日々の記録

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紙作りが成功して、マインがルッツに真相を話すお話でした。

ベンノから紙作りのために倉庫を借りて、マインとルッツの作業がスタートしました。しかし2人だけでは、必要な道具を作ることも難しいので、他の大人にも協力を頼みます。大人に仕事を依頼するコツも、マインはすぐにつかみました。そんなマインの様子を、ルッツは不審な目で見ています。そしてマインは、ルッツと約束をしました。紙作りが成功したら、事情を話すことを。

天気の良い日にマインとルッツは、森に出かけました。そこで材料になりそうな木を集めて、紙の原料を手に入れるのです。ルッツが森の奥に材料を探しに行っている間は、マインは木を煮る鍋の火の番をします。その時マインは、不思議な赤い球根のようなものを見つけました。

それはトロンベと呼ばれる、危険な植物でした。爆発したトロンベは、周囲に種をまき散らして急激に成長しました。危険を感じたマインは、ルッツを大声で呼びました。この植物が森の中にあると、あっという間に成長して森を占領してしまうのです。ルッツと森に来ていた子供たちの活躍で、トロンベは退治されました。

そんな危険なトロンベですが、なんとマインはそれすらも紙作りの材料にしてしまいます。鍋の中で木を煮るマインは、材料をかき回すものが必要だと気づきました。そこでルッツにお願いして、簡単な箸を作ってもらいました。しかし器用に箸を使うマインに、さらにルッツの不信感が高まります。

こうして材料を手に入れたマインは、いよいよ紙すきに挑戦します。転生前にマインは、紙すきを経験していました。その経験が活きましたが、さらにルッツの不信感を高めることになりました。そしてついに、念願の紙作りが成功しました!

そしてマインは、ルッツに本当は自分はマインじゃないと打ち明けました。元々のマインの意識がどうなったのかよくわかりませんが、どうやらすでに死んでいるようです。その代わりに、今のマインがマインになったのです。そんなマインに、ルッツは本物のマインを返せと訴えます。しかし、マインにそんなことはできません。

真実を打ち明けた後で、マインはルッツが望むなら今のマインは死んでもいいと伝えました。お母さんに木簡を燃やされた時、絶望して熱を出したマインはこのまま死んでもいいと思っていました。それを救ったのは、マインの夢を支えようとしてくれるルッツだったのです。

そんなマインに、ルッツは俺のマインはお前でいいと、今のマインを認めてくれました。ルッツはマインが髪にかんざしをするようになった時から、マインのことを疑っていました。しかし、ルッツがよく知っているマインは、この1年間を一緒に過ごしたマインでした。この場面、なんとなくルッツがマインにプロポーズしてるみたいでしたね。(^^;

こうして完成した紙を、マインはベンノに見せました。ベンノはその出来映えに驚きました。さらにベンノを驚かせたのは、一番書き心地が良い紙は危険なトロンベから作られたことでした。でも、トロンベを量産するのは危険すぎますね。(^^;

というわけで、ようやく紙が完成して、マインとルッツの間の溝も埋まりました。紙が完成したのは、素晴らしいことですが、それ以上にルッツが今のマインをマインだと認めてくれたことが素敵なお話でした!
マインが様々な知識を持っていることに、ルッツが不信感を持つお話でした。

マインとルッツは、ベンノさんのお店に呼ばれました。なんとベンノは、コリンナの兄でオットーの義兄だったのです。
お店に着くと、ベンノは不機嫌そうです。何かと思えば、マインが紙作りの道具を作るために、オットーから釘を手に入れたことを怒っていたのです。

紙作りが成功したら、マインとルッツはベンノのお店で見習いとして働くことになります。そのためベンノは、紙作りに必要なものがあれば、将来への投資としてその費用を負担するつもりだったのです。ベンノの顔に泥を塗ったことを、マインは素直に謝りました。そして、あらためて正式にベンノと契約を結ぶことにしました。

ベンノは紙作りに必要な材料や道具などを提供する。その代わりに、マインはコリンナの髪をサラサラにしたシャンプーの作り方をベンノに教える。紙作りに成功した後は、ベンノのところで見習いとして働くことができます。

最初ベンノは、紙作りの権利を自分が得て、その利益の10%をマインとルッツの給料に加算すると提案しました。しかし、マインはそれを退けました。自分とルッツが将来、ベンノのお店から切り捨てられる可能性があると考えたからです。その代わりにマインは、紙を作る権利はマインが、それを売る権利はルッツが持ち続ける条件を出しました。

この条件をベンノが受け入れて、マインは正式な契約を結ぶことになりました。この世界では、貴族だけが魔法を使えるようです。しかし、その技は商人たちが大きな契約を結ぶ時にも使われていました。マインとルッツは、ベンノと契約魔術で書かれた書類を作成しました。

ベンノと対等に契約を結ぶマインを、ルッツは驚いて見守ります。自分の知らないことを知り、文字も計算も得意なマインに、ルッツは嫉妬しました。ベンノのお店からの帰り道、ルッツはマインは本当にマインなのかと尋ねるのでした。

おまけに家に帰ると、なぜか家族もよそよそしい雰囲気です。その夜、マインは周囲から自分が誰なのかと疑われる悪夢を見るのでした。

翌日ルッツは、森に出かけることになっていました。そこでマインは、1人だけでベンノのお店に向かいます。しかし、あと少しでお店に着くところで、マインは倒れてしまいました。

マインが気がつくと、ベンノの家で寝ていました。マインはもう大丈夫だと言いますが、ベンノはそれを認めずに、これからはルッツが一緒でなければお店に来てはいけないと約束させられました。

そんなマインを、ベンノはやはり身食いではないかと考えました。本来は貴族しか魔力を持たないのに、ごくまれに平民に魔力を持つ者が生まれることがあるのだそうです。魔力を持った平民の子供は、洗礼式までに命を落としてしまうらしいです。貴族のところになら、何とかできる道具があるようですが、今のマインがそれを使うのは難しそうです。(;_;)

そしてマインは、ルッツに一緒でなければお店に来てはいけないと言われたことを伝えました。それを聞いたルッツは、大笑いしました。そして自分が、マインに必要とされてないと思ったことを打ち明けました。そしてルッツは、この日からマインの面倒を見るという大きな任務ができました。マインの体調を熟知している、ルッツにしかできない役目ですね。

しかしルッツは、以前のようにマインを名前で呼ばなくなっていました。そしてマインが、それに気づいているのが切ないですね。

というわけで、ベンノと契約を結んだことで、マインの紙作りは大幅に進みそうです。とはいえ、身食いを何とかしなければ、マインは洗礼式まで生きていることができません。これからのマインの運命が気になります。
マインとルッツが、オットーとベンノから商人になる方法を教えてもらうお話でした。

旅商人になりたいというルッツのために、マインはオットーさんと会合をする約束をしました。会合を翌日に控えた時、マインはルッツの髪をシャンプーします。初対面の人と会うには、まずは第一印象が大切と判断したからです。

そして、ついに会合の日がやって来ました。会合にやって来たのは、オットーだけではありませんでした。オットーは商人時代の知り合いのベンノを連れてきました。

ベンノは厳しい目つきで、マインたちを観察しています。そしてマインの簪に目をとめました。さらにマインやルッツの髪がサラサラなことにも気がつきました。常に商売になりそうなものを探す、商人らしい抜け目のなさですね。

そしてルッツは、旅商人の厳しい現実を知りました。町から町へ旅する商人の生活は、予想以上に厳しいものでした。そして旅商人の最終的な目的は、どこかの町の市民権を得ることでした。町に住まない旅商人は、市民権を持ってないのです。

この町で洗礼式を迎えれば、ルッツは市民権を得ることができます。しかし、旅商人の最終的な目的が市民権なのに、それを捨てて旅商人になろうとするルッツが彼らに受け入れられるとは思えません。

さらにベンノは、ルッツにお前が売りたいものは何だと尋ねます。しかしルッツは、それに答えることができませんでした。泣き出したルッツを、マインが励まします。するとルッツは、マインが作り出したものを売りたいと答えました。

ここからはマインの出番です。マインのなりたい仕事の第1希望は司書ですが、この世界ではそれは貴族のすることらしいです。そこで第2希望として、商人になりたいと考えていました。マインはこの世界の羊皮紙が、とても高価な物であることに目をつけていました。

マインはベンノに、自分なら植物からもっと安価に紙を作ってみせると宣言しました。ただし、今は準備が整っていないので、洗礼式までには実物をみせると約束しました。簪やシャンプーで、マインの実力を評価していたベンノは、この提案を受け入れました。

そしてマインとルッツは、和紙作りの準備を始めます。まずは紙づくりに向いた木材の調達、そして紙をすくための道具が必要です。材料はルッツが、木材商から情報を仕入れてくれました。しかし、紙すきの道具は自分たちで作るしかありません。しかし、それにも道具が必要です。

とりあえず必要な釘を手に入れるために、マインはオットーと取引をしました。オットーは妻のコリンナの髪を、マインのようにサラサラにしたいと思っていました。マインはシャンプーの作り方は教えませんでしたが、コリンナにシャンプーを使わせることには同意しました。

そしてマインは、オットーの家を訪れました。オットーはマインたちとは違い、上流階級が住む地区に住んでいました。兵士の給与では普通はこのような場所には住めませんが、コリンナのお兄さんが妹のために住まいを提供してくれたのです。

初めて会ったコリンナは、とてもきれいな人でした。マインがシャンプーを使うと、コリンナはさらに美しくなりました。
そんなコリンナを見て、オットーは大喜びです。早く2人きりになりたくて、オットーは気前よくマインに釘を差し出しました。

しかしコリンナは、自分のためにオットーが旅商人をやめたことを気にしていました。旅商人だったオットーは、コリンナと一緒にいたいために市民権を買って旅商人をやめたのです。そんなコリンナに、オットーは楽しそうにやっているから心配ないと安心させてあげるのでした。

オットーとベンノと会合した時、マインは自分が出す不思議な熱のことを聞いていました。ベンノは、それは身食いかもしれないと気づきました。もしそうなら、マインは間もなく死んでしまうというのです!

マインとルッツの紙作りが成功するかも気になりますが、マインは夢を叶える前に死んでしまうのでしょうか!?
トゥーリの洗礼式と、マインが木簡で本を作ろうとするお話でした。

冬の間に準備をしてきた、トゥーリの洗礼式が行われる日が来ました。トゥーリは希望通り、お針子見習いとして仕事を覚えることになります。週の半分は、マインとは別に見習いとして働くのです。それがマインには、少し寂しそうです。

マインが編んだ髪やアクセサリーは、周囲の人たちの注目を集めました。しかし、それ以上に輝いていたのは、笑顔のトゥーリでした。そんなトゥーリは、マインにとっても「わたしの天使」と呼びたくなる存在なのでした。

お父さんは、そんなトゥーリの様子をずっと見守っていたようでしたが、残念ながらお仕事です。(^^;
そしてマインは、渋るお父さんと一緒に門での仕事に向かいます。マインの読み書きは、かなり上達していました。今では、ちょっとした文書ならオットーの助けなしに読めるようになっていました。

お父さんとの仕事を終えたマインは、トゥーリのために腕によりをかけた料理を用意していました。具材をハートや星形に刻んだスープを、トゥーリは喜んで食べてくれました。そしてマインは、お父さんからナイフをもらいました。これからはトゥーリの分もマインが働いて、家事を手伝う必要があるからです。

でも、体力のないマインには、重いナイフで木の枝を切り落とすのはたいへんそうです。しかしマインは、ナイフのもう1つの使い方を思いつきました。古代中国で使われていたような木簡を作れば、本を作ることが出来るかもしれないと考えたのです。

そんなマインに、ルッツが協力してくれました。ルッツはマインに、旅商人のことをオットーから聞けるように取り計らって欲しかったのです。マインがそれをオットーに伝えると、オットーは休日に時間をとってくれると約束してくれました。

木簡に字を書くには、インクが必要です。しかし、この世界ではインクは高級品らしく、オットーさんも譲ってくれません。しかし諦めないマインは、煤を使ってインクを作ることを思いつきました。ルッツと一緒に、それを水に溶かしてみましたが、にじんでしまって使い物になりません。

あれこれ悩んだ末、今度は粘土に煤を混ぜることをマインは思いつきました。そしてマインとルッツは、コンテのようなものを作り上げました。帰宅したマインは、さっそくそれを試そうと思います。ところが、用意しておいた木簡がなくなっています。

なんとお母さんが、木簡を焚きつけとして使ってしまったのです。せっかく作った木簡を失ったことで、マインは再び森の中で起きたような不思議な熱が体からこみ上げてきました。そしてそのまま、マインは5日間も寝込んでしまったのです。

病気のマインを、ルッツがお見舞いに来てくれました。すっかり落ち込むマインを、ルッツは励ましてくれました。そして今度は、焚きつけにされないような材料で木簡を作ろうと言ってくれました。ルッツのおかげで、ようやくマインは元気が出るのでした。

そしてマインが病気だったせいで延期されていた、オットーとルッツの会合が決まりました。マインの友達のルッツに、オットーはとても興味を持っているようです。オットーは旅商人のたいへんさをマインに話していましたが、それでもルッツは旅商人を目指すのでしょうか。次回も楽しみです!(^^)

ということで、今回はトゥーリの可愛さが光るお話でした!(^^;
この世界では、木材は貴重な燃料なので、本作りの材料には向いてないのかもしれませんね。粘土板も木簡もダメとなると、次はどんな方法で本を作るんでしょうね。
そしてもう1つ気になるのは、たびたび起きるマインの発熱です。これはマインが転生前の記憶を持っていることと、何か関係があるのでしょうか。
マインが粘土板で、本を作ろうとするお話でした。

マインは転生前の知識を活かして、料理作りでも家族を驚かせました。でも、マインの本当の目標は本です。その第一歩として、森へ行って粘土を集めて、粘土板で本を作ろうと考えました。しかし今のマインの体力では、森に行くことは難しそうです。

それでもめげないマインは、少しずつ体力作りを始めました。運良く、門番のお父さんの同僚のオットーが、マインに仕事を手伝って欲しいと頼んできたのです。本来なら、洗礼式前の仕事は認められないのですが、建前はオットーがマインに勉強を教えることにして、バイト料は石筆で支払うことで契約成立したのです。

最初のうちは、マインはお父さんの力を借りなければ、門まで歩いてゆくことができませんでした。そして少しがんばると、翌日から熱を出して寝込んでしまいます。それでもマインは諦めず、少しずつ努力を重ねました。そのかいあって、春になる頃には体力もかなりついてきました。

そしてマインは、ようやくお父さんから森に行ってもいいという許可をもらったのでした。とはいえ、最初は森に行って休憩して帰ってくるだけの約束でしたが、森に着いたマインは約束を破って粘土探しを始めてしまいました。

その現場を、ルッツに見つかってしまいました。ルッツは、マインが約束を破ったことを怒りました。お父さんは本当にマインのことを心配しているからです。落ち込むマインを、ルッツは進んで手伝ってくれました。冬にお腹がすいていた時、マインがパンケーキを作ってくれたことを、ルッツはとても感謝していたのです。

そしてルッツは、マインに将来のことを尋ねます。マインは別の世界でかなえられなかった、世界中の図書館をまわる夢をルッツに語ります。そしてルッツの夢は、あちこちの町をまわる商人になることでした。その夢をマインは当たり前のように受け止めて、ルッツの夢がかなうことを願います。

そんなマインに協力して、ルッツは粘土を集めてくれました。そのおかげでマインは粘土板を作り上げ、早速そこに文字を書きつけます。そこに書いたのは、マインが熱を出した時に、お母さんがいつも聞かせてくれるお話でした。

ようやく文字を書き終えてほっとするマインでしたが、一緒に森にやって来ていた子供たちが、マインの作った粘土板を踏みつけてメチャメチャにしてしまいました。それを見たマインは、今までに見せたことのない激しい怒りをみせました。

いたずらした子供たちは、そんなマインを見て震え上がります。それをトゥーリやルッツがなだめて、あらためてみんなで粘土板を作り直しました。その翌日、マインは熱を出して寝込んでしまいました。その間に雨が降って、せっかく作った粘土板は崩れてしまいました。

それでもやはり、マインは諦めません。再び粘土板を作って、また物語を書きつけました。そして、ようやく粘土板を無事に自宅まで持ち帰ることができました。後はこれを熱して固めれば完成と思いきや、かまどで熱した粘土板は熱に耐えきれずに砕けてしまったのでした。

というわけで、パピルスに続いて粘土板での本作りも失敗に終わりました。でもマインは、自分の夢を諦めるつもりはありません。次はどんな方法で、マインは本を作ろうとするのでしょうか。

というわけで、今回も安定感があって楽しいお話でした。この作品を見ていると、不思議な安心感を感じるのですが、この感じどこかでと思ったら、世界名作劇場のアニメを見ているような安心感でした。
マインが転生前の知識を持っているという優位さはありますが、本人の努力や周囲の協力で目的に向かって進んでいく展開は、しっかり地に足が着いた感じで好感が持てます。(^^)
雪に閉ざされた、冬のお話でした。

長い冬がやって来て、マインは家で過ごす日々が続いています。冬の間に、お母さんとトゥーリは、裁縫や編み物細工を作っています。そしてマインは、この機会にパピルスを自作しようとします。冬になる前にマインは、トゥーリやルッツたちに頼んで、太い草の茎を集めてもらったのです。

でも幼いマインの手では、硬い茎から繊維を取り出すのに手こずります。困ったマインは、度々トゥーリに助けてもらいました。そしてようやく手に入れた繊維で、パピルスもどき作りの開始です。しかし細い繊維を編むのは、想像以上に根気のいる仕事でした。結局、手間がかかりすぎるため、マインのパピルス作りは挫折したのでした。

しかし、マインはこれくらいで本作りを諦めません。次は粘土板を作って、そこに文字を書こうと決意するのでした。
そんなマインを、お母さんは少しはお手伝いをしなさいとたしなめます。この世界の女性は、お裁縫と料理がうまいことが良い縁談につながるようです。

トゥーリはお母さんに教わって、機織りを習っています。この世界では7才になると洗礼式があり、それからは将来なる仕事の見習いとして働き始めるのです。トゥーリはお母さんのようなお針子になるために、お針子見習いとして働き始める予定なのでした。

ある朝、マインが起きるとお父さんとトゥーリの姿が見えません。2人は朝早くから、パルゥの実を採りに行っていたのです。パルゥは凍りついた木になっているので、子供が木に登って実のついた枝を手のひらで暖めて実を採取するのです。
手を真っ赤にして帰ってきたトゥーリは、早速その実から出た汁をマインに飲ませてくれました。それはココナッツのような、甘い味でした。

そうして採ったパルゥの実は、飲んだり油をとったりして利用します。最後に残った絞りかすは、鳥の餌になります。
ところがマインは、それを食べてみて、おからのような味がすることに気づきました。そこからヒントを得て、マインはパルゥの絞りかすからパンケーキのようなものを作りました。それは美味しいと、家族やルッツたちにも好評です。

長い冬の間に、マインはオットーからもらった石筆を使い尽くしていました。マインはお父さんに、オットーさんに会って石筆をもらいたいとねだりますが、お父さんはオットーに焼き餅を焼いて仕事場にマインを連れて行ってくれません。(^^;
でも、お母さんとトゥーリがそろって出かける日があり、お父さんは仕方なくマインを仕事場に連れて行きました。その道すがら、お父さんがマインにオットーがすでに結婚していること、奥さん以外は眼中にないことを教えるのが微笑ましかったです。

お父さんの職場についたマインは、ようやくオットーと会うことができました。そこでマインは、オットーが会計報告の計算に苦労していることに気づきました。文字はまだ学習中のマインですが、算数ではオットーの力になることができました。そしてマインは、オットーに算数を教える代わりに、石筆と文字を提供してもらう約束をしたのでした。

そしてトゥーリの洗礼式用の衣装が出来上がりました。衣装は完成しましたが、髪飾りは特に工夫しないと知ったマインは、トゥーリのために転生前に覚えたレース編みの知識を使うことにしました。でもそのためには、細いかぎ棒が必要です。
マインはお父さんにお願いして、かぎ棒を作ってもらいました。マインの役に立てて、マインが喜んでくれたことで、お父さんは大満足です。

そしてマインは、花型のレース編みを作り上げました。それを見たお母さんは、あっという間にその構造を見抜いて、残りはお母さんが仕上げてくれました。こうしてトゥーリは、きれいな髪飾りをつけて洗礼式を迎えることができます。
そんな2人の可愛い娘に囲まれて、お父さんもお母さんも幸せそうです。(^^)

というわけで、今回は本作りは進展しませんでしたが、マインと家族の絆は深まりました。体力のないマインですが、その部分はルッツが補ってくれそうですし、どんな形で本作りが実現するのか楽しみです。
マインが石板をもらい、この世界の文字を覚えるお話でした。

この世界で本を手に入れるのは、たいへんなことだと知ったマイン。しかし、それでもマインはめげず、買えないほど本が高価な物なら、自分で作ればいいと前向きです。

でも、その前にちょっと生活改善。この世界には石鹸がないらしく、マインの髪の毛はベタベタしています。植物から油が手に入ることを知ったマインは、油にハーブを混ぜて簡易シャンプーを作り出しました。そのおかげでマインや、お姉さんのトゥーリの髪はサラサラになりました。それを見たお母さんも、早速真似しています。

そんなある日、マインとトゥーリはお父さんが忘れ物をしていたことに気づきました。2人は一緒にお父さんの仕事している門に向かおうとしますが、病弱なマインは少し動いただけで疲れてしまいます。そんなマインに力を貸してくれたのは、近所に住むルッツたちでした。

ルッツのお兄さんが、門までマインを背負って行ってくれることになりました。お兄さんは、トゥーリに気があるようで、彼女の前でいいところをみせたいみたい。そしてマインと同い年のルッツも、マインのことが好きでした。転生前の世界では、恋愛に縁のなかったマインは真っ赤になって恥ずかしがります。

お父さんの仕事場で、マインは紙と文字を目にすることができました。マインはお父さんに、羊皮紙を買って欲しいとねだりますが、この世界では1枚が門番1ヶ月分の給料と同じくらいの高価なものでした。がっかりするマインに、お父さんの同僚のオットーから石板をもらえることになりました。

それからしばらくは、冬の準備が忙しくて、本のことを考える余裕がありませんでした。冬になる前は、保存食を作るので忙しいみたいです。そしてマインは、家族と一緒に豚の解体に行くことになりました。解体を待つ間に本のことを考えたマインは、パピルスを使って紙を作ればいいと思いつきます。でも直後に、豚が屠殺される現場を目撃して気絶してしまいました。

マインが目を覚ますと、そこはお父さんの仕事場でした。気を失ったマインを心配して、門までお父さんが連れ帰ってくれたのです。そこで再びオットーと会ったマインは、約束通り石板をもらいました。そこでマインは、この世界の文字で自分の名前をどう書くか教えてもらいました。

久しぶりに文字に触れたのがうれしくて、マインは次々と文字を書き続けます。そしていつの間にか、石板には日本語が書かれていました。しかし、それは今もマインにとって、昔の記憶でしかありません。その事実を、あらためてマインは思い知るのでした。

というわけで、本当に少しずつですが、着実にマインは本に近づいています。本への道のりは遠そうですが、マインの本への熱い思いが不可能を可能にしてくれそうですね。(^^)

今回のお話も、本好きの私には共感できるものでした。今でこそ、当たり前のように気軽に本を読めるようになりましたが、そうなる前は本は一部の特権階級だけのものだったのだと、しみじみと感じました。そして文字を書けることで、その先に広がる世界の大きさも感じられました。(^^)
新番組のお試し視聴です。本好きの女の子が、異世界に転生するお話でした。

原作小説も気になっていましたが、読む前にアニメ化されてしまったので、アニメで視聴していこうと思います。(^^;
図書館への就職が決まっていた本須麗乃は、突然別の世界へと転生してしまいました。中世のようなその世界で、彼女はマインという幼い女の子になったのです。

異世界にいることを知っても、マインが最初にしたかったのは本を読むことでした。ところが、家の中を探し回っても、本は全く見当たりません。そんな中、お母さんと一緒に買い物に出かけるチャンスが訪れました。

初めて外の世界に出たマインは、そこが中世の都市のような世界だと知りました。街中を見渡しても、お店の看板などに絵が使われていて、文字が見当たりません。しかし物の値段を示す札には、数字が刻まれていました。文字があるらしいと知ってマインは安心します。

しかしマインは、すぐに絶望の淵に突き落とされました。この世界の本は、基本的に手書きで書かれたもので、とても高価なものだったのです。本を所持しているのは、貴族などの一部の特権階級だけだったのです。

その事実を知って、マインがへこむかと思いきや、本がないなら作ればいいと、今度は自分で本を作ることを考えます。
果たしてマインは、本を作り出すことができるのでしょうか。

第1話は、マインの置かれている状況が丁寧に描写されていて好印象でした。冒頭のマインは、神官の元で記憶を探られていましたが、そこにたどり着くまでにマインはどれだけの問題を解決することになるのでしょうか。
安心して見られそうな内容でしたし、次回以降も視聴継続の予定です。(^^)