日々の記録

アニメと読書の感想をメインにしたブログです。 ☆ゆるゆるっと更新中です☆

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2021-01-04 (Mon)

本と鍵の季節/米澤 穂信

本と鍵の季節/米澤 穂信

久々に読書スイッチが入って^^;、米澤穂信さんの「本と鍵の季節」を読み終えました!米澤さんといえば「氷菓」からはじまる古典部シリーズが有名ですが、この作品も高校2年生の堀川次郎と松倉詩門が2人で日常の謎を解決してゆきます。「913」「ロックオンロッカー」「金曜に彼は何をしたのか」「ない本」「昔話を聞かせておくれよ」「友よ知るなかれ」の6作の短編が収録されています。古典部シリーズと比べると苦い結末が多...

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2019-09-03 (Tue)

いまさら翼といわれても/米澤 穂信

いまさら翼といわれても/米澤 穂信

米澤穂信さんの古典部シリーズ「いまさら翼といわれても」を読み終えました。久しぶりの古典部シリーズだったので、奉太郎とえる以外の登場人物を忘れかけていました。(^^;この本には6作の短編が収録されています。生徒会選挙の不正の謎を描いた「箱の中の欠落」、中学時代の卒業制作に関わる謎を解き明かす「鏡には映らない」、中学時代の先生の不思議を調べる「連峰は晴れているか」、摩耶花の漫研問題を描いた「わたしたちの伝...

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2011-03-17 (Thu)

春期限定いちごタルト事件/米澤 穂信

春期限定いちごタルト事件/米澤 穂信

米澤穂信さんの小市民シリーズ(?)の第1弾、「春期限定いちごタルト事件」を読み終えました。小鳩君と小佐内さんは、高校に入学したのをきっかけに共に小市民を目指しています。そんな2人の関係は、恋愛関係でも依存関係でもなく互恵関係なのだそうです。できるだけ目立たず慎ましい小市民を目指している2人なのですが、なぜか次々と事件に巻き込まれてしまうのでした。この本は、そんな2人の活躍をまとめた連作短編集でした。...

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2011-01-24 (Mon)

インシテミル/米澤 穂信

インシテミル/米澤 穂信

映画化もされた、米澤穂信さんの「インシテミル」を読み終えました。時給11万2千円。そんな冗談とも思える求人広告につられて、12人の男女が地下につくられた施設「暗鬼館」へと集まりました。彼らの仕事は、この館の中で7日間観察されること・・・。それだけで、何千万ものお金を手にすることができるおいしい話には、やはり裏がありました。館の中には、各自に個室が用意されているものの、扉には鍵がかからない。おまけに部屋...

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2011-01-11 (Tue)

追想五断章/米澤 穂信

追想五断章/米澤 穂信

米澤穂信さんの「追想五断章」を読み終えました。父親が亡くなり学資が途絶えた菅生芳光は、古本屋を営む伯父の家に居候して東京にすがりつくように生きています。そんなある日、1人の女性が古本屋に訪れました。自分の亡くなった父親がかって書いた5つのリドルストーリーを探しているというのです。そのお礼として提示された金額に魅力を感じた芳光は、5つの作品集めに挑むことになるのでした。最初は推理小説ではなく、古典部...

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2010-12-30 (Thu)

さよなら妖精/米澤 穂信

さよなら妖精/米澤 穂信

米澤穂信さんの「さよなら妖精」を読み終えました。とある雨の日、守屋路行と太刀洗万智は学校帰りに雨宿りしている外国人の少女をみかけます。彼女に話しかけた2人は、彼女がユーゴスラヴィアからやって来たことを知るのでした。そして2ヶ月の滞在の後、その少女マーヤは自分の国へと帰ってきました。物語はマーヤの帰国後、守屋と白河がマーヤが今どこにいるかを知ろうとするところから始まります。物語の舞台となっている1990...

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2010-12-16 (Thu)

折れた竜骨/米澤 穂信

折れた竜骨/米澤 穂信

米澤穂信さんの新作、「折れた竜骨」を読み終えました。このところ滅多に単行本は購入しないのですが、この本だけはお知らせを見た時からとても楽しみで、図書館に入荷するのを待てずに買ってしまいました。それは、この作品の舞台が12世紀末のイギリス近辺を舞台としていたからです。十字軍にロビンフッド、そして修道士カドフェルと、ワクワクする要素がいっぱいなんですよね。作品の舞台となるのは、イギリスの東に浮かぶソロン...

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2010-11-28 (Sun)

遠まわりする雛/米澤 穂信

遠まわりする雛/米澤 穂信

米澤穂信さんの古典部シリーズ第4弾、「遠まわりする雛」を読み終えました。これまで長編ばかりだった古典部シリーズですが、第4弾は奉太郎が古典部に入部してから2先生になるまでの1年間に起きた事件をまとめた短編集でした。収録されているのは、「やるべきことなら手短に」「大罪を犯す」「正体見たり」「心あたりのある者は」「あきましておめでとう」「手作りチョコレート事件」「遠まわりする雛」の7作です。7作の中で...

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2010-11-25 (Thu)

氷菓/米澤 穂信

氷菓/米澤 穂信

米澤穂信さんの古典部シリーズ第1弾、「氷菓」をようやく読み終えました。後の作品でも度々登場する、古典部の文集「氷菓」の名前の由来がやっとわかりました。神山高校に入学した折木奉太郎は、その省エネ的性格から「やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら手短に」をモットーとしていました。そんな彼は、最初は部活に所属する気はありませんでしたが、姉の供恵からの手紙で脅されて、廃部寸前だっ...

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2010-11-22 (Mon)

クドリャフカの順番/米澤 穂信

クドリャフカの順番/米澤 穂信

米澤穂信さんの古典部シリーズ第3弾、「クドリャフカの順番」を読み終えました。神山高校では文化祭が開催されようとしていました。しかし、古典部は大きな問題を抱えていました。文化祭で販売する冊子「氷菓」を発注ミスで、30部注文したはずが200部という大量の在庫を持つことになってしまったのです。これを完売するべく、古典部の面々はそれぞれに力を尽くそうとするのでした。そんな中、出店している各クラブから何者かがさ...

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2010-11-15 (Mon)

愚者のエンドロール/米澤 穂信

愚者のエンドロール/米澤 穂信

米澤穂信さんの古典部シリーズ第2弾、「愚者のエンドロール」を読み終えました。古典部のシリーズとしては、この作品の前に第1弾となる「氷菓」が出ているのですが、図書館で借りられなかったので、第2弾から先に読むことになってしまいました。作中に若干最初の事件に触れる部分はありましたが、第1作を知らなくても楽しく読むことができました。(^^)古典部1年生の折木奉太郎は、同じく1年生で部長の千反田えるに誘われて、...

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2010-11-11 (Thu)

ふたりの距離の概算/米澤 穂信

ふたりの距離の概算/米澤 穂信

米澤穂信さんの「ふたりの距離の概算」を読み終えました。神山高校では星ヶ谷杯と呼ばれるマラソン大会が毎年開催されます。古典部の2年生・折木奉太郎は、その20kmの距離を走る中で、1つの問題を解決しようとしていました。新歓の時期に仮入部してくれた1年生・大日向友子が、本入部を前に突然入部をやめると言い出したのです。その原因は、同じく2年生の部長・千反田えるとの間に何かがあったらしいのですが・・・。読み始め...

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