久しぶりに平井和正さんの「地球樹の女神 part 2」を再読しました。Part 1を読んでから、5年くらいが経過していたので、Part 1を読み返してから再読することになりました。(^^;この巻では、Part 1の冒頭で誘拐されたヒロイン・後藤由紀子をようやく四騎忍が救出します。その前に、忍は裏の顔をお知られないように、偽りの婚約者となった大海五鈴を彼が経営している情報企業のオフィスへと連れて行きます。そこでは中学生の忍は、...
日々の記録
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平井和正さんの「悪徳学園」を読み終えました。この本には、後に「狼の紋章」へと続く「悪徳学園」、SF作家が実名で登場するシュールな作品「星新一の内的宇宙(インナー・スペース)」、大事故に巻き込まれたはずの少女を描いた「転生」、未来の世界の戦いを描いた「エスパーお蘭」、人類滅亡寸前の世界を描いた「親殺し」の5作が収録されています。荒削りな「悪徳学園」も面白かったですが、それ以上に面白かったのが「エスパー...
「エスパーお蘭」は、凄いアイディアをてんこ盛りなのが楽しかったです。短編なのがもったいない感じで、これをベースにした長編を読んでみたかったなあと思いました。平井和正さんの初期作品が面白かったので、この機会に読もうと思って図書館で何冊か借りてきました。
「超革命的中学生集団」は、学生時代に読みました。内容はおぼろげにしか覚えていませんが^^;、ハチャハチャぶりが笑える作品でしたね。
平井和正さんの「真幻魔大戦」第1巻を読み終えました。このところ同じ著者の「ボヘミアンガラス・ストリート」や「地球樹の女神」を再読してみたのですが、どうも今ひとつしっくりこなかったので、過去に一読だけした「真幻魔大戦」を読み返してみることにしました。この「真幻魔大戦」は、角川文庫版「幻魔大戦」とは別次元の世界での出来事という設定です。角川版は1967年が舞台でしたが、こちらでは1979年が物語の舞台となり、...
コメントでは、初めまして。
故・平井和正さん、懐かしいですね。
この方は人狼天使辺りから、ある宗教にハマったらしく
作風が変わっているようです。
それまでの、魂の叫び的な熱い作風がすっかり影を潜めた感じです。
ゾンビーハンターの最後もキレイに終わったのは逆に良かったかな?
なので晩年の作品は初期の頃の作風を思って読むと???と感じます。
平井和正さんは、高橋佳子さんの主催された宗教団体にはまって、高橋さんの著書として発売された「真創世記」3部作を代筆したりされたようですね。(^^; 幻魔大戦から平井作品にはまったので、この「真創世記」も平井さんの代筆だという噂を聞いて読みました。(笑)
そこから遡って、過去に発表された作品も読みました。私も平井さんの作品では、ゾンビハンター・シリーズが一番完成度が高くて、きちんと完結した作品だと思います。初期のウルフガイもけっこう好きですが、「黄金の少女」の途中まで読んで挫折しました。(^^;
平井和正さんの「地球樹の女神 Part 1」を再読しました。「ボヘミアンガラス・ストリート」に今ひとつのめり込めなくて、平井和正さんの別作品に手を出すことにしました。迷った末に選んだのは、「地球樹の女神」です。「ボヘミアンガラス・ストリート」以降の平井作品は、途中で挫折してばかりですが、この「地球樹の女神」は最後まで読み通しました。主人公は、IQ400の天才少女・後藤由紀子と、桁外れの問題児・四騎忍です。三星...
今頃なんですが、平井和正さんの「ボヘミアンガラス・ストリート」第1部を読み終えました。29日周期で42度の高熱を発する体質の大上円は、家族とともに新しい街へと引っ越してきました。そこで高熱を出しているその日に、円は運命的な出会いをすることになりました。下劣な暴走族にからまれていた美少女、百合川螢と出会ったのです。それからも、円はちょくちょく螢と顔を合わせることになります。しかし、なぜか円はいつも最後に...
平井和正さんのウルフガイ・シリーズ、「黄金の少女」第2巻を読み終えました。前巻に登場した2人の東洋人の男女は、やはり神明と虎2でした。彼らは土地の有力者から犬を使って追われますが、その特異な能力で逆に犬たちを撃退するのでした。そんな中、チェンバーズの街には危機が訪れていました。先行してやって来た暴走族の1人が、街の雑貨店に立てこもったのです。キンケイドは、その暴走族の男の人質になることにしました。...
平井和正さんの「幻魔大戦」第11巻を読み終えました。死の病に冒されていた郁江でしたが、奇跡的な力によって見事にGENKENへの復活を果たしました。そんな彼女は、以前よりも妖精のような美しさを身につけたばかりでなく、その的確なものの見方が丈のようになってきたのでした。そして郁江を救ったことで、丈もまた大きく成長しました。これまでにはなかった、確固たる自信を感じさせるようになったのです。そんな郁江に、秘書の杉...
平井和正さんのウルフガイ・シリーズ、「黄金の少女」を読み終えました。ウルフガイの続編ということで読み始めたのですが、なぜか舞台はいきなり日本からアメリカへと飛びました。リープピューマ湖のほとりに、キム・アラーヤという妖精のような少女が住んでいました。彼女は何らかの目的で、この地で保護されて生きているようです。キムは見た目は普通の少女ですが、知性の方はまるで幼児のようです。しかし、その身体能力は、人...
平井和正さんのウルフガイ・シリーズ、「ブーステッドマン」を読み終えました。この作品も改題される前は、「狼のレクイエム第二部」として発売されていたらしいです。西城は、インディアンの殺し屋チーフスンを仲間に引き込みました。しかし、完全に彼のことを信頼しているわけではないようです。そんな西城のターゲットは、CIA日本支部の長・ハンターです。米軍の駐留地に彼がいることを知った西城は、ハンターの住処に恵子、チ...
平井和正さんの「幻魔大戦」第10巻を読み終えました。郁江のことを心配する丈は、秘書の杉村由紀にも行き先を告げず失踪してしまいました。そんな中、GENKENに1人のお客が訪れました。以前、丈に会いに来て暴言を吐いて帰って行った女優でした。彼女は何かに怯えて、丈に会わせろと由紀たちに迫ったのでした。しかし丈の居所を知らない由紀は、どうすることもできません。そんな女優に声をかけたのが、高鳥慶輔でした。高鳥は女優...
平井和正さんのウルフガイ・シリーズ、「虎精の里」を読み終えました。この作品は、かって「狼のレクイエム第一部」として発売されていた物が、何度か改題されて現在のタイトルになったらしいです。狼人間の血清を手に入れて、CIAに反逆して殺されたかに見えた西城恵。しかし、彼は日本の諜報組織・内閣情報室に命を拾われて生き延びていたのでした。しかし生き延びはしたものの、日本のJCIAは西城を自分たちの犬として使おうとし...
平井和正さんのウルフガイ・シリーズ、「狼の怨歌」を読み終えました。「狼の紋章」において死んだと思われていた犬神明、彼はまだ生きていました。重傷を負って心停止に至りながらも、驚異的な再生能力で犬神明は蘇っていたのでした。しかし、そんな彼は名誉欲に取り憑かれたキチガイ医者に捕らわれて、人体実験の材料にされていたのでした。ルポライターで狼人間でもある神明は、中国の工作員・虎4と出会い犬神明がまだ生きてい...
平井和正さんの「幻魔大戦」第9巻を読み終えました。郁江を襲う病魔は、いまだに去っていません。毎日明雄が郁江の元に通って心霊治療を行っているのですが、翌日には症状が再び元に戻ってしまうのです。その原因は、毎晩深夜2時に郁江を襲う怨念にあると見た丈は、その時刻に郁江の元を訪れることにしたのでした。秘書の杉村由紀、そして郁江と共に丈は、その怨念と立ち向かいました。それはなんと、これまで一緒にGENKENでがん...
平井和正さんのウルフガイシリーズ、「狼の紋章」を読み終えました。青鹿晶子は、街で不思議な雰囲気をたたえた少年と出会いました。それが青鹿先生と、犬神明の出会いだったのでした。やがて犬神明は、青鹿先生が教師を務める博徳学園へと転校してきました。しかし、その中学は影では悪徳学園と呼ばれる、不良少年たちがやりたい放題に振る舞っている無法地帯だったのでした。そこで犬神明は、学園のボスである羽黒獰と出会いまし...
平井和正さんの「幻魔大戦」第8巻を読み終えました。この巻から、丈の秘書として才媛の杉村由紀が就任することになります。由紀は、クリスマス講演会で丈の話を聞いて、ようやく巡り会うべき相手に会うことができたのだと、全てをなげうって丈の元へとはせ参じたのでした。そのために、これまで勤めていた大学教授の秘書を辞めて、丈の秘書となることを決意しました。しかし、お金がない丈には、由紀に満足な給料を支払うことすら...
平井和正さんの「サイボーグ・ブルース」を読み終えました。作者自身の言葉によれば、この作品は8マンへの鎮魂歌として書かれた作品だそうです。主人公のアーネスト・ライトは、同僚に熱線銃で撃たれて殺されました。しかし、彼の脳細胞は、サイボーグへと移植されて、彼はサイボーグ特捜官として生まれ変わったのでした。そんな彼の心には、怨恨や憎しみしかありませんでした。サイボーグとなった彼からは、人間だった時の喜びは...
平井和正さんの「幻魔大戦」第7巻を読み終えました。この巻では、丈が再び江田四朗と対決することになりました。丈の姉・東三千子は、丈と共にGENKENを立ち上げた久保陽子の母親から電話を受けました。深夜にも関わらず、陽子が帰ってこないというのです。陽子は丈から呼び出されたと陽子の母は決めつけて、一方的に丈を非難します。しかし、三千子には今丈がどこにいるのかさえわからないのでした。そして三千子は、丈に心で呼び...
平井和正さんの「幻魔大戦」第6巻を読み終えました。GENKENのクリスマス講演会が近づいています。そんな中、丈の父・東龍介が久しぶりに自宅へ帰ってきました。丈を呼びつけた龍介は、いきなり頭ごなしに丈を叱りつけました。そして、新興宗教のような活動をやめろと一方的に命令するのでした。さらに激昂した龍介は、丈は自分の子供ではないとまで言い出すのでした。しかし、丈はあくまでも冷静でした。そんな丈の様子に、龍介も...
平井和正さんの「幻魔大戦」第5巻を読み終えました。高校の文芸部の分科会としてスタートしたGENKENでしたが、平山圭子の父親が拠点となるビルを提供してくれたこともあり、一般人も対象とした組織へと大きく変わっていこうとしているのでした。しかし、丈の思惑とは別に、GENKENは大人が関わったことで腐敗の色を濃くしていたのでした。最初はそれを黙認していた丈でしたが、幹部が集まった会議での席上、ついにその怒りが爆発し...
平井和正さんの「幻魔大戦」第4巻を読み終えました。この巻から、小説版「幻魔大戦」はマンガ版「幻魔大戦」と大きく異なっていくことになります。ニューヨークから帰ってきた丈は、再び普通の高校生としての生活に戻っていました。しかし丈が大きく変わったことは周囲にも明白で、そんな彼に惹かれて丈の周囲には人が集まり始めました。最初に丈に声をかけてきたのは、文芸部に所属する久保陽子でした。彼女は丈が悪魔のような超...
平井和正さんの「幻魔大戦」第3巻を読み終えました。第3巻では、ハーレムでの戦いが描かれました。泥棒に入った兄を警察に逮捕されたソニーは、警察署に殴り込みました。ところが、その警察署の署長は既に幻魔に取り憑かれていたのでした。テレポート能力を封じられて、ソニーは幻魔に捕まってしまったのでした。その頃、ソニーが起こした騒ぎをきっかけに、ハーレムでは大規模な黒人の暴動が起きようとしていました。ピンチに陥...
平井和正さんの「幻魔大戦」第2巻を読み終えました。前巻で強大なエスパー戦士として覚醒した東丈。しかし彼はまだ悩みの中にいました。プリンセス・ルナと出会ったことで、世界を意のままにするという子供じみた夢は消えましたが、自分の強大な力をどう扱ったらいいのか、幻魔とどう立ち向かうべきなのか悩んでいたのでした。そんな丈の心の支えとなったのは、幼い頃から丈をかばい育ててくれた姉・東三千子でした。三千子は、動...
何十年かぶりで、平井和正さんの「幻魔大戦」第1巻を読み返しました。元々この角川文庫版は、それより前に石森章太郎さんと共に制作されたマンガ版「幻魔大戦」をノベライズ化することを目的に執筆が始まったようです。ところが、書いている途中でマンガ版からは離れて、独自路線の物語へと進化していったのだそうです。とはいえ、第1巻ではまだマンガ版にほぼ忠実な内容となっています。トランシルヴァニアのプリンセス・ルナは...
久しぶりに、平井和正さんの「死霊狩り(1)」を読み終えました。平井和正さんの作品といえば、学生時代に「幻魔大戦」に大はまりして、その後ウルフガイ・シリーズなども読んだりしましたが、作品として一番面白くて完成度が高いのは、この「死霊狩り」シリーズではないかと思います。主人公のレーサー・田村俊夫はレース中に大事故にあったのを、奇跡的に生き延びました。レース界への復帰を目指す彼でしたが、彼を雇っていたチー...
悪徳学園、インナースペースは読んだことありますが、
エスパーお蘭は未読です、面白そうですね。
平井和正さんの初期作品は面白いですよね。
ギャグ作品では、超革中が好きでした。
電車の中で、1冊丸々読み終えた記憶があります。