんらかの問題を起こしたことがあったようです。そして医者の診察を受けたようです。裏から手を回して、正崎は曲世愛の診療記録を手に入れました。
いったい曲世愛の過去に、何があったのでしょうか。
新域の本当の目的と、謎の女性の名前を知るお話でした。

御前会議に挑んだ正崎は、そこに野丸が現れて驚きました。そして正崎は、野丸から新域構想について聞かされました。
野丸たちは新域を、新たな政策の実験場としてようと考えていたのです。そこでは、より積極的に新薬の投与を認可して、建設基準も大幅に緩和され、労働形態にも変革を行おうとしていました。

さらに野丸は、選挙には出馬したものの、その域長となる気はありませんでした。野丸は齋開化こそが、その役目にふさわしいと考えていました。そして、そのために必要となる選挙工作はすでに完了していました。

正崎の上司・守永も、野丸が進める計画のメンバーでした。野丸は、正崎も自分たちの仲間になるように誘います。しかし、部下の文緒を殺された正崎は、その誘いを断りました。ところが、文緒や麻酔科医の自殺には、野丸たちも関知しない出来事でした。

彼らの死の真相を知るために、正崎は九字院や半田と協力して事件の調査を進めます。事件現場で監視カメラに残された女性を探し出すことが、やはり重要でした。そんな中、麻酔科医のパソコンに、暗号化されて残されていたデータが解読されました。それはちょっと不思議な薬のデータでした。基本的な成分は睡眠薬らしいのですが、この薬を飲んだ人間は間違いなく死んでしまうというのです!

さらに正崎が追っている女性たちが、見た目の印象は全く異なるのに、実は1人の女性だという事実も守永から教えられました。彼女は会う人ごとに、次々と全く印象の異なる人間として現れていたのです。そして事件当夜の文緒の行動経路を追った正崎は、彼が曲世愛と接触したのではないかと気づきます。

その直後に、文緒は謎の自殺を遂げています。その時、正崎は平松絵見子の尋問をした後で、彼に協力した奥田の様子がおかしかったことに気づきました。正崎はすぐに奥田の様子を知ろうとしますが、彼はすでに失踪していました。

そんな中、新域で異常事態が起きていました。建設中のビルの屋上に、多数の人々が集まっていたのです。その中には、奥田の姿もありました。新域へと向かった正崎でしたが、その途中で齋開化の演説が始まりました。齋は、演説の中で新域が新たな扉を開けるものだと宣言しました。

かって人間が火を管理するすべを身につけたように、新域ではこれまで禁忌とされてきた"死"と正面から向かい合うというのです。それは何の疑いもなく長生きを目指すこと、自らの意志で死を選ぶことの自由、への挑戦でした。そして齋の演説に呼応するかのように、ビルの屋上に集まった人たちが次々とビルから飛び降りました。

3話にして、この作品のテーマが見えてきた感じですね。この作品を見ることで、私たちは「自分たちがこれからどう死と向かい合うのか」を考えさせられそうです。
プライムビデオで3話まで先行配信されていたので、フライングで2話の感想です!(^^;

正崎と共に陰謀を追っていた文緒は、何者かに殺害されました。しかし殺された証拠はなく、最後に正崎に送られたメッセージから、自殺ということで決着しました。しかし正崎は、それを認めるつもりはありません。

捜査を進めた正崎は、事件と密接な関係があるらしい女性を参考人として拘留しました。平松絵見子と名乗るその女性は、正崎の尋問をのらりくらりと受け流して、つかみどころがありません。

彼女を拘留したのは、新たな事実が明らかになったからです。野丸の私設秘書・安納が、建設連盟会長と引き合わせた女性の住んでいるマンションは、野丸の対抗馬として知られる齋開化の後援会の人間の名義になっていたのです。
なぜ対立する2つの陣営が、こんな形でつながっているのか。それを調べるために、正崎は安納が囲っている他の女性を探ります。

やがて正崎は新聞記者の半田からの情報で、箱根で不審なゴルフコンペが行われることを知りました。対立する陣営の支持母体のメンバーが、なぜか一緒にゴルフコンペをしているのです。彼らの宿泊先の温泉宿に向かった正崎は、そこで安納が連れてきた謎の女性・平松絵見子を見つけました。

まだ確たる証拠はありませんが、正崎は彼女を参考人として拘留しました。そして何日も平松の尋問が続けられましたが、正崎は全く成果を上げられません。しかし正崎は、なんとか彼女から証言を引き出して、本格的な捜索につなげたいと考えていました。

検察首脳会議の議題にこの事件をあげるように、正崎は彼の上司の守永に要請します。守永は正崎に、明後日の会議までに
証言を取り付けろと伝えます。意気込む正崎でしたが、やはり平松は正崎を翻弄するような言動を繰り返します。
会議の期日が迫る中、平松から意外な申し出がありました。正崎が自分の質問に答えてくれるなら、正崎が用意した証言を認める書類にサインしてもいいと言うのです。

正崎はその条件を飲みましたが、平松の質問は正崎の価値観を揺るがしかねないものでした。人が正しいと信じているものは何なのか。そして正義とはなんなのか、平松の言葉は正崎を揺さぶり続けます。

そしてようやく正崎が供述調書を作成すると、取調室から平松の姿が消えていました。彼女の側には、これまで取り調べに協力していた奥田がいました。しかし奥田はぼんやりとした様子で、意識が朦朧とした状態です。正崎はすぐに平松の姿を探しましたが、すでに彼女の姿はどこにも見当たりませんでした。

こうして正崎は、決め手を欠いたまま会議を迎えました。上司の守永と共に会議室を訪れた正崎は、そこでさらに驚くことになりました。彼が捜査しようとする相手の野丸龍一郎自身が、その場に同席していたのです!
検察庁内部にも、野丸の力は及んでいたのです。守永は最初からそれを知っていたのでしょうか!?

というわけで、前回のラストに続いて、今回も衝撃的な展開でした。会議の場に野丸がいるのに、正崎は野丸を告発することができるのでしょうか。そして正崎を翻弄した謎の女性・平松の存在も気になります。
新番組のお試し視聴です。「正解するカド」の野崎まどさんが原作と知って、視聴してみました。

東京地検特捜部の検事・正崎善は、事務官の文緒厚彦と共に製薬会社の不正事件を捜査しています。しかし、彼らの扱う事件は、東京西部に"新域"と呼ばれる自治体の域長選挙と重なったこともあり、マスコミにも大きく取り上げられません。
事務官の文緒は、それが少し不満そうです。

そんな中、製薬会社の資料に目を通していた正崎は、その中に血がついた文書があることに気づきました。その文書からは毛髪や皮膚も発見され、その中身はFの字で埋め尽くされていました。文書の調査を進めた正崎は、それがある医者のものだと突き止めました。

その医者は、現在行われている域長選挙の最有力候補・野丸龍一郎の秘書が接触していることがわかりました。正崎と文緒は、詳しい事情を知るために医者のもとを訪れます。しかし彼らが訪れた時、その医者は自宅で麻酔薬を多用して自殺していたのです。

事件の背後に、巨大な陰謀があると確信した正崎は、刑事の九字院偲、親友の新聞記者・半田有吉と協力して、さらに事件の調査を進めます。そして野丸龍一郎の秘書が、建築業界の大物に若い女性を紹介していることを突き止めました。

その女性の供述から、野丸龍一郎の陰謀に切り込もうとした正崎でしたが、捜査中に文緒から自殺をほのめかすメッセージが送られてきました。慌てて正崎が文緒のところに駆けつけると、彼はベランダで首を吊って死んでいました。陰謀に近づきすぎたのを察知されて、何者かに抹殺されたようです。

事件の背後にどんな陰謀があるのか、それに正崎がどう立ち向かってゆくのか、これからが楽しみです!(^^)