日々の記録

アニメと読書の感想をメインにしたブログです。 ☆ゆるゆるっと更新中です☆

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2017-08-31 (Thu)

失われた時を求めて(3)/マルセル・プルースト

失われた時を求めて(3)/マルセル・プルースト

2巻を読み終えてから、5年ほどが経過してしまいましたが^^;、ようやく「失われた時を求めて(3)――花咲く乙女たちのかげに I」を読み終えました。2巻から時が経過して、主人公はパリで暮らしています。パリには、スワンとスワン夫人となったオデット、そしてその娘のジルベルトも暮らしています。"私"は、何とかジルベルトと親しくなり、スワン家に出入りできるようになりたいと思います。しかし、それはなかなかうまくいきませ...

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2017-07-13 (Thu)

バウドリーノ(下)/ウンベルト・エーコ

バウドリーノ(下)/ウンベルト・エーコ

ウンベルト・エーコの「バウドリーノ(下)」を読み終えました。上巻でたびたび言及された、司祭ヨハネの王国。下巻ではついに、バウドリーノがその幻の王国を目指して旅立つことになります。それに先立ち、バウドリーノは実の父の死を見守ることになりました。その父が残した粗末な椀、それをバウドリーノは司祭ヨハネに献上するグラダーレにしたのでした。そして養父であるフリードリヒと共に、バウドリーノは十字軍に加わり東方を...

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2017-06-29 (Thu)

バウドリーノ(上)/ウンベルト・エーコ

バウドリーノ(上)/ウンベルト・エーコ

ウンベルト・エーコの「バウドリーノ(上)」を読み終えました。ウンベルト・エーコの作品は「薔薇の名前」の頃から興味があったのですが、これまで読む機会がありませんでした。それが今回、初めてエーコの作品に手を出せたのは、文庫という形で発売されていたからです。文庫サイズだと、気軽に持ち歩いて、ちょっとした空き時間に読むことができるのがいいですね。(^^)物語は主人公のバウドリーノが、手に入れた羊皮紙に書かれてい...

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2017-05-14 (Sun)

人生の階段/ジュリアン・バーンズ

人生の階段/ジュリアン・バーンズ

新潮クレストの新刊、ジュリアン・バーンズの「人生の階段」を読み終えました。この本は、まず表紙の真っ赤な気球が目にとまりました。カバーの紹介を読むと、愛する奥さんを亡くした作家の回想録らしいです。ところが、第1部の「高さの罪」を読み始めると、そこで描かれているのは気球の歴史と気球から撮影された神瞰図のような写真についてでした。不思議に思いながら読み進めると、第2部の「地表で」は、第1部に登場した軍人...

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2017-03-25 (Sat)

第三の嘘/アゴタ・クリストフ

第三の嘘/アゴタ・クリストフ

アゴタ・クリストフさんの「ふたりの証拠」の続編、「第三の嘘」を読み終えました。この3作目で、「悪童日記」から始まるシリーズが一応完結します。前2作と同様、何が真実で何が偽りなのか、不安定に揺らめきながら物語は進みます。そして、最終的にすべての真相らしきものが明らかになります。・・・でも、この結末はちょっと不満かも。(^^;ネタバレになるので作品の詳細には触れませんが、「ふたりの証拠」がリュカの物語なら...

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2017-03-22 (Wed)

ふたりの証拠/アゴタ・クリストフ

ふたりの証拠/アゴタ・クリストフ

アゴタ・クリストフさんの「悪童日記」の続編、「ふたりの証拠」を読み終えました。「悪童日記」のラストで、それまで常に一緒にいた"ぼくら"は、1人は小さな町に残り、もう1人は町を出て外の世界へと向かいました。前作では、登場人物の名前は不明でしたが、この作品では"ぼくら"の名前も明らかになります。小さな町に残ったのは、リュカという少年です。1人になっても、リュカは祖母の家で今までと同様の暮らしを続けます。し...

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2017-02-19 (Sun)

悪童日記/アゴタ・クリストフ

悪童日記/アゴタ・クリストフ

アゴタ・クリストフさんの「悪童日記」を読み終えました。戦争が激しくなり、双子の「ぼくら」は母方のお祖母さんの家で暮らすことになりました。お祖母さんは自分を見捨てるように去った娘が、双子を連れてきたことを喜びません。そればかりか、お祖母さんは自分の夫を毒殺した疑いがあり、同じ町に住む人々からは「魔女」と呼ばれていたのでした。お祖母さんは、「ぼくら」に対して愛情を示しません。彼らが自分の言いつけどおり...

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2017-01-24 (Tue)

ボート/ナム・リー

ボート/ナム・リー

ナム・リーさんの「ボート」を読み終えました。この本には、7作の短編が収録されています。しかし、その1つ1つが個性的で、複数の作家が書いた作品を集めた本なのではないかと何度も思いました。そして物語の舞台も、北米、オーストラリア、南米、中東、日本、東南アジアと多彩です。「愛と名誉と憐れみと誇りと同情と犠牲」は、ベトナム移民で作家志望の青年とその父の物語です。主人公の青年は、作品を書きあぐねていました。...

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2016-12-23 (Fri)

幻滅 -メディア戦記- (上)/バルザック

幻滅 -メディア戦記- (上)/バルザック

先に読んだ「読んでいない本について堂々と語る方法」で紹介されていた、バルザックの人間喜劇と呼ばれる作品群の1つ、「幻滅 - メディア戦記 - (上)」を読み終えました。物語はフランスの片田舎、アングレームと呼ばれる町から始まります。アングレームは貴族が住む高台と、平民が住む下町からなっています。その2つは、互いに反目していましたが、アングレームの中心人物であるバルジュトン夫人は、貧しい平民であるリュシアン...

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2016-09-22 (Thu)

三文オペラ/ベルトルト・ブレヒト

三文オペラ/ベルトルト・ブレヒト

手塚治虫さんの「七色インコ」のおかげで、タイトルを覚えていたブレヒトの「三文オペラ」を読み終えました。大勢のギャングを率いているメッキは、乞食同友会の社長であるピーチャムの娘ポリーを誘惑して結婚式を挙げてしまいました。乞食同友会というのは、多くの乞食たちを管理する団体です。特定の地区に乞食が集中しないように、それぞれに担当区域を割り振ったり、より哀れみを誘うための衣装を貸し出し、その見返りとして稼...

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2016-09-07 (Wed)

東方への旅/ヘッセ

東方への旅/ヘッセ

「荒野の狼」と共に、ヘルマン・ヘッセ全集13巻に収録されていた「東方への旅」を読み終えました。物語の主人公は、H.Hというイニシャルを持つ男です。彼はかって、とある結社へと所属していました。結社の中からメンバーを選りすぐり、東方への旅が行われることになりました。しかし、その旅は途中で頓挫してしまい、H.Hが所属していた結社も瓦解してしまいました。H.Hは、そんな結社のことを記録に残そうと思い立ちました。結社...

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2016-09-06 (Tue)

荒野の狼/ヘッセ

荒野の狼/ヘッセ

ヘッセの「荒野の狼」を読み終えました。この作品は、学生時代に読んで衝撃を受けました。その時は新潮文庫の高橋健二さんの翻訳を読みましたが、今回は臨川書店のヘルマン・ヘッセ全集13巻に収録されている里村和秋さんの翻訳されたものを読みました。臨川書店のヘッセ全集は、複数の翻訳者が担当しているため、巻によって当たり外れが大きい印象がありますが、里村さんの翻訳は現代的で読みやすかったです。主人公のハリーは、高...

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2016-09-02 (Fri)

誰もいないホテルで/ペーター・シュタム

誰もいないホテルで/ペーター・シュタム

新潮クレストから発売された、スイス人作家ペーター・シュタムの「誰もいないホテルで」を読み終えました。この本には、10作の短編が収録されています。本のタイトルにもなっている「誰もいないホテルで」、「自然の成りゆき」、「主の食卓」、「森にて」、「氷の月」、「眠り聖人の祝日」、「最後のロマン派」、「スーツケース」、「スウィート・ドリームズ」、「コニー・アイランド」の10作です。原題は、ほとんどの物語の舞台と...

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2016-08-31 (Wed)

ハックルベリ・フィンの冒険/マーク・トウェイン

ハックルベリ・フィンの冒険/マーク・トウェイン

マーク・トウェインの「ハックルベリ・フィンの冒険」を読み終えました。池澤夏樹さんの「世界文学を読みほどく」を読んだことがきっかけで、ついにマーク・トウェインの「ハックルベリ・フィンの冒険」を読むことができました。池澤さんが紹介されていた本が、加島祥造さんの翻訳によるものだったことも、読み切ることができた大きな理由でした。物語は、「トム・ソーヤーの冒険」の後日談として始まります。トム・ソーヤーとの冒...

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2016-08-19 (Fri)

知と愛/ヘッセ

知と愛/ヘッセ

ヘッセの「知と愛」を読み終えました。学生時代にも読んでいるので、今回が二度目の読書になります。原題は「ナルチスとゴルトムント」です。精神の道を追求するナルチスと、芸術の道を突き進むゴルトムントの2人を主人公とする物語に、翻訳者の高橋健二さんは「知と愛」という、それぞれを象徴するタイトルをつけられました。翻訳が機械的に言葉を自国語に置き換えるものでなく、翻訳者という人間を通して行われるものだからこそ...

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2016-07-14 (Thu)

鳥たちが聞いている/バリー・ロペス

鳥たちが聞いている/バリー・ロペス

バリー・ロペスの「鳥たちが聞いている」を読み終えました。この本は、池澤夏樹さんが紹介されているのを読んで知りました。読んでいると自然と向き合っているような気持ちになり、ちょっと不思議や幻想性さえ感じられる12編の短編が収録されていました。表題作の「鳥たちが聞いている」から始まり、「ティールの川」「エンパイラのタペストリー」「空き地」「ある会話」「ピアリーランド」「台所の黒人」「ウィディーマの願い」「...

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2016-07-11 (Mon)

停電の夜に/ジュンパ・ラヒリ

停電の夜に/ジュンパ・ラヒリ

ジュンパ・ラヒリさんの「停電の夜に」を再読しました。この作品を読むまで、私の読む海外文学作品は、世界文学全集に収録されているような作品が主体でした。現代の海外文学作品も凄いと気づかせてくれたのが、このラヒリさんの「停電の夜に」でした。今回読んだのは文庫版の方ですが、新潮クレスト版も手元にあります。その時々の気分によって、文庫版と新潮クレスト版を読み分けるのも楽しみの1つです。(^^)この本には、9編の...

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2016-07-06 (Wed)

地下室の手記/ドストエフスキー

地下室の手記/ドストエフスキー

ドストエフスキーの「地下室の手記」を読み終えました。池澤夏樹さんの「世界文学を読みほどく」を読んで、まずはドストエフスキーからと思ったものの、いきなり「カラマーゾフの兄弟」を読むのはボリュームがありすぎて圧倒されたので^^;、文庫で250ページほどのこの作品を読んでみることにしました。物語の主人公は、元はとある官吏だったけれど、ちょっとした遺産が手に入ったことから仕事を辞めて、地下室に引きこもり生活を送...

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2016-06-30 (Thu)

郷愁 ペーター・カーメンチント/ヘルマン・ヘッセ

郷愁 ペーター・カーメンチント/ヘルマン・ヘッセ

久しぶりにヘッセの「郷愁 ペーター・カーメンチント」を読み終えました。今回読んだのは、新潮文庫の高橋健二さんの翻訳によるものです。思い返してみれば、初めて読んだヘッセの作品が「郷愁」でした。この時は、講談社の世界文学全集に収録されていた登張正実さんが翻訳されたものでした。最初は山間の村の厳しい自然描写が延々と続くのが苦痛だった覚えがありますが、いつの間にかその作品世界に引き込まれていました。その後...

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2016-06-21 (Tue)

百年の孤独/G・ガルシア=マルケス

百年の孤独/G・ガルシア=マルケス

以前から読破したいと思っていた、G・ガルシア=マルケスの「百年の孤独」をついに読み切りました!(^^;これまでに何度かトライしたことがありましたが、そのたびに物語に翻弄されて撃墜されてきました。今回、読破の突破口となったのは、前に読んだ齋藤孝さんの「本をサクサク読む技術」でした。この本の中で、「百年の孤独」について触れている箇所があり、同じ名前の登場人物が何人も登場したり、過去と未来と現在が同時に語られ...

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2016-06-20 (Mon)

煉瓦を運ぶ/アレクサンダー・マクラウド

煉瓦を運ぶ/アレクサンダー・マクラウド

アレクサンダー・マクラウドの「煉瓦を運ぶ」を読み終えました。著者は、私の大好きな作家アリステア・マクラウドの息子さんです。アリステア・マクラウドは、2014年に惜しくも亡くなられましたが、生涯に発表した作品は短編16作、長編1作というとても寡作な作家です。しかし、その作品の魅力は安易に言葉で語りたくないくらい素晴らしくて、たまたま読んだ短編集「灰色の輝ける贈り物」の最初の短編を読んだ時から、大好きな大好...

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2016-06-04 (Sat)

あなたを選んでくれるもの/ミランダ・ジュライ

あなたを選んでくれるもの/ミランダ・ジュライ

ミランダ・ジュライさんの「あなたを選んでくれるもの」を読み終えました。この本は、映画の脚本作りに行き詰まった著者が、フリー・ペーパーに売買広告を出している人の元を訪れて、インタビューさせてもらった内容をまとめたノンフィクションです。ページをめくって驚いたのは、文章だけでなく、多数の写真も掲載されていたことでした。新潮クレスト/シリーズの中では異色の本でしたが、その内容にはとても引きつけられるものが...

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2016-02-14 (Sun)

湖畔のアトリエ/ヘルマン・ヘッセ

湖畔のアトリエ/ヘルマン・ヘッセ

ヘッセの「湖畔のアトリエ」を再読しました。古本屋で運良く、「湖畔のアトリエ」の新潮文庫版を見つけました。以前、臨川書店の「ヘッセ全集」に収録されていたものは、あまりに翻訳が酷くて残念でしたが、新潮文庫版は高橋健二さんの訳なので安心して読むことができました。(^^)画家のフェラグートは、湖の畔にあるロスハルデと呼ばれる古い貴族屋敷を買い、それを改修して家族と共に暮らしています。しかし、彼の生活は幸せでは...

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2016-02-09 (Tue)

荒野の呼び声/ジャック・ロンドン

荒野の呼び声/ジャック・ロンドン

ジャック・ロンドンの「荒野の呼び声」を読み終えました。セントバーナードとシェパードの混血犬バックは、アメリカの判事の屋敷で暮らしていました。しかしある日、バックは男に掠われて、アラスカへと送り込まれたのでした。この時代はゴールドラッシュで、一攫千金を目指して多くの人々がアラスカへと入り込んでいたのでした。バックはそこで、橇を引く過酷な労働を強いられる日々を送ることになるのでした。最初は急激な環境の...

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2016-01-19 (Tue)

アメリカン・マスターピース 古典篇/柴田 元幸

アメリカン・マスターピース 古典篇/柴田 元幸

著名な翻訳家である柴田元幸さんが、アメリカ文学の短編小説から名作を集めた本です。この本には、8人の作家の作品が収録されています。ナサニエル・ホーソーンの「ウェイクフィールド」、エドガー・アラン・ポーの「モルグ街の殺人」、ハーマン・メルヴィルの「書写人バートルビー」、エミリー・ディキンソンの詩が数編、マーク・トウェインの「ジム・スマイリーと彼の跳び蛙」、ヘンリー・ジェームズ「本物」、O・ヘンリー「賢...

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2016-01-12 (Tue)

ヘンリ・ライクロフトの私記/ギッシング

ヘンリ・ライクロフトの私記/ギッシング

ジョージ・ギッシングの「ヘンリ・ライクラフとの私記」を読み終えました。北方謙三さんがお薦め本として紹介されていたのがきっかけで、この本を手に取ることになりました。ヘンリ・ライクロフトは、若い頃はロンドンで文筆業で暮らしをたてていましたが、多くの文章を書いたものの世間にはほとんど知られる存在となりませんでした。彼は生活のために、さまざまな文章を書き綴ってきましたが、50歳になった時に資産家だった知人が...

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2016-01-02 (Sat)

べつの言葉で/ジュンパ・ラヒリ

べつの言葉で/ジュンパ・ラヒリ

ジュンパ・ラヒリさんの「べつの言葉で」を読み終えました。この本は、ラヒリさんがイタリア語で書かれたエッセイと短編を集めたものです。最初に書店でこの本を手にした時、これまでラヒリの作品を翻訳してきた小川高義さんではないのに気づいて、あれ!?と思いました。その謎は、本を読むことで明かされました。これまでのラヒリさんの本は英語で書かれていましたが、この本はアメリカから移り住んだローマで、イタリア語で書かれ...

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2015-12-23 (Wed)

デーミアン/ヘルマン・ヘッセ

デーミアン/ヘルマン・ヘッセ

久々にヘッセの作品を読みました。今回読んだのは、「デーミアン」です。以前読んだ時は、高橋健二さんの訳で読みましたが、今回は講談社の世界文学全集の中に収録されている秋山英夫さんの翻訳のものを読むことにしました。臨川書店のヘッセ全集も手元にあるのですが、この翻訳は「ロスハルデ」の時のように酷いものだったので読み続ける気になれませんでした。臨川書店のヘッセ全集は、現在唯一新刊で入手できる全集なのに、訳者...

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2015-10-28 (Wed)

八月の光/ウィリアム・フォークナー

八月の光/ウィリアム・フォークナー

このところフォークナーの作品を賞賛している文章をいくつか読みました。それに刺激されて、フォークナーの「八月の光」を読みました。フォークナーの作品は、以前「アブサロム、アブサロム!」に挑戦したことがありましたが、その時は途中で挫折してしまいました。今回読んだ「八月の光」は、「アブサロム・・・」よりも読みやすいと聞いたこと、翻訳が「タオ」の加島祥造さんだったことで、読んでみようという気になりました。物...

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2015-06-16 (Tue)

ヴォルテール、ただいま参上!/ハンス=ヨアヒム・シェートリヒ

ヴォルテール、ただいま参上!/ハンス=ヨアヒム・シェートリヒ

ハンス=ヨアヒム・シェートリヒの「ヴォルテール、ただいま参上!」を読み終えました。この本の主人公は、思想家のヴォルテールとプロイセンの王フリードリヒ二世です。2人の名前は、世界史の授業で習ったように思いますが、名前を知っている以上の知識はありませんでした。この本では、2人の間で取り交わされた書簡なども引用しつつ、2人の複雑な友情と駆け引きが描かれた作品です。有名な思想家ではあるものの、宮廷からはちょっ...

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