日々の記録

アニメと読書の感想をメインにしたブログです。 ☆ゆるゆるっと更新中です☆

Top Page › Category - 源氏物語千年記 Genji
2009-03-28 (Sat)

源氏物語千年記 Genji #11

源氏物語千年記 Genji #11

ある意味、今期一番の問題作だったこの作品も、今回でとうとう最終回です。アバンはいきなり合戦の場面からで驚きました。藤壺の宮との禁断の恋に苦悩し、今都から須磨へと流れてゆく身となった光源氏の心境を、合戦の落ち武者という形でうまく表現していたと思います。朱雀帝に謹慎を申し出た光源氏でしたが、謹慎場所として選んだのは須磨の地でした。わずかな供だけを連れて、須磨へと流れてゆくことで自らの罪の深さを償おうと...

… 続きを読む

2009-03-21 (Sat)

源氏物語千年記 Genji #10

源氏物語千年記 Genji #10

朱雀帝が寵愛している朧月夜との関係を、右大臣に知られてしまった光源氏は窮地に追い込まれるのでした。朧月夜が帝の元に入内して、光源氏との関係は切れるかと思われましたが、朧月夜は光源氏のことが忘れられず、再び2人は関係を結ぶこととなってしまいました。しかし、それを右大臣に知られて、さらに弘徽殿女御が光源氏に謀反の心ありと帝をたきつけたことから、事態は都中の噂になるほどの大事になってしまうのでした。弘徽...

… 続きを読む

2009-03-13 (Fri)

源氏物語千年記 Genji #9

源氏物語千年記 Genji #9

葵の上が逝き、六条の御息所が去り、光源氏の身辺はじょじょに寂しくなってきました。そんな折、光源氏の父である桐壺院が重体に陥ったという知らせが届くのでした。すぐさま光源氏は、桐壺院の元へと駆けつけました。しかし時既に遅く、桐壺院は崩御された後だったのでした。桐壺院は、とうとう亡くなるその時まで夕霧は自分と藤壺の宮との間の子だと信じてなくなりました。そんな桐壺院の気持ちが、ますます藤壺の宮を苦しめるこ...

… 続きを読む

* by ミント
私も院の最期の言葉に共感できる
ものがありました。
今になって気がついたんですけど、末摘花
のエピソードは?
空蝉との話と源典侍の話は?
それははしょられたまま?
花散里のエピソードは?

* by 横溝ルパン
院の最後の言葉、よかったですよね。命を天から預かったものと考えて、死ぬ時にはそれをお返しするという謙虚な気持ちは見習いたいですね。

それから、アニメではいくつかのエピソードはカットされているんですね。
詳しい内容は忘れてしまいましたが、もっと他に光源氏が付き合った女性がいたんじゃなかったっけ!?と感じていましたので。

Comment-close▲

2009-03-06 (Fri)

源氏物語千年記 Genji #8

源氏物語千年記 Genji #8

葵の上を失い、光源氏は号泣しました。そして六条の御息所は、自らの業の深さを恐れて、斎宮と共に伊勢へと下る決意をするのでした。これまで数多くの女性と関わってきた光源氏ですが、ようやく心が通じ合ったと思った葵の上との別れは堪えたようです。いつもは御所の帰りに女性のところに赴くのに、今回ばかりは四十九日が終わっても珍しく慎んでいます。(^^;光源氏と葵の上は、本当によい夫婦だったようです。これまで数々の女性...

… 続きを読む

管理人のみ閲覧できます * by -

* by ミント
原作と言うよりも、大和和紀版源氏物語
牧美也子版の源氏では、祖母亡き後
一応父親が引き取る事になってたのですが
それを強引に源氏がかっさらったんです。
映画の千年の恋でもそう・・・
御付の人が不安に思いながら一緒についていって。
娘が行方不明になったというのに若紫(少女時代はそう呼ばれてた)の父親兵部は、娘
捜さなかった。
早婚が普通の時代だったけど、源氏のやった事が、発覚すれば身の破滅・・・
惟光は表ざたにならないよう奔走したようで。
紫の上の父親の薄情さがわかっていたから
御付の人は幼い姫を源氏にたくしたんでしょうね。
葵の上は不器用で、思ったことが上手く言葉に出来ない人だったんです。
その不器用さとか本当は根が素直な所が
読者の人気だったようです。
葵の上が相手を上手くリードできるお姉さんタイプだったら、物語り違ってましたね。

* by 横溝ルパン
大昔に「あさきゆめみし」は読んだ記憶があるのですが、若紫がどうして光源氏のところにやって来たかは完全に忘れてました。(^^;

葵の上は、そのツンデレ加減が可愛かったです。普通に光源氏を上手にリードできる女性だったら、こんなに可愛いと思わなかったでしょうね。かなりお気に入りキャラでもあったので、事前に知っていたとはいえ、死んでしまったのは悲しかったです。(;_;)

Comment-close▲

2009-02-27 (Fri)

源氏物語千年記 Genji #7

源氏物語千年記 Genji #7

光源氏の父・桐壺帝は、東宮に位を譲って退位しました。院となった帝は、藤壺の宮を連れて御所から去っていったのでした。そんな折、頭の中将が光源氏に思いがけない知らせを持ってきました。なんと光源氏の正妻である葵の上が懐妊したというのです。藤壺の時も百発百中でしたが^^;、葵の上も同様に光源氏は妊娠させてしまいましたね。前回の光源氏を甘えさせる葵の上のツンデレぶりも可愛かったですが、妊娠を知って表情も穏やか...

… 続きを読む

* by ミント
自分がその対象に標的にならない限りは
噂は楽しいものだから。
ターゲットとなったほうは、たまったものじゃないですけど。
噂がなければ生霊にならなかったかも・・
すべての罪は源氏にあるんですけどね。

* by 横溝ルパン
いつの時代も、噂話は楽しいものなのかもしれませんね。それが悪口だったりすると余計に・・・。(^^;

この作品を見ていると、大昔から人間は本質的なところではあまり進化してないなあと思わせられます。

Comment-close▲

2009-02-21 (Sat)

源氏物語千年記 Genji #6

源氏物語千年記 Genji #6

宮中で宴が催された夜、光源氏はそこで朧月夜という情熱的な女性と出会ったのでした。若宮が生まれたことを心の底から喜ぶ帝。帝は、いずれその若宮を東宮にして、光源氏をその後継人とすることを考えていたのでした。光源氏と藤壺の宮の間に何があったかも知らず、帝は本当にいい人ですね。そこまで自分のことを考えていてくれた帝に、光源氏はただただ恐縮するのでした。ところが光源氏君、藤壺の一件で少しは反省したかと思いき...

… 続きを読む

2009-02-13 (Fri)

源氏物語千年記 Genji #5

源氏物語千年記 Genji #5

自らの欲望の赴くまま、藤壺の宮と事に及んでしまった光源氏。なんと、そのたった一度の逢瀬で、藤壺の宮は光源氏の子を孕んでしまったのでした。実家に帰っていた藤壺の宮の屋敷に赴き、豪雨の中光源氏はついに藤壺の宮と肌を重ねてしまいました。どう考えても、いきなり押しかけてきてやっちゃった^^;光源氏が悪いのですが、藤壺の宮はそれは自分の罪だと自らを責めるのでした。そして、藤壺の宮はもう二度と光源氏とは会わない...

… 続きを読む

2009-02-06 (Fri)

源氏物語千年記 Genji #4

源氏物語千年記 Genji #4

夕顔を失ったショックで病の床に就いた光源氏。そんな彼の元に見舞いの品が次々と届けられました。その中には、いまだに恋い慕う藤壺からのものもありました。凄腕のナンパ師・光源氏も^^;、六条の御息所の生き霊にはビビってしまったようです。それ以来、体調を崩して御所への出仕もままなりません。光源氏の様子を心配した帝は、頭の中将に様子を尋ねられました。そして、一日も早く光源氏が回復するようにと、見舞いの品を送ら...

… 続きを読む

2009-01-30 (Fri)

源氏物語千年記 Genji #3

源氏物語千年記 Genji #3

六条の御息所と光源氏は、深い恋に溺れました。しかし、あまりにその思いが深すぎて重くなり、光源氏は夕顔という別の女性へと手を出すのでした。(^^;この作品、アバンは必ず睦言の場面と決めているのでしょうか!?(笑)今回は光源氏と六条の御息所の熱くドロドロな恋模様が描かれました。あの六条の御息所と関係を持ったことで、その評判は宮中にも広がりました。しかし、噂が広がるのと対照的に、光源氏の思いは急速に六条の御息所...

… 続きを読む

2009-01-23 (Fri)

源氏物語千年記 Genji #2

源氏物語千年記 Genji #2

藤壺の女御への忘れられぬ思いを断ち切ろうと、光源氏は次々と新たな女性を求めては陥落させてゆくのでした。しかし、それでも光源氏の心が静まることはありません。元服した日に、光源氏は頭の中将の妹である葵の上を妃として娶ることが決められました。しかし、葵の上は最初から光源氏に心を閉ざして、決して心を開こうとはしなかったのでした。そんな中、光源氏は頭の中将から六条の御息所という才色兼備な佳人の噂を聞きました...

… 続きを読む

2009-01-16 (Fri)

源氏物語千年記 Genji #1

源氏物語千年記 Genji #1

ある意味、この作品が今期一番の問題作かも。(^^;最初は大和和紀さんの「あさきゆめみし」をアニメ化する予定が、途中からそれが出崎監督のオリジナル作品へと変更されたいわく付きの作品です。あまりにも「エースをねらえ!」な作画に、途中までは違和感を感じまくりでしたが、途中からはその映像と音楽を繋げてゆく美しい世界に引き込まれてしまいました。物語は、光源氏と頭の中将が色事について語り合う場面から、一気に光源氏...

… 続きを読む