再放送で見続けてきたこの作品も、とうとう最終回です。今回の事件は、本放送の時に見ていたので犯人捜しという楽しみはありませんでしたが、ポワロとメイベルたちのやり取り、殺人事件が起こっているのにどこかほのぼととした雰囲気を楽しむことが出来ました。お話の雰囲気的には、まだ続編が作れるような気がします。ナイルに死す、オリエント急行殺人事件、鏡は横にひびわれて、などなど原作はたくさんありますので、もっとポワ...
日々の記録
アニメと読書の感想をメインにしたブログです。 ☆ゆるゆるっと更新中です☆
事件の捜査中にゲイルとジェーンに出会ったポワロは、ゲイルにホーバリ夫人を脅迫するように依頼するのでした。ポワロが脅迫させた目的は、ホーバリ夫人から真実を聞き出すためでした。かなり勝ち気な夫人ですので、普通に質問したのでは本当のことを話してもらえなかったでしょうね。こうしてポワロは、真実の1つを手に入れました。ホーバリ夫人はマダムジゼルに借金があり、それをネタに脅迫されていました。さらに、夫人は幼い...
マダムジゼル殺害の真相を探るべく、ポワロたちはフランスへと向かいました。フランスではいろいろな情報がポワロたちを待っていました。1つ目の情報は、マダムジゼルが搭乗した飛行機は犯人らしき男によって意図的に仕組まれたものだったということです。フランス行きの飛行機の中で乗客の話を耳にしたポワロは、チケットを手配した男がアメリカ人らしい謎の男からお金をもらっていつもと違う時間帯の飛行機に乗せるように頼まれ...
アニメでのポワロとマープルの活躍も、これが最後のエピソードとなってしまいました。今回のお話のメインはポワロですが、ラスト・エピソードということもあってかアバンでメイベルがマープルからクッキーの焼き方を習う場面がありました。さて、今回の事件です。フランスからイギリスへと向かう飛行機の中、そこで事件は起こりました。何とその飛行機にはポワロも乗り込んでいました。その同じ機内で、悪名高い金貸しの女性が殺さ...
銀行家のダブンハイム氏が失踪してしまいました。何かの事件に巻き込まれたのでしょうか。それとも事故にあったのでしょうか。シャープ警部から事件のことを聞いていたポワロは、なぜか今回は妙に挑戦的です。(^^;事件を担当している同僚を、どんな手がかりも見落とさないと褒めたシャープ警部に、ポワロはどんなに手がかりを集めてもそれを分析する頭がなければ意味がないと言い切ります。ポワロは自分よりも同僚を褒めるシャープ...
ギャラント・エンデバーという人気のレストランに食事に出かけたポワロたちは、そこでお店の人達から古時計さんと呼ばれている老人を目撃します。その老人はいつも決まった料理を注文するのに、なぜかその日だけは普段絶対に注文しないような料理ばかり注文したのです。以前見たことがあったのでトリックはわかっていたのですが、ささいな出来事から事件を見事に解決してしまうポワロの名推理が楽しいお話だと思います。前にこのお...
スリーピング・マーダーの解決編でした。前の3回が良かったので、今回は少し物足りない感じでした。特に物足りなさを感じた理由の1つが、お話の前半であっさりと犯人が判明してしまったことです。それもマープルやメイベルの推理でではく、グエンダが子供の頃の記憶を思い出すという形で。(^^;原作がそうなっているのかもしれませんが、一応推理小説なんですから探偵役が犯人を見つけ出すという形にして欲しかったです。グエンダ...
アースキン大佐のところを訪れたグエンダとメイベル。そこでアースキンから、ヘレンの過去について知ることが出来たのでした。ヘレンがウォルターとの結婚を考え直したのは、アースキン大佐の助言がきっかけだったようです。そしてそのおかげでケルビンと出会うことができたのでした。アースキン大佐は、ヘレンと再会したことが原因で妻にヘレンとの関係を疑われてしまいました。ヘレンが失踪した日に滞在していたホテルから引き上...
ヒルサイド荘を買ったグエンダ婦人の過去にまつわるお話が続いています。前回はグエンダたちにグエンダの2番目の母ヘレンのことを詳しく話さなかったヘレンの兄ケネディですが、なぜか今回になったら自分からペラペラいろいろとしゃべっていました。(^^;その結果、前回謎だったグエンダのお父さんについて知ることができました。グエンダのお父さんは、ヘレンを殺してしまったという妄想に取り憑かれていたのです。そして、それが...
今回から始まったスリーピングマーダー、録画はしていたのですが、見ようか見るまいか本当に迷いました。以前からこれがミス・マープルの最後の事件だと聞いていて、原作も最後に読もうと思っていまだに読んでなかったからです。結局、実際に見るまでに1週間以上が経過してしまいました。昔ほどミステリー小説に対して思い入れがなくなっていたのと、原作を買っても読む時間を確保するのが難しいと理由をつけて、ようやくアニメを...
前に見たことがあるお話でしたので、2話まとめての記事となりました。今回ポワロのところに現れたのは、自分のことばかりまくしたてる我が儘な婦人でした。そのトッド婦人は、料理人が突然消えてしまって困っているのでした。しかたなく事件を引き受けることになったポワロですが、事件の裏にはヴィクトリア銀行から消えた有価証券の問題が絡んでいたのでした。殺人がからんだ事件ですが、クリスマスプディングの冒険と同じく楽し...
霊媒師と遺産相続にまつわるお話。遺言状が消えたあたりで、トリックは見え見えでしたが、真犯人が誰かはっきりせず最後まで楽しく見ることができました。弁護士役の山本晋也さんの演技は今ひとつでした。職業柄、もう少し堅い感じが欲しい気もしました。遺言状に署名した2人のメイドさんなど、脇の方が声優としては自然なのは雪の女王でも同じですが。へんな伝統を踏襲せずに、雪の女王ではメインにもう少し力のある人を使って欲...
プリマス行急行の中で起こったキャリントン婦人殺害事件。メイベルはシャープ警部と一緒に、事件の手がかりを求めて調査に赴きます。そしてオリバーの活躍で殺害の凶器が発見されたのですが。メイベルが一生懸命に集めた事件報告でしたが、なんとポワロはそれを読む前に何が書かれているかを言い当ててみせたのです。驚くメイベルをさらに驚かせるかのように、ポワロはシャープ警部が逮捕したキャリントン婦人の宝石を売りに来た男...
プリマス行きの急行列車の中で女性が殺害されているのが発見されました。彼女の名はフロッシー、アメリカの鉄鋼王ハリデイの娘です。ハリデイと面識があったことから、ポワロにも事件を捜査して欲しいと依頼がありました。今回はヘイスティングスの様子が何やらおかしいです。どうしたのかと思ったら、雨の中を歩いて風邪を引いてしまったようです。ポワロは事件の調査をメイベルに任せるのでした。大任を任されてはりきるメイベル...
このクリスマスのお話は、以前再放送されているのを見たことがあったので新鮮な気分で楽しむことができませんでした。でも、今までずっとマープルおばさまの事件が続いていたので、久しぶりにポワロの顔が見られて懐かしい気分になりました。クリスティの2大探偵ポワロとマープル、どちらも愛すべき人物ですが私はどちらか一人と言われるとポワロを選んでしまいます。オリエント急行やナイル殺人事件など、マープルよりも舞台がエ...
マープルの友人エルスペスの殺人目撃から始まったこの事件も、ようやく今回で終わりです。前回ラザフォードホールにマープルが調査に来たときからそうでしたが、彼女は事件はそんなに複雑なものではないと言い続けてきました。そして、真相はまさにその通りでした。南フランスから帰国したエルスペスを伴って、再びラザフォードホールを訪れたマープルは、それまでの苦労が嘘のようにいともあっさり事件を解決してしまいました。事...
ラザフォードホールに乗り込んできたマープルおばさまでしたが、とりあえずは事件の裏には屋敷の人間の様々な思惑が絡んでいることくらいしかつかむことができませんでした。そうしているうちに、また新たなる殺人が。屋敷で出された食事にヒ素が混入されていたのです。これにより四男が死亡してしまいました。食事にヒ素を入れたのは、一体誰なのでしょうか。またさらに、殺人は続きます。四男に続き、三男も帰宅した自宅で毒物を...
ラザフォードホールにメイドとして入り込んだメイベルは、そこでついに死体を発見しました。警察が呼ばれ、ラザフォードホールの関係者が集められましたが、殺されていた女性の身元を知るものは一人もいません。数々の事実が明らかになる中、どうやらこの殺人には遺産相続が絡んでいるらしいことがわかりました。殺された女性の正体はわかりませんが、彼女はフランス人でかってラザフォードホールの長男と結婚していたことがあるら...
マープルの友人エルスベスは、すれ違う列車の中で人が殺されるところを目撃しました。しかし、不思議なことに死体が発見されません。マープルは事件の謎を解くため、何度も現場付近を通ってそこで何が行われたかを検証しました。その結果、死体は途中で投げ捨てられたのではないかという結論に達しました。しかし、なぜ投げ捨てられた死体が発見されないのでしょうか。これはかなり計画的な犯行のようです。メイベルは死体を求めて...
コカイン入りのチョコレートを食べて瀕死のニック。グレアム医師の治療で一命は取り留めたものの、確実な犯人の目星はつきません。そこでポワロは1つの作戦を提案しました。降霊術によって真犯人を捜し出すという理論的なポワロらしくない仕掛けがおもしろかったです。犯人はヴァイス、チャレンジャー、フレデリカの中にいると見せかけて、実は本当のねらいは別の所にあったという意外性も良かったです。ただ1つ疑問に思ったのは...
1週遅れになってしまいましたが、エンドハウスの怪事件の続きです。マギーを殺されて体調を崩したニックは、病院に入院してしまいました。ポワロの指示でニックには厳重な警戒がつけられることになり、人と会うことも差し入れをすることも禁止されています。公にはされていませんでしたが、ニックは冒険家で資産家のマイケル・シートンと婚約していたのです。彼女を狙った犯行は、その遺産目当てのようです。ロンドンに帰って調査...
事件解決のお礼として豪華なホテルに滞在していたポワロたちは、そこで何者かに狙われているらしいニック・バックリーという女性と知り合いました。ところが、ニックは狙われているという意識が全然ないのです。警告するためにポワロがエンドハウスと呼ばれるニックのお屋敷を訪ねると、ニックは最近額縁がベッドの上に突然落ちてきたり、石段が崩れたり、車のブレーキが壊れたりと何度も事故に遭っているのです。パーティーを開こ...
突然訪れた2人の婦人に招かれたマープルが、とあるお屋敷で起こった事件を解決するお話でした。そのお屋敷の女主人メアリー・プリチャードは、病気がちで占いを趣味にしている女性でした。占いの結果を重視するあまり、それまで尽くしてくれた看護婦を解雇して以前雇っていた看護婦と替えさせる有様です。事件は、その占い好きが原因で起こりました。ある日、ザリーダという女性占い師を招いたメアリーは、占い師からこの家にはよ...
今回は、メイベルのお父さんが若い頃に遭遇した事件でした。メイベルの父レイモンドは、ようやく売れ始めた小説家でした。ある時、コーンウォール地方にある友人を訪ねてゆきました。その友人ニューマンは、16世紀に沈没したスペインのガレオン船を探していたのでした。しかし、ニューマンが住んでいる町では、彼のことをあまり良く思っていない住民がいるようです。レイモンドが訪れた晩、散歩に出かけたニューマンが戻ってきませ...
ある日スペンロー婦人が自宅で殺害されているのが発見されました。犯行時刻に夫のスペンローは、ミス・マープルからかかってきたという電話で外出していました。しかし、マープルはそんな電話などかけていません。通信記録を調べた警察は、通話記録が残されていないことから犯人は村にある公衆電話からスペンロー婦人のところに電話したのではないかと推理します。村で電話があるのは、郵便局と駅の2カ所のみ。犯人は一体どちらの...
先週に引き続き、エジプトの遺跡発掘現場を舞台にした事件の続きです。この事件では、なぜかポワロは迷信深い様子を見せています。論理的で理性的な行動をするポワロには似つかわしくありません。これは誰かを油断させる作戦なのでしょうか。ヘイスティングスとメイベルに捜査の続きを依頼し、ポワロはカイロへ何かを調べに行きました。その夜、夕食を取っていると突如明かりが消えました。そしてテントにはアヌビス神の影が。やは...
今回は、エジプトのメンハーラ王の墓を調査していた調査隊から立て続けに死者が出ました。最初に死亡したウィラード卿の奥さんから依頼を受けたポワロたちは、エジプトへと調査に乗り出すのでした。新聞は立て続けに死者が出るのは、王の呪いだと書き立てます。それを裏付けるかのように、ポワロたちが到着するまでに1人、そしてさらにポワロたちが到着して間もなくさらに1人死者が出てしまいました。やはりこれは王の呪いなので...
軍の海上封鎖を突破してイギリスにもどったポワロたちは、いよいよ本格的な捜査に乗り出します。時間制限があることもありますが、今回のポワロはいつも以上に手際がよいです。最初の狙撃事件が起こった町まで来ると、不動産屋に立ち寄り、そこを拠点に首相が利用した診療所を調べたり、犯人が潜伏している場所を瞬く間に割り出してしまいます。シャープ警部と合流して、屋敷に突入。首相の救出まで、鮮やかなお手並みでした。ポワ...
今度の事件は、イギリスの首相の誘拐事件です。シャープ警部経由で、内務大臣から捜査を依頼されたポワロは26時間という制約の中で事件解決に当たります。今回はヘイスティングスとメイベルは置いてきぼりかと思ったら、2人ともこっそりポワロの後をつけて捜査に協力することになりました。しかし、2人があっさり船に乗り込むことができたりして、イギリス軍の警備状況も案外お粗末なのでした。(^^;ポワロたちは事件の手がかりを...
ついにABC殺人事件の犯人が逮捕されました。しかし、ポワロはその犯人が真犯人ではないことを見破っていました。カストというその男は、気弱そうでとても今回の事件のような大胆な殺人事件を行うような人物ではありませんでした。しかし、警察はDの事件の時の凶器を彼が所持していたことから、彼を犯人と断定します。ですが、カストには第2の事件ベティさん殺人事件の時に現場から20kmも離れたところにいたというアリバイがありま...