日々の記録

アニメと読書の感想をメインにしたブログです。 ☆ゆるゆるっと更新中です☆


サクラクエストも、ついに最終回です。

みずち祭りが始まる中、元国王はサンデルさんの故郷との姉妹都市締結に向けて動いています。途中で怪しげな扮装で警官に捕まったりしましたが^^;、なんとかナウマン市長と合流することができました。しかし、それからまたトラブル発生。
元国王とナウマン市長が乗った車が、途中でガス欠になってしまったのです。しかしこれも、由乃たちの適切な対応で何とかクリアすることができました。

そしてついに、「龍の娘」のお芝居が始まりました。上演前に凛々子は、舞台でうまく歌いきることができたら、お祖母さんにお願いしたいことがあると伝えました。そして凛々子は、「龍の唄」を歌うという大役を無事に果たしました。そして凛々子は、世界各地を旅したいという希望をお祖母さんに伝えることができました。

お祭りには、由乃の家族も参加してくれたり、これまでお世話になった人たちの顔も見えて、とても盛り上がりました。このお祭りを通して、間野山の人たちのつながりは、これまで以上に深まったようですね。(^^)

そして由乃の国王としての任期が、終わりを迎えます。国王引退の式典には、やはり多くの人たちが集まってくれました。さらに驚いたことに、その場で元国王はチュパカブラ王国はこれで終わりにすると宣言しました。間野山の人たちの連帯感が強まり、少しだけ世間に知られるようになった今、もう王国は必要ないと判断したのです。

そして、由乃たちもそれぞれの道を選びます。凛々子は世界を旅することを選びました。でも、それはちゃんと間野山という帰ってこられる場所があるからこそです。真希は、この先もお芝居を続けていきます。早苗は商店街にオフィスを持って、町お越しのお手伝いに励みます。しおりは、大好きな間野山をもっと素敵な場所にしていこうとしています。

そして由乃の選択は、間野山から離れることでした。それでどうするのかと思ったら、また別の場所で国王として(?)、その街を元気にする仕事を続けるようです。

というわけで、サクラクエストの完結です!
全体を振り返ってみると、後半ようやく盛り返したものの、前半の展開がもったいなかったと思いました。
あと各キャラの設定が、なんとなくテンプレ的なのも気になりました。特に主人公の由乃が、今ひとつ影が薄くて魅力に乏しかったのが残念でした。キャストも類似作品とイメージが重なる感じで、途中まで由乃は伊藤かな恵さんの声に、しおりは豊崎愛生さんの声に、自動的に脳内変換されている感じでした。(^^;
合併話にもめげずに、由乃たちはみずち祭りの開催に向けてがんばります!

合併話は、由乃たちにとってショックなことでした。しかし、今の由乃たちには、それを止める方法はありません。それよりも、がんばってみずち祭りを成功させようと気持ちを切り替えました。由乃たちの頑張りもあって、祭りに協賛したいという人たちが数多く現れるようになってきていました。

そこへ再び、テレビ局の企画が持ち込まれました。それはテレビで間野山のみずち祭りを大々的に取り上げるということでした。しかし、その話は裏があって祭りで上演が予定されているお芝居に、テレビ局が用意した芸能人を重要な役で起用するなど、とうてい受け入れられない条件があったのです。

由乃たちは、自分たちの譲れないところはしっかり伝えて、その上でテレビ局と交渉しようとします。ところが、テレビ局の人から企画を持ち込まれた元国王は、こんな企画は受け入れられないと彼らを追い返したのでした。これはこれで正解だったと思いますが^^;、冷静に自分たちの要求を伝えようとした由乃たちの方が大人な対応だったかも。

それからも、お祭りの準備は続きます。龍が祀られているお堂を掃除していた由乃たちは、そばにある石碑に人の名前が書かれていることに気がつきました。そこには、桜池が作られた時に貢献した人たちの名前が彫られていました。その中には、なんとサンダルさんの祖父母の名前もありました。サンダルさんの祖父母は、本当に間野山と深く関わっていたのでした。

それを知った元国王は、合併交渉を有利に進めるために、サンダルさんの故郷と間野山の間に姉妹都市関係を築こうと思いつきました。都合のいいことに^^;、サンダルさんの故郷の市長さんは、来日して金沢に来ていました。それを知った元国王は、市長さんと話をつけるために飛び出していきました。この話は、うまくまとまるのでしょうか。

そうそう。今回は由乃にとって、ちょっとしたサプライズもありました。企画を進める途中で、真希たちは由乃の誕生日が近いことに気がつきました。そこで由乃には内緒で、バースデーケーキを用意して祝ってくれたのです。

そんな由乃には、選択の時も迫っていました。1年間という期限付きで引き受けた国王役が終わりに近づいているのです。
間野山を通じて大きく成長した由乃ですが、この先どんな道を選ぶことになるのでしょうか。
人気の洋菓子店から、間野山に出店したいという申し出があるお話でした。

由乃たちのところに、隣の市にある人気の洋菓子店から、みずち祭りに協賛したいという申し出がありました。それだけでなく、なんと間野山にも新たな支店を出したいと考えていました。お店の経営者は、間野山の出身でした。先日行われた廃校式に参加したことで、その人は自分も間野山のために何かしたいと考えたのです。

もちろん間野山に出店することのリスクも、その人は考慮していました。しかしそれでも、間野山にお店を出したいと思ってくれたのです。しかし、お店を出店するための場所の確保に苦労していました。そこで由乃たちは、それに協力することにしたのでした。

まずは、地元の商店会の会長である凛々子のお祖母さんに話を通しました。和菓子屋にとってはライバル店の出店ですが、商店街の活性化につながるならと、お祖母さんは協力を約束してくれました。そして由乃たちは、お店の出店場所を探し始めました。ところが、シャッターが降りたままのお店はたくさんあるのに、様々な事情でお店を貸してくれるところが見つかりません。

そんな中、完全に空き家になっているお店があることが判明しました。秋山さんは、経営していたお店を閉めた時に別の場所に建てた家に移り住んだのです。ここならと由乃たちは期待しますが、なぜか秋山さんはお店を貸すことを頑なに拒否します。

状況を打破するために、商店会の会合が開かれました。そこには今もお店を開けている人だけでなく、秋山さんのようにお店を閉めてしまった人たちもやって来ました。そこで凛々子のお祖母さんは、改めて洋菓子店にお店を貸してくれる人がいないか尋ねます。それに誰も答えないのを見て、お祖母さんは商店会の解散することを提案しました。このままお店を続けていても、先細りになっていくばかりなら商店会の存続意義はないと考えたからです。

開店派と閉店派の意見が対立する中、その場の雰囲気は使ってないお店を持っている秋山さんに否応なしに場所を提供させる流れになってしまいました。しかし、由乃はそんなやり方は間違っていると思いました。誰かの犠牲の上にお店が出店されるなら、それは単なる開発になってしまいます。由乃たちが真に望んでいるのは、誰かが犠牲になるのではなく、みんなの合意の上で町を盛り上げていくことでした。

そんな由乃の言葉を聞いて、秋山さんの事情が明らかにされました。かって秋山さんは、開いた店舗でお店をやりたいという若者に場所を提供したことがあったのです。しかし、その若者はある日突然夜逃げしてしまいました。お店の借金の保証人にもなっていた秋山さんは、若者が残した負債まで押しつけられてしまったのです。

これまで秋山さんは、そのことを凛々子のお祖母さん以外には知らせずにいました。自分の経験が、これからの商店街の発展を阻止することになってはいけないと考えたからです。そんな秋山さんの事情を知って、ようやくお店を閉めている人から、自分のお店を貸してもいいという声が上がりました。こうして洋菓子店の出店問題は、ようやく解決したのでした。
さらに、ずっと仮だったみずち祭りの開催も、ようやく商店会の同意が得られたのでした。

そして見つからない黄金の龍の代わりに、由乃はシャイニングドラゴンを使わせてもらうことにしました。本物の祭具が見つかれば一番ですが、限られた予算の中で祭りを実行するには、この方法が一番だと判断したのです。
こうして全てがうまく動き始めたと思った時、思わぬ知らせが届きました。なんと間野山を他の市町村と合併させる話が進んでいたのです。このまま間野山は、合併されて消えてしまうのでしょうか。

というわけで、今回は人気店の出店にからめて、由乃の成長が見えたとてもいいエピソードでした。会合の中で追い詰められていく秋山さんと、真希たちが進めている龍を題材にしたお芝居のストーリーが重なるところもよかったです。
秋山さんから、どうして間野山のためにそこまで尽くしてくれるのかと聞かれた由乃が、間野山が自分を受け入れてくれたからだと答える場面もよかったです。

間野山の合併話は、由乃たちにとって最大の試練になりそうですが、無事にこれを乗り越えて欲しいと思います。
暗号解読とエリカの家出騒動が決着するお話でした。

高見沢たちが子供の頃に拾ったという、シャイニングドラゴン。それが祭具の1つではないかと思った由乃たちは、シャイニングドラゴンを探します。シャイニングドラゴンを埋めた場所は、高見沢たちが暗号として残したのですが、自分たちで作った暗号なのに、彼らはその解き方を忘れていました。(^^;

しかし、凛々子が復活の呪文のような文章の、最初の言葉を順番に読んでいけばいいことに気がつきました。それで問題解決かと思いきや、解読した暗号通りだとするとシャイニングドラゴンが埋められた場所は公園の外になってしまいます。
結局、由乃たちはシャイニングドラゴン探しを一時中断したのでした。

エリカの家出はまだ続いています。間野山を嫌っているエリカに、しおりは少しでも打ち解けようとします。エリカの発言はしおりにはショックでしたが、自分とは違う好きを持った人いることは認めていました。そんなしおりに、エリカも少しだけ矛先を納めました。

そんな中、夜中にエリカの親知らずが痛み始めてしまいました。しかし、夜遅い時間ではドラッグストアも営業していません。あいにく、寮には大人用の痛み止めしか置いてありませんでした。そこで由乃たちは、ツテをたどって子供用の痛み止めを手に入れようとするのでした。

幸い、商店街の薬局が凛々子の祖母から連絡を受けて、薬を提供してくれました。そのおかげで、ようやくエリカは痛み止めを飲んで落ち着くことができたのでした。顔が見えない相手ではなく、普段からつきあいがある顔が見える相手だからこそ、無理もきいてもらえるのでした。

エピソードとしては、田舎のいい話的なものなのでしょうが、個人的にはちょっと違和感がありました。(^^;
専門家ではないので、大人用と子供用でどの程度成分が違うかわかりませんが、家で同じことがあったら大人用の半分を飲ませとけ^^;で片付けられた問題だったなあと・・・。

それに、もう一歩踏み込んで欲しかったなあとも思いました。普段は大きなドラッグストアを利用していたけれど、困った時に助けてくれたから、多少高くても商店街の薬屋さんを利用しようとならないと、一方的な依存関係でしかない気がするんですよね。

話が脱線しましたが、さらにトラブルは続きます。エリカの弟の杏志がいなくなってしまったのです。由乃たちは、みんなで手分けして杏志を探しますが、なかなか見つかりません。おまけに、雪はますます激しく降ってきます。
そんな中、高見沢がシャイニングドラゴンの話を杏志も聞いていたことを思い出しました。杏志がそれを探しに行ったのかもしれないと気づいて、由乃たちは公園に向かいます。

結局、杏志はサンダルさんに保護されて交番にいました。杏志のことを知ったエリカは、家に帰りました。そんなエリカに謝った杏志は、泣きながらエリカに訴えます。可愛い洋服を売っているお店がないからと、間野山から出て行こうとしていたエリカに、杏志は自分が大きくなったら洋服屋になるから間野山にいて欲しいと頼んだのです。そんな杏志の言葉に、ようやく頑ななエリカの心も溶けたのでした。

杏志の話を聞いて、本屋の野毛さんは、自分の昔の夢を実現させようと思いました。野毛さんは、もともと実家が本屋だったのではなく、長年通っていた本屋さんが廃業してしまうのが耐えられず、そのお店を譲り受けて本屋さんになったのです。そのお店で野毛さんは、自分が子供の頃に読んでワクワクした本を取り揃えて、同じような気持ちを感じて欲しいと思っていました。しかし、売れる本は雑誌やベストセラーばかりで、いつの間にか野毛さんの夢はしぼんでいたのです。

しかし、夢を終わらせないために野毛さんは、廃校舎の再利用の1つとして、ブックカフェを設置することにしました。そこにはきっと、野毛さんが子供たちに読んで欲しいと思った本が何冊も置かれることになるんでしょうね。(^^)

そして由乃たちもまた、新たな活動を始めました。寂しくなっていく商店街に、せめて明かりを灯そうとしたのです。
それは蕨矢集落で見かけた、お互いに無事なことを知らせあう吊り灯籠にヒントを得た物でした。安全性の点から、ロウソクからLEDライトに交換して、商店街に灯してくれるように呼びかけたのです。

お店を閉じてしまった人たちも、この提案には同意してくれました。そして間野山の寂れたはずの商店街は、吊り灯籠の暖かな明かりで満たされることになったのでした。

残念ながら、発見されたシャイニングドラゴンは黄金の龍ではありませんでした。本物の黄金の龍は、いったいどこに眠っているのでしょうか。

というわけで、昔の由乃のように田舎が嫌いだったエリカが、少しだけ素直になったお話でした。
将来、もしかしたらエリカはやっぱり都会に出たいと思うかもしれません。でも、そうなったとしてもそれは田舎が嫌いだからではなくて、自分の夢を叶えるためにそうする必要があるからだと思いました。
由乃たちが、家出して東京に行こうとしていたエリカを保護するお話でした。

みずち祭りの復活に向けて、由乃たちは商店会や青年会に協力を求めてがんばっています。そんな中、夜道を車で走っていた由乃たちは、東京までヒッチハイクをしようとしている女の子を見つけました。それはアンジェリカの娘のエリカでした。

エリカは、間野山での暮らしに見切りを付けて、家を飛び出してきたのです。そんなエリカを説得して、とりあえず王国の寮まで連れてきました。どうしても家出を諦めないエリカを、由乃たちは寮で保護することにしたのでした。エリカは反抗的な態度をとっていましたが、由乃たちが東京の話を聞かせると言ったことで、寮にとどまることになりました。

エリカにとって、間野山は何にもなくて面白くない町でした。エリカとは異なり、間野山から出ることを考えたこともないしおりには、それはショックなことでした。エリカの引き留めを続けつつ、祭りの開催に向けて最後の祭具である黄金の龍探しも続けつつ、地元の商店をまわって祭りへの協力を呼びかけたりと、由乃は大忙しです。

そんな時、ふとした偶然から黄金の龍の手がかりが得られました。黄金の龍は御神輿の上部に取り付けられていましたが、御神輿が桜池に沈んだ時、誰かがそれだけは拾い上げたようです。しかし、その後の手がかりは、これまで全くありませんでした。アンジェリカで食事をしていた高見沢と金田一は、子供の頃にシャイニングドラゴンと呼ばれる物を手に入れていました。話を聞くと、どうもそれが黄金の龍っぽいです。

まだ少年だった高見沢たちは、仲間3人でそれをある場所に埋めました。その手がかりを暗号として残し、それを書いた紙を3つに破って3人で分けたのです。そして今、その手がかりが3つ集まり、復活の呪文のような暗号が明らかになりました。由乃たちは、これを解読して黄金の龍を見つけ出すことができるのでしょうか!?

今回は、エリカの家出をきっかけに、再び間野山の魅力について由乃たちが考えました。町の商店街には、シャッターが閉まったままのお店がいくつもあります。そのお店の経営者たちは、商売をしなくても何とか食べていけるくらいの蓄えはあるのだそうです。しかしもう、再びお店を開こうとは考えていません。由乃はそれはもったいないと考えますが、誰かにお店を任せるつもりもありません。

由乃たちの活動のゴールはまだ見えませんが、町に活気があって経済的に豊かになりました、だけでいいのかな!?という思いがあります。私は田舎の静かにゆったりと暮らせるところが好きなので、由乃たちの活動の結果、それが消えてしまわないかが心配です。
由乃たちが、廃校となった中学校の閉校式を行うお話でした。

由乃たちに背中を押されて、真希は有名な監督のオーディションに駆けつけました。オーディションを終えた後、参加者から何人かの名前が読み上げられました。その中には、真希の名前もありました。本格的に真希に女優の道が開けるのかと思いきや、なんと名前を呼ばれた方が不合格者だったのでした。(;_;)

真希は悔しい気持ちを抱えて、間野山へと帰ります。ちょうどその時、間野山では由乃たちが廃校舎を使って、給食会をやっていました。それなりに事前に通知したはずなのに、会場には由乃たち以外の姿はありません。がっかりしながらも、その原因を考えた由乃たちは、廃校となった時に閉校式が行われなかったために、卒業生の間にも廃校になったという意識が薄いのではないかと気づきました。

そこで由乃たちは、大々的に閉校式を行うことにしたのでした。大勢の卒業生に案内の通知を出したり、閉校式で行う出し物を決めたり、由乃たちは大忙しです。そんな中、真希は閉校式でお芝居をすることになりました。内容は間野山では有名な「血まみれサンタ」を題材にしたものでした。そのお芝居に、真希は主役として出演するだけでなく、他の参加者の演技指導に脚本まで担当しました。

そしてついに、閉校式の日がやって来ました。事前の準備が行き届いていたおかげで、学校には多くの人たちが集まりました。由乃からの簡単な挨拶の後、閉校式の出し物が始まりました。間野山太鼓に合唱など、多くの出し物が繰り広げられて、集まった人たちを楽しませます。

そして最後は、真希の出演する「血まみれサンタ」のお芝居です。それはケガをしたお父さんサンタに代わって、子供たちにプレゼント配りをすることになった女の子の物語でした。最初はその仕事をめんどくさがっていた女の子でしたが、子供たちの喜ぶ顔をみているうちに、これは絶対にやり遂げなくてはいけない仕事だと気づきます。大量のプレゼントに、トナカイさえも音を上げますが、女の子は断固としてプレゼントを配り抜きます。そして女の子は、お父さんがいつも言っていた、この仕事のやりがいを実感するのでした。

このお芝居は、間野山の人たちに大喝采されるのでした。このお芝居で何よりよかったのは、演じている真希が常に楽しそうだったことです。真希の隠れファンでもあるお父さんは、そんな真希の姿をみてうれしそうです。

そして閉校式が終わろうとした時、由乃から集まった人たちに提案がされました。それはこの廃校舎をここで終わりにするのではなく、間野山の新たな文化拠点として生まれ変わらせようということでした。使われなくなった音楽室や美術室には、まだまだ使い道がありそうです。そして、その活動の1つとして真希は、ここに劇団を作ることを決意したのでした。

由乃の提案は、多くの人たちの共感を得て、廃校舎は新たなスタートを切ることになりました。
そしてすべてが終わった後、壊れているお祭りの太鼓が修理されることになりました。でも、それは由乃たちも知らない話でした。誰かが、太鼓の修理費を肩代わりしてくれたのです。その偽名を見た真希は、それがお父さんだと気づきました。
真希が笑顔になったことが、誰よりもお父さんはうれしかったようです。(^^)

というわけで、前回に引き続いて、今回もちょっといいお話でした。
真希は東京のオーディションに合格して、間野山を離れることになるのかと思いましたが、不合格になったことで新たな居場所を見つけることができました。ずっと好きなことで生活していくことはできないかもしれませんが、それでもお芝居を続けていくと吹っ切れた真希のこれからが楽しみです。
今回は、真希とその家族がメインのお話でした。

祭具の情報をもらい、由乃たちは廃校になった学校に来ていました。そこで由乃たちは、怪しい人影を目撃しました。誰かと思えば、それは真希のお父さんでした。真希とお父さんは、相変わらず気まずい関係が続いています。それはさておき、学校の中を探し回った由乃たちは、吊り太鼓を発見しました。とはいえ、太鼓は修理が必要な状態で、またお金がかかりそうです。(^^;

そんな中、由乃は祭りの復活のための実行委員会を組織しました。とはいえ、商店会や青年会にはまだ話を通していないので、あくまでも(仮)ということですが・・・。

真希はお母さんの誕生日に、プレゼントを買って実家に届けました。そこで真希は、東京から手紙が届いていることを知らされました。それはなんと、後輩の萌に誘われて応募した有名な監督の一次審査に合格したという知らせでした。引き続き2次審査が行われるようですが、今は間野山の仕事で忙しい真希は、それを口実に夢を諦めようとしていました。

そこにお父さんが帰ってきて、真希とお父さんは例によって緊迫した状況に。でも、お母さんに一喝されておとなしく一緒にご飯を食べることになりました。さらに真希とお父さんの偶然の出会いは続き、駅に出向いた真希はそこでもお父さんと顔を合わせました。

なんとなく話を始めた真希に、お父さんは真希は昔はもっといい笑顔で笑う子だったと伝えます。勝手に大学をやめたり、女優の道に進んだりしましたが、それでもお父さんは真希のことを応援してくれていたのです。そして真希が本当に演じることが好きなら、それでご飯が食べられるとかに関係なく、好きなことを続けて欲しいとお父さんは思っていました。

今回は、この場面が特に心に刺さりました。何かをする時、ついそれを職業にできるのかとか、それで生活をしていけるのかを私たちは考えてしまいがちです。でも、何より大切なのは、もっとシンプルで好きなことを続けることです。

好きなことで生活ができれば、そんな幸せなことはありません。しかし、生活できなくても、それが好きなことをやめる理由にする必要はありません。他で生活を支えながら、好きなことは続けていけばいいのです。それが本当に「好き」ということだと思いました。

さらに真希の弟から事情を聞いた由乃たちも、真希の背中を押してくれました。そのおかげで、ようやく真希は自分の夢に向かってもう一度踏み出しました。そして真希は、オーディションのために東京へと向かったのでした。

前回のエピソードほどではなかったですが、今回のお話も自分を振り返って気づかされる部分があって、心に残るお話でした。「自分の好き」を大切にする生き方。私も実践したいと思いました。(^^)
蕨矢集落の独立問題が解決するお話でした。

成り行きで由乃は、蕨矢集落のチュパカブラ王国からの独立運動に協力することになりました。とはいえ日々やっているのは、集落の生活をビデオで紹介したり、みんなで集まって宴会をしたりでしたが。(^^;

最初は独立運動に巻き込まれただけの由乃でしたが、集落の実情を知るにつれ、本気で何とかしないといけないと思うようになりました。そして、その思いは集落へのバスを運転し続けてきた高見沢や、鈴原教授からITをもっと活用しろとあおられた早苗も同じでした。

実は高見沢は、ここまで問題が大きくなる前に会社に意見書を提出したことがありました。しかし、コストの部分がネックになって、その意見書は受け入れられませんでした。今回、事前に早苗を中心に集落の老人たちにタブレット端末の講習を開いていたことが、状況を打破する決め手となりました。

需要があった時だけバスを派遣する、小型バスを運行する案は以前からありました。しかし、バスの依頼方法を電話にすると、対応する人間を用意しなければならないず、人件費がばかになりません。そこで早苗は、間野山の町名を集めて、オンラインでバスの依頼ができるシステムを作り上げました。これなら専任の人間を用意する必要もなくなり、なんとか運用できる見込みが立ったのでした。

今回、鈴原教授がこんな騒動を起こしたのは、いずれ消えてゆく蕨矢集落のことを、せめてビデオという形でこの世に残そうと考えたからでした。路線バスの廃止阻止は、あまり期待していなかったようですが、結果的に小型バスの運用が決まり予想以上の成果をあげられたのでした。

これで後は、教授の家の蔵にある祭具を由乃たちに手渡すだけかと思ったら、それが実現する前に教授は急病で亡くなってしまいました。(;_;)

亡くなった教授の家には、この村についての驚くほど多くの記録が残されていました。それを目にした早苗は、自分も教授と同じように間野山に腰を据えようと決意したのでした。そして教授の家にあった祭具の1つも、無事に発見されました。
残された祭具は、あと2つです。それは一体どこにあるのでしょうか。

今回はEDまで本編という、とても力の入った内容でした。前回、教授が訴えていた真面目に地道に生きてきた人たちが、老後になって住み慣れた土地から離れざるをえなくなる世界は何か間違っているという問いかけが、より強く心に残るような内容でした。
祭りに必要な3つの祭具を探す由乃たちが、山奥に暮らす老人たちの生活を知るお話でした。

みずち祭りを復活させようと考えた由乃ですが、それに必要な祭具はなかなか見つかりません。そんな中、由乃は山奥の集落に元大学教授が住んでいることを知りました。その人なら何か知っているかもしれないと言われた由乃は、教授の下を訪れるのでした。

鈴原教授は、早苗が学生時代に学んだ著書を書いた文化人類学者でした。鈴原教授はかなり気むずかしい人でしたが、由乃たちの話を聞いてくれました。教授から色々と問われた由乃たちは、まだまだ自分たちの考えが浅いことを思い知らされました。3つの祭具のヒントとして、教授はそれがどこかの蔵にあるらしいことを教えてくれました。それはなんと、教授の家の蔵にあったのですが、さすがにそこまでは由乃たちも気づきません。

その頃、教授の住む集落では大きな問題が起きていました。積み重なる赤字に耐えかねて、唯一の交通手段である路線バスが廃止されてしまうというのです。老人たちはバスを運転する高見沢に詰め寄りますが、運転手にすぎない高見沢には会社の方針を変える力はありません。

鈴原教授からIT関連の知識を活かせと発破をかけられた早苗は、老人たちに配られながらも、活用されてないタブレット端末に目を付けました。由乃たちが指導したおかげで、お年寄りたちはタブレットを活用できるようになりました。そして、タブレットを使った専用SNSや、間野山独自のチャンネルもスタートしました。

老人たちにネットが普及したのは、いいことばかりではありませんでした。匿名だったSNSが原因で、ケンカの種が生まれたりもしていたのです。鈴原教授は、それはインターネットが発展する上でたどった歴史と同じものだと言いますが、それに続く説明にはちょっと納得しがたいものがありました。

教授は、インターネットは最初は会員制の有料サービスが中心だったと言っていましたが、インターネットの利用が一般に開放された初期の頃は、今のようなオンライン決済手段もなく、無償で公開されていたサービスが多かったように思います。また現在のように検索サイトも発達していなかったので、初期の頃の方がむしろ混沌としていたと思います。(逆にそれが面白かったともいえますが^^;)

話が本編からそれましたが、単独で鈴原教授のところを訪れた由乃は、隔絶された集落の老人たちに捕まって(?)、路線バス廃止とチュパカブラ王国からの独立を訴える戦いに参加させられてしまいました。(^^;
この戦い、はたしてどんな結末を迎えることになるのでしょうか。

周囲から隔絶された集落で暮らす人たちにとって、日常の交通機関の確保は死活問題ですね。都会で暮らす人にはわかりにくい気持ちかもしれませんが、それでもそこに住む人たちにとって、そこは生まれ育った大切な場所なんですよね。
その思いの強さは、便利さと秤にかけられるものではありません。
会長たちの黒歴史が明らかになるお話でした。(^^;

病院を抜け出した会長は、また桜池へともどり何かを池から引き上げようとしていました。しかし、それは果たせず、引き上げに使った車で事故を起こしてしまいました。その音を、由乃たちが聞きつけました。そのおかげで会長は再び病院へと戻り、入院することになったのでした。

翌日、凛々子がスマホの写真を見せました。それは若い頃の会長、毒島、そしてなんと凛々子のお祖母さんの千登勢が一緒にロックバンドをやっている時の写真でした。今では顔を合わせればいがみ合っている会長と千登勢ですが、この頃は同じロックバンドのツインボーカルとして頑張っていたのでした。

彼らは、寂れかけている間野山で演奏を続けていましたが、このままここにいたのでは誰も自分たちの価値を認めてくれないと思うようになりました。そんなある日、千登勢が会長に相談を持ちかけました。毒島が東京の大学に進学するのに合わせて、自分たちも一緒に東京に出ようというのです。

もちろん千登勢や会長は進学するのではなく、自分たちの音楽を認めてもらうことが目的でした。普段は間野山の田舎ぶりをけなしている会長でしたが、なぜかこの時は今ひとつ煮え切らない態度です。会長のお父さんは農家で、カブラを作っていました。お父さんはカブラを育てることに、誇りを持っているようです。もしかして、そんなお父さんに会長は一目置いていたのでしょうか。

そして、千登勢たちが計画を実行する日が来ました。その日は間野山でお祭りが行われる日でした。町がお祭りで浮かれ騒いでいる隙に、千登勢たちは間野山から出て行くことにしたのです。ところが、約束した時間がきても、会長は駅に姿を見せませんでした。

何をしていたのかと思ったら、祭りで行われる水上神輿に乗り込んで、そこでロック演奏を始めたのでした。大暴れした会長は、周囲に神輿から引きずり下ろされました。しかし、この時に神輿を乗せていた船のバランスが崩れて、神輿は会長のギターと共に池の底に沈んだのでした。

どうやら会長は、このまま東京に行くことは間野山から逃げていくことだと思っていたようです。今は間野山では、誰も会長たちの音楽を聴こうとはしません。しかし、そんな間野山で会長は自分たちの音楽を認めさせたいと考えていたようです。

御神輿が水没してしまったことで、翌年から祭りは行われなくなりました。祭り自体があまり盛り上がらなくなっていたこともあり、誰も祭りをやめることに反対しなかったのです。しかし、今回池干しが行われることを聞きつけて、予想外に多くの人たちが桜池にやって来ました。それを見た由乃は、自分たちの手で失われたお祭りを復活させようと決意したのでした。

しかし、みずち祭りを復活させるには、3つの祭具が必要なのだそうです。しかし、そのすべてが、今ではどこにあるのかわかりません。当面の由乃たちの目標は、この3つの祭具を見つけ出すことになりそうです。

というわけで、会長たちの過去が明らかになりました。会長と千登勢の対立は、東京に行くという約束を果たさなかったことが原因だったんですね。そして、前回に続いて千登勢の過去を知った凛々子は、世界に目を向けるようになりました。その日が訪れるのは、それほど遠い未来ではなさそうですね。
実家でリフレッシュした由乃は、新たな気持ちで間野山の仕事に取り組みます!

帰省していた間野山や真希、早苗が、間野山へと帰ってきました。すると夜遅くなのに王宮が賑やかです。何かと思えば、そこは前回しおりと凛々子が取り囲まれた、謎の安産集団が!(^^;

彼らはスペイン系の外国人でした。凛々子と同じく、UMAの集団でクリプティッド12と名乗っていました。日本にやって来る前に、言葉が通じない国で自分たちは安全だとわかってもらうために、おそろいのTシャツを用意しました。でも漢字をよく知らない彼らは、誤って"安全"を"安産"と誤入力してTシャツを作ってしまったのでした。

彼らは、日本で唯一チュパカブラの目撃報告があったことから、間野山にやって来たのでした。そして彼らは、民泊申請の済んでいた空き家に宿泊することになりました。言葉は今ひとつ通じませんが、凛々子は同じUMA好きということで一目置かれているようです。

そんな中、70年ぶりに桜池の池干しが行われることになりました。クリプティッド12のメンバーは、チュパカブラの証拠が出てくるかもしれないと盛り上がります。そんな中、元国王と毒島さんが何やら相談しています。池干しをすることで、2人にとって都合の悪いものが池から出てくるかもしれないようです。

そして由乃は、国王としての仕事に復帰しました。しかし、とりあえずは何の目的もないようです。そこへクリプティッド12のメンバーが、新たに間野山にやって来ることがわかりました。彼らは空き家となった民家に泊まることを希望していましたが、残念ながら間野山には民泊申請の済んでいる家は他にありません。

いつもなら、ここで積極的に由乃が行動を開始しますが、今回はその前にきちんと立ち止まって考えました。彼らを迎え入れること、それが本当に間野山のためになることか考えたのです。しかし、それはすぐに答えの出ることではありません。でも、外国からわざわざ間野山を訪れてくれる人たちを失望させることはできません。そこで由乃たちは、問題解決に向けて動き始めました。

民泊申請の問題は、無料で空き家を貸すことで解決しました。料金を取ってお客を宿泊させるには許可が必要ですが、無料ならそれも必要ではありません。空き家の持ち主にあたった由乃たちは、家の掃除をしてくれるなら無料で家を貸してもいいという人を見つけました。そして由乃たちは、空き家の掃除に向かいます。

そんな由乃たちを、クリプティッド12のメンバーが手伝ってくれました。言葉は通じないけれど、由乃たちと彼らはいい関係を作れていますね。そして凛々子は、メンバーと知り合ったことで、間野山の外の世界に目を向けることになりました。それまでの凛々子は、間野山から出ようと思ったことはありませんでした。しかし世界各地には、凛々子の大好きなUMAの目撃報告があります。いずれ凛々子は、自分の足でそれを見に旅立つことになるのでしょうか。

そして池干しが始まりました。水門を開いて、池の水を抜くだけですが、水量が多いので完全に抜けるまでには時間がかかります。そんな中、水が減った池で元国王は何かを目撃しました。そして元国王は、桜池に飛び込んでおぼれてしまいました。幸い、チュパカブラ発見のためにクリプティッド12のメンバーが監視カメラを設置していたために、元国王は大事に至らずにすみました。

そして元国王は、病院へと運び込まれました。ところがその夜、元国王は病院を抜け出して、再び池に向かいました。元国王や毒島、そして凛々子のお祖母さんも関わっているらしい池の底に眠るものとは何なのでしょうか!?

というわけで、新たな気持ちで由乃の国王としての仕事がスタートしました。凛々子が外の世界に関心を持ったことも気になりますが、それ以上に元国王が池に飛び込んでまでも人に知られたくない秘密とは何なのでしょうか。(^^;
実家に帰った由乃が、町おこしの原点に気づくお話でした。

心が折れて実家に帰ったのかと思った由乃ですが、単に夏休みで帰省しただけでした。とはいえ、建国祭でのことが由乃の心にダメージを与えていたのも事実でした。同じように、早苗と真希は東京に戻っていました。でも久しぶりの東京で、時間をもてあましているようです。

早苗は、かっての仕事仲間と飲み会をしました。独立してがんばっている人がいたり、同じ職場でがんばり続けている人がいたり、早苗の友人たちもそれぞれの場所でがんばっています。そこで早苗は、友人の主導するプロジェクトに参加しないかと誘われますが、それを早苗は断りました。間野山での仕事に早苗なりにやりがいを見いだしていたのでした。そんな早苗を、友人はかっこいいと言ってくれました。

真希は、後輩の萌が出演したお芝居を鑑賞した後、萌と2人きりで居酒屋にいました。今では萌の方が女優としての認知度は上ですが、それでも萌は昔からのように真希を慕ってくれています。そんな萌から真希は、ある有名な監督が主催するワークショップに参加しないかと誘われました。その監督は新人女優を起用して、新しい作品を作ろうと考えているようです。真希はまだ心が固まりませんが、萌と一緒にワークショップに参加すること検討することにしたのでした。

安住ヶ浦に帰省した由乃は、町の住人から責められる夢を見ていました。やはり、盛り上がったけれど次につながらなかった建国祭イベントのことを、由乃は気に病んでいたのでした。そんな由乃に、お母さんは国王の仕事が終わったら、実家に帰って近くのかまぼこ工場で働いて欲しいとぼやきます。しかし、今の由乃にはその選択肢は考えられません。

久しぶりに帰省した由乃は、昔の友人と再会します。その友人は、今は市役所勤務ですが、担当している部署は地元の定住者を増やすために働いていました。友人の話を聞きながら由乃は、これまでの自分は町に人を呼ぶことばかり考えていて、町に定住してくれる人のことを考えていなかったことに気づかされました。

さらに、両親や妹の汀と一緒にお祭りを見物したことで、あらためて由乃は自分の町の良さに気がつきました。そして両親のなれそめ話を聞いた由乃は、自分の住んでいる町を自信を持って人に紹介できることも大切だと気がつきました。
そこに暮らしている人たちが、そこでの暮らしを楽しみ、自分の町に愛着を持っている。そんな町でなければ、外から他の人がわざわざやって来ようとは思わないでしょうからね。

その頃、間野山ではしおりと凛々子が、前回のイベントで問題となった不足している宿泊施設問題を解決しようとがんばっていました。間野山には空き家になっている家も多いので、それをうまく活用できれば問題解決が一歩前進しそうです。
問題は、宿泊者を受け入れるオーナーの意向ですが、貸し主の不安をやわらげるために女性専用に貸し出すなどのアイディアが出てきました。またオーナーの中には、きちんとお金を払ってくれるなら問題ないと考える人もいました。

そして元国王の承認ももらい、民泊計画の下見を2人で行うことにしました。ところが、空き家のはずの家には、なぜか安産と書かれたTシャツを着た謎の外国人集団がいたのでした。しおりと凛々子の運命やいかに!?(^^;

というわけで、これまでの反省を踏まえて、これからの由乃たちがどんな活躍をみせてくれるのか楽しみです。
祭りの後は・・・というお話でした。

人気バンドの公演があることもあって、チュパカブラ王国建国祭は予想外の人数を集めました。祭りの前日から、周辺でキャンプしてライブに備える人たちもいます。そして当日の間野山は、それまでにない多くの人たちを迎え入れることになりました。

正直、由乃たちはここまでの事態は想定していなかったため、宿泊施設の完備や公共交通機関の用意には目が向いていませんでした。宿の方はどうにもなりませんが、交通機関はテレビ局が用意してくれた臨時バスのおかげで何とかなりました。

そして、いよいよ建国祭のスタートです。挨拶に立った由乃は、目の前に大勢の観客がいることに驚きました。大勢の人たちが集まってくれたおかげで、商店街の用意した出店はそれなりに商売繁盛しています。そして次々とイベントは進み、由乃たちがメインに考えていたクイズ大会が始まりました。

クイズ大会には、最初は大勢の人が集まりました。ところが、機材トラブルでライブの開催が遅れたことから、ライブとクイズ大会がかぶってしまいました。ライブの開始が通知されるや、クイズに集まった人たちの多くはライブ会場へと消えてしまいました。そればかりか、ライブの出す大音量がクイズ大会の進行の妨げになっています。

こうして大勢の観客を集めた、チュパカブラ王国建国祭は無事に終了しました。しかし、後に残されたのは、この日のために用意した商店街のクーポンが、大量のゴミとなった姿でした。みんなライブを聴くために間野山に来ましたが、それは間野山が魅力的だからではなく、あくまでもライブで演奏したバンドに人気があっただけでした。

さらに「放熱山脈」で放映された内容が、由乃を打ちのめしました。なんと放映された番組では、ライブが行われたことばかりがクローズアップされていて、間野山の魅力など全く伝えられていなかったのです。

落ち込んだ由乃は、大荷物を抱えてバスに乗り込みました。これまでがんばってきた由乃ですが、ついに心が折れてしまったのでしょうか。

というわけで、由乃たちの目論見とは全く違う形になってしまった建国祭のお話でした。
前回の準備段階から悪い予感しかしませんでしたが、やはりこういう形になってしまいましたね。テレビ局がからんだおかげで、予想外の人たちを呼び集めることはできたものの、それは次へと全くつながらないものでした。
寄付金を提供してくれた商店会が、それなりに商売繁盛していたのが、せめてもの救いだったかも。
間野山で、チュパカブラ王国の建国20周年祭が開催されるお話でした。

由乃たちは、これから行われるチュパカブラ王国の建国20周年祭に向けて動いていました。そこに元国王が、テレビ局の人を連れてやって来ました。「放熱山脈」という人気番組で、間野山を盛り上げようとがんばっている由乃たちの様子を取り上げてくれることになったのです。

テレビで間野山のことが紹介されれば、これから行われる建国祭のいい宣伝になります。由乃たちははりきって、建国祭の準備を進めます。しかし、何をするにもお金が必要ですが、由乃たちには決定的にお金が足りません。またテレビ局の担当者は、由乃が今ひとつ普通すぎてインパクトに欠けることが不満なようです。

そんな中、テレビ局が人気のロックバンドを呼んでくれることになりました。そのための会場の設営や費用は、すべてテレビ局が負担してくれることになりました。これで大勢の人が来てくれると、由乃たちは喜びます。そして由乃は、商店会や青年会の人たちを集めてお願いをしました。

建国祭を盛り上げるために、協力して欲しいと頼んだのです。しかし、集まった人たちは資金繰りに困っているのは由乃たちの問題であって、自分たちの知ったことではないと冷たい反応です。そんな人たちに、由乃は熱く語りかけました。
短期的に見たら、建国祭に協力するメリットは観光協会以外にはありません。しかし、今回集まった人たちに少しでも間野山の魅力を伝えることができれば、いずれそれは他の多くの人にも返ってくるはずです。

凛々子の祖母の後押しもあり、商店会からの寄付金と青年会の協力が得られることになりました。
そしてライブの会場には、イベント前だというのに既にテントを張ってライブを待ち構えている人たちが現れました。
由乃たちは、これはさい先がいいことだと思っていますが、本当にそうなのでしょうか!?

建国祭当日に集まったのは、チュパカブラ王国や間野山なんてどうでもいい、ロックバンドのファンだけだったということになりそうな予感が・・・。(^^;
凛々子がメイン・・・のはずなんですが、サンダルさんと間野山の意外な関係の方がインパクトがあったかも。(^^;

突然の雨に濡れて帰宅した凛々子は、熱を出して寝込んでしまいました。その間にも、間野山での婚活ツアーは続きます。
凛々子のことを心配した由乃は、お見舞いに行きますが、凛々子のお祖母さんに追い返されてしまいました。

実は凛々子のお母さんは、間野山の外からやって来た人でした。しかし、どうしても間野山の暮らしになじむことができず、間野山から出て行ってしまったのでした。それを追って、凛々子のお父さんも間野山を出ました。お父さんが海外に長期間赴任することになり、凛々子は間野山のお祖母さんのところに預けられたのでした。

壊れてしまった竜の石像は、毒島さんの強力接着剤で復活しました。でも、長年間野山でお祀りされてきたものですし、こんな直し方でいいのかと疑問に思いました。間野山には有名な木彫りもあることですし、この機会に壊れた石像の代わりに、木彫りの竜を奉納するという方法もありそうな・・・。

その頃、凛々子は周囲になじめない自分と、村人から追われた竜の娘とを重ねて悩んでいました。竜の伝承について図書館で調べていた凛々子は、これまでに知られたいた伝承の他に、もう1つの伝承があることを知ったのでした。それを由乃たちに伝えようとした凛々子ですが、青年会の人に女の子たちが怖がるからと追い出されてしまいました。

そんな凛々子の後を、由乃は追います。そして由乃は、もう1つの伝承を知りました。それは竜の知恵を得ようとした村人が、竜を怖がらせてしまったために、その知恵を得られなかったという物語でした。これまで閉鎖的だと思われてきた間野山ですが、外からの新しい知識を受け入れようとする土壌はあったのです。

さらに、実は曾祖母が間野山出身だとわかったサンダルさんのおかげで、忘れられてしまった歌もよみがえりました。
そして凛々子は、自分が由乃に憧れるように、由乃も凛々子のことをうらやましく思っていたことを知りました。たしかに凛々子は、他の人たちと違うところがあります。誰も興味を持たないことに興味を持ったり、周囲に流されることなく自分を貫いたり。それは見方によっては、凛々子の長所なのです。

そして婚活ツアーも、あと少しで終わろうとしています。ツアーの間中、不穏な気配がありましたが、それはツアーに参加していた女性の元彼が、彼女のことを追いかけていたからでした。彼女の両親に交際を禁じられて、一度は彼女の前から去りましたが、やはり彼女のことが忘れられなかったのでした。

婚活ツアーのラストは、蛍見物でした。それに先立ち、由乃からツアーに参加してくれた女性たちに感謝の言葉と、ツアー中に新たな発見があったことを知らせました。そして由乃に代わってみんなの前に出た凛々子は、サンダルさんによってよみがえった、新たな竜の伝説の歌を歌いました。どうやら凛々子は、大きな壁を越えることができたようです。

というわけで、婚活ツアーはなんとか無事に終了しました。そして、少しだけ凛々子は、自分の可能性に気がついたようです。そんな凛々子を見たお祖母さんも、これまで知らなかった凛々子の姿を見てうれしそうです。(^^)
間野山で婚活イベントが開催されるお話でした。

由乃のところに、青年会から婚活イベントに協力して欲しいという依頼がありました。そこで由乃は、いつものメンバーで新しいプランを考えます。いろいろとアイディアが出る中で、この地方に伝わる間野山踊りという踊りがあることを由乃は知りました。そこで、その間野山踊りもイベントに加えられることになりました。

この踊りは、間野山に住んでいれば小学生の時にみんな覚えさせられるようです。しかし、しおりは踊りを踊ることができるのに、凛々子はなぜか踊ることができません。由乃はそれを不思議に思いながらも、イベントの企画はどんどん進展します。

そして、ついにイベント開催の日が来ました。村の若い男たちは、気合いを入れてイベントに挑んでいます。ネーミングが微妙だったこともあり、今回のイベントに参加してくれた女性は3人だけでした。彼女たちに、少しでも間野山の良いところを知ってもらおうと由乃たちはがんばります。

イベントは順調に進行しましたが、バーベキューの最中に雨が降り出してしまいました。そんな中、凛々子の姿が会場から消えていました。間野山踊りは、池に住むという竜を封じ込めておくためのものらしいですが、未知の生物に詳しい凛々子にはそれは辛いことなのでしょうか!?

おまけに、雨宿りのために龍神がまつられているお堂に入った青年会のメンバーの前で、そこにまつられていた竜の石像が壊れてしまいました。石像が壊れたことで、何か悪いことが起きないといいのですが・・・。
そして、ますます雨が激しくなる中、帰り道で雨に打たれた凛々子は1人寒さに震えています。こちらも風邪をひいてしまわないか心配です。
しおりの発案で、大そうめん博が開催されるお話でした。

いつも地味で裏方にまわることを好むしおりですが、観光協会と商店会のトラブルでピンチに陥った由乃をかばって、商店会の人たちを前に、今回のトラブルをうまく収めてみせると断言しました。自信たっぷりに宣言したしおりでしたが、この時点では、まだ何もいいアイディアを思いついていませんでした。

そんな中、昼食にそうめんを食べていたしおりは、それも間野山の特産品だと気がつきました。そこで、そうめんを利用して、商店会と共同で大そうめん博を開催することにしました。これなら地元の食材を使うことになりますので、商店会の面目も立ちます。さらに、間野山のさまざまな団体に参加を呼びかけて、そうめんを使った料理で競い合う企画も用意されました。優勝したメニューは、間野山の名物として様々なところで提供される予定です。

元国王と、凛々子の祖母である商店会長もこれに納得して、大そうめん博が開催されることになりました。
そのついでに、しおりは凛々子の祖母に、凛々子を正式に観光協会の一員として働くことを認めて欲しいと頼みました。
これまで由乃たちは、5人チームで知恵も苦労も共有してきました。だから凛々子の存在は、由乃には不可欠だと訴えました。これがあっさりと承認されて、凛々子は正式に由乃たちのメンバーになることができました。

それと平行して、しおりの姉さゆりとフレンチシェフ克己のすれ違いの原因も判明しました。もともと2人は、調理実習中に克己が作ったフレンチトーストがおいしかったことから、お互いの関係が近づきました。それがきっかけで、克己はフランス料理の修行に出ようと考えたほどです。

2人は高校を卒業する時、日曜日に駅で待ち合わせをしました。しかし、同じ時間に駅にいたにも関わらず、なぜか2人は出会うことがありませんでした。その原因は、さゆりの部屋に貼られていた古いカレンダーでした。さゆりはしっかり者なのに、どこか抜けたところがあり、前年のカレンダーを見て別の日を日曜日だと思い込んでいたようです。(^^;
こうして誤解が解けた2人の関係は、一気に進展したのでした。

そして、いよいよ大そうめん博が開催されました。事前の準備もあり、会場には多くの人たちが集まりました。由乃も国王として体を張って、体感型そうめんゲームを披露しました。

そして、多くの人から支持された新たなそうめん料理は、観光協会のものでも商店会のものでもなく、ママさん連合が作った料理でした。でも、しおりが昆布と組み合わせたそうめんも人気があり、優勝は逃しましたが提供したいというお店が現れました。こうして、色々とトラブルはあったものの、大そうめん博は大いに盛り上がったのでした。

前の映画撮影での空き家のエピソードといい、今回のエピソードといい、物語の中でしおりの存在感が高まっています。地元で暮らしていて、家族のエピソードまで組み込める強みですね。その一方、由乃の存在感がどんどん薄くなっているのが気になりました。(^^;
由乃たちが、間野山でC級グルメ大会を開催しようとするお話でした。

映画の撮影が終わり、由乃たちは次の企画の実現に向けて動き始めていました。安直ではありますが^^;、B級グルメならぬC級グルメ大会を企画して、多くの観光客に間野山を知ってもらおうとしています。しかし、由乃たちが考えるレシピはどれも、インパクトだけだったり、くどそうだったり、グロかったり、地味すぎたりと、どれも今ひとつなものばかりです。

今回スポットが当たったのは、しおりの実家でした。しおりには両親と祖父母の他に、さゆりという美人のお姉さんがいました。さゆりさんは実家からは遠い病院で働いていましたが、通勤がたいへんなので実家を出て一人暮らしを始めることにしたようです。

さゆりの引っ越しが近づく中、しおりの家族はみんなで外食をすることにしました。出かけたのは、さゆりの同級生だった熊野克己がシェフをしているフランス料理店です。そこで顔を合わせたさゆりと克己は、なんだか互いによそよそしい妙な雰囲気です。

地元の食材を探す中で克己と出会ったしおりは、そこで克己がさゆりに憧れていたことを知りました。自宅に帰って、しおりがそのことを姉に話すと、姉の方も克己のことをまんざらでもなく思っていたようです。どうやら2人の間には、何らかのすれ違いがあったようですね。

そんな中、大きなトラブルが発生しました。由乃たちが企画したC級グルメ大会と、商店会が主催して行う夏祭りの日程が重なってしまっていたのです。こういうことは、事前に商店会に申し入れをして確認するのが暗黙のルールでしたが、それを知らずに由乃が日取りを決めてしまったのでした。

自分の非を認めた由乃は、とりあえず観光協会のみんなで商店会の人たちに謝りに出かけました。しかし、元国王がチュパカブラ饅頭のリニューアルを検討していたことから、ますます商店会の人たちを怒らせてしまいました。なんと元国王は、今回のリニューアルで地元の食材を全く利用しない饅頭を販売しようとしていたのです。

険悪な雰囲気の中、ついに由乃はC級グルメ大会の中止を決意しました。しかし、それに待ったをかけたのは、意外にも普段はおとなしいしおりでした。まだ何のめども立っていないのに、しおりはC級グルメと夏祭りを商店会の人たちにも納得のいくものにしてみせると断言しました。しおりはどうやって、この危機を乗り越えるつもりなのでしょうか!?

というわけで、しおりの家族を描きつつ、例によってトラブル発生です。
いつもはおとなしいしおりですが、何か起きた時は本当に凄い力を発揮しますね。商店会に謝りに行くことを渋っていた元国王も、しおりににらまれると従っていましたし。(^^;

今回のトラブルは、起こるして起きたというべきですね。本来であれば、観光協会と商店会は対立するのではなく、お互いに協力して地元を盛り上げていくものだと思います。今回のトラブルをきっかけに、もつれにもつれた2つの組織が協力し合えるようになるといいのですが・・・。
問題山積みのまま、映画の撮影もクライマックスです!

しおり担当の空き家問題が解決しないまま、映画の撮影はクライマックスを迎えようとしていました。なぜしおりが、あの空き家にこだわるのか、その理由がようやく明らかになりました。

今は空き家のその家には、しおりが幼い頃にお世話になったお祖母さんが住んでいました。そのお祖母さんは今は亡くなりましたが、お祖母さんと過ごした時間は今でもしおりにとって大切な思い出だったのです。

その頃、ケガをした女優の代役問題を解決するために由乃はがんばっていました。ようやく見つけた真希に代役を頼むのかと思いきや、すでに代役は凛々子が演じていました。しかし元々引きこもり気味で、人前に出るのが苦手な凛々子は失敗を繰り返しています。

それを見た真希は、今自分が凛々子の代わりに演じたら、凛々子は一生人前に立てなくなる恐れがあると気づきました。
また真希が代役を演じるとしても、メイクなどの準備に時間がかかりすぎてしまいます。そこで真希は、凛々子にアドバイスをしました。それは、演じようとしなくていい、いつも通りでいいというものでしたが、それで凛々子はようやく落ち着くことができました。そして凛々子は、無事に代役を果たすことができたのでした。

1つ問題が片付いたところで、由乃は最大の問題である空き家のことを調べます。そして由乃は、すでに空き家の持ち主が、燃やしてもいいという許可を出していたことを知るのでした。由乃は、しおりのところへ駆けつけました。そして空き家がしおりにとって特別な場所であることを知ったのでした。

しかし由乃は、他の空き家は燃やしてもいいけれど、しおりの思い出の空き家だけは残したいというのは、変だと指摘します。それに対して、珍しくしおりが感情的に反応しました。故郷を捨ててきた由乃には、自分の気持ちはわからないというのです。

由乃としおりの関係がギクシャクしたまま、またしてもトラブル発生です。今回の映画では、子供のゾンビも登場する予定でしたが、お天気の関係でその撮影を早めたいというのです。急にそんなことを言われても、エキストラとして参加予定の子供たちに簡単に連絡がつくはずもありません。

その危機を救ってくれたのは、真希でした。真希は弟を通じて、村で太鼓を叩いている子供たちに声をかけてくれるように頼んだのです。そのおかげで、なんとか子供ゾンビを用意することができました。由乃と真希が学校に行くと、そこには予想外に多くの子供たちがいました。

それは小学校の教頭でもある真希のお父さんが、学校の連絡網を使って子供たちを集めてくれたからでした。さらに意外な事実が、真希を待っていました。真希が小学生の頃、学芸会でお芝居をした時の映像が残っていたのです。そのお芝居では、真希は端役に過ぎなかったのに、撮影を担当していたお父さんは真希ばかりを撮影していたのです。(^^;

表向きは真希が女優になることに反対しているお父さんですが、実は真希も知らない小さな頃から真希のファンだったのでした。女優を続けるのか、それとも夢を諦めるのか、迷っていた真希でしたが、ようやく答えを見つけ出しました。やっぱり真希は、演じることが大好きなのです。

そして、ついにラストシーンの空き家を燃やす場面の撮影が始まろうとしていました。そこで監督が、またしてもわがままを言い出しました。ヒロインの恋人が空き家と共に燃えようとする中、ヒロインが火の中に飛び込む場面を撮影したいと言い出したのです。

ヒロイン役の萌はそれを承諾しますが、萌のこれからに期待するマネージャーは、そんな危険な撮影はさせられないと断固反対します。現場が険悪な雰囲気になりかけた時、真希が代案を持ち出しました。真希が萌の代役として、炎の中に飛び込むというのです。真希と萌では体格も違いますが、逆光で後ろ姿だけの撮影なので問題なしということになりました。

そして、ついに空き家に火がつけられました。由乃たちが見守る中、真希は火の中へと飛び込みました。危険な撮影でしたが、真希は無事に切り抜けて無事に撮影が終了しました。こうして間野山に大騒動を持ち込んだ撮影は、ようやく終了したのでした。

映画の撮影が終わったところで、しおりは由乃が映画のエンディング・テロップに空き家の持ち主だったお祖母さんの名前を入れて欲しいと頼んでいたことがわかりました。しおりの大切な思い出の空き家は燃えてしまいましたが、そこに住んでいたお祖母さんの名前は映画と共に残ったのです。国王としての、由乃の粋な計らいですね。(^^)

というわけで、なんとか無事に映画の撮影を乗り切りました。今回は、自分の原点をたどることで、女優になりたいという思いを思い出す真希の描写、そして空き家に込められたしおりの思いと、しおりへの由乃の心配りにほろりとさせられました。
間野山で、映画の撮影が行われることになるお話でした。

間野山が、ふたたびの森」という映画のロケ地に選ばれした。そのお手伝いで、由乃は大忙しです。映画がらみなら、元女優の真希が活躍するのかと思いきや、キャストを知った真希は協力を拒否するのでした。

そんな中、助監督の藤原さんという人がやって来て、撮影の準備が始まりました。撮影ポイントの選定や、お弁当の手配、エキストラの確保など、由乃たちの仕事は山ほどあります。その上、映画の監督がかなり気まぐれな人で、思いつきで台本が変更されるので、そのたびに周囲が振り回されることになるのでした。

その監督は、挨拶する由乃も無視して、周囲が自分に従うのは当然と考えているような嫌な奴でした。その上、その場の思いつきで、空き家になっていた家をクライマックスに燃やしたいと言い出しました。でも、監督が指定したその家は、しおりにとって何かいわくがあるようです。

家の所有者は、費用を負担してくれるなら自由に燃やしてくれと言いましたが、しおりはその話を由乃たちには伝えずにいました。あの家は、しおりにとってどんな意味があるのでしょうか!?

その間にも、撮影の準備は続きます。映画の撮影場所の1つとして、凛々子の実家のお菓子屋が選ばれました。しかし、藤原が不用意に元国王のことを口にしたために、凛々子の祖母の逆鱗に触れてしまいました。しかし凛々子の機転で、何とか撮影を許可してもらうことができました。

そしてキャストも到着して、いよいよ撮影が始まりました。どんな映画なのかと思ったら、田舎にゾンビが出現するホラー映画みたいです。撮影開始後も、監督の気まぐれは続き、それに付き合うスタッフはどんどん消耗していきます。

そんな中、真希が映画を避けている理由が判明しました。なんと、映画の主演女優は真希の後輩だったのです!
真希は、後輩の萌と顔を合わせるのが嫌だったようです。萌はおっとりとした感じですが、前に真希と一緒に深夜番組に出演した時、蝉を食べたことがありました。

しかし真希は、そうすることができませんでした。蝉を食べたことがきっかけで、それから萌はブレイクしました。同じ状況にありながら、そうできなかった自分は、萌ほど女優になりたいという覚悟がなかったと真希は考えていたのでした。

そして真希は、事情を知られた早苗を前に、ブラックな業界だと気づいて足を洗うことができてよかったと毒づきます。
それを早苗はたしなめました。夢に向かう途中で迷ったり、悩んだりすることはいい。しかし、自分が目指して憧れた場所を悪く言うのは卑怯だと。

様々な問題を抱えつつ映画の撮影は続いていますが、果たして映画は無事に完成するのでしょうか!?
しおりが気にする空き家にどんな意味があるのか。真希はケガをした女優の代役を務めることになるのか。この先も気になります。

今回、由乃は裏方的な役回りでしたが、たいへんな業界で働く藤原さんの仕事に対する思いを聞いたことは、由乃にとって収穫でしたね。どんな仕事も、大なり小なり、たいへんなんですよね。それでも仕事を辞めないのは、お金のためかもしれないし、夢のためかもしれません。でも、踏みとどまれる何かがあれば、仕事は続けられるものだと思いました。
間野山の木彫りを未来に残すために、由乃たちががんばるお話でした。

考えの甘さを一志に指摘されて、早苗は落ち込んでいます。しかし、由乃はあらためて木彫りときちんと向き合う覚悟を決めました。まずは木彫りのことをよく知るために、町に残された木彫りを見て回ります。早苗以外の他のメンバーも、それぞれ木彫りについて勉強しています。

そして由乃は、木彫りを使った建物を建てることを考えました。建物は目立ちますが、その分お金もかかります。そのあたりをどうするのかと思ったら、ガウディのサグラダ・ファミリアのように、長い年月をかけてじょじょに建物を完成させていく方式をとることにしました。

しかし、最初の計画は元国王にあっさり却下されてしまいました。無名の彫刻家が何かを作っても、一般の人たちはそれをわざわざ見たいとは思わないからです。そんな中、これまで得体の知れなかった謎の外国人の正体が判明しました。彼は世界各地を放浪するアーチストだったのでした。それを知った由乃は、彼にデザインを依頼したのでした。

そして由乃は、そのデザインを使った建物を作る計画をスタートさせました。由乃たちは、計画のスポンサーになってくれる人を探し始めます。そんな由乃を、元王子のバスの運転手も応援してくれるのでした。

その頃、早苗は駅で偶然辰男と出会っていました。辰男はお葬式の帰りでした。そのお葬式は、なんと一志が彫っていた欄間彫刻の依頼者のものでした。その彫刻は本当は一志の師匠が受けたものでしたが、師匠が亡くなったために一志が後を引き継いだのでした。しかし、それが完成する前に依頼主も亡くなってしまったのでした。

伝統を守ることに固執する一志とは違い、辰男は木彫りを未来に残すために新しい取り組みを始めていました。その最初の作品は、木彫りを利用した女性向けのサンダルでした。さらに早苗の背中を押すように、由乃が仕事について早苗に語りました。由乃が言うには、誰にも肩代わりできない仕事などない。しかし、早苗がやった仕事には、早苗にしかできない、他の人がやったなら別の形になったものが含まれていると言うのです。

そしてついに、早苗が動きました。由乃の計画を手直しして、建物の場所を駅に変更したのです。駅そのものを建て替える資金はありませんが、手始めに駅の構内を間野山彫刻の欄間で飾っていくことならできます。そして早苗には、その最初の作品のあてもありました。

早苗が目をつけたのは、依頼主が亡くなった一志の欄間でした。一志の前に現れた由乃たちは、自分たちの本気を一志に示しました。そのおかげで、ようやく一志は由乃たちの提案を受け入れてくれたのでした。

そして駅に、一志の欄間が飾られました。今はまだ1つだけですが、いずれ構内が数多くの欄間で埋め尽くされる日が楽しみですね。(^^)

というわけで、前回の失敗を踏まえて、ようやく由乃たちが最初の成果を示しました。この成功をどんな形で次につなげるか、それが楽しみです。
間野山の立て直しのために、由乃が木彫りに目をつけるお話でした。

由乃の手伝いで、IT関連の支援をすることになった早苗は、古民家から由乃たちの住む住居へと引っ越すことになりました。由乃たちは、早苗の引っ越しのお手伝いをしています。そんな中、由乃は欄間のきれいな木彫り彫刻に目をとめました。間野山では、木彫りが有名だったのです。それを知った由乃は、木彫りをきっかけにもっと間野山を盛り上げられるのではと思いつくのでした。

引っ越しの途中、しおりが出してくれた軽トラックが動かなくなってしまいました。そこで村に住むマッドサイエンティスト(?)ドクさんに修理をお願いすることにしました。ドクさんは、パワードスーツを開発したり、変形するお店を作るなどの変人ですが^^;、修理の腕は確かでした。ドクさんからパワードスーツを借りた由乃は、その便利さに感動するのでした。

そしてパワードスーツと木彫りをミックスさせて、街を盛り上げようとしましたが、残念ながらこれは企画倒れでした。無駄に木彫りの装飾がついたパワードスーツは、思った以上に使い勝手が悪かったのです。

でも、その過程で木彫り職人の辰男と一志を、由乃は知りました。一志は由乃たちのやることに否定的でしたが、辰男は由乃たちに協力してくれました。しかし、そうして作り上げた木彫りのタヌキ+自動販売機を見た一志は、伝統のある間野山の木彫りを馬鹿にするなと大激怒されてしまったのでした。

一志は間野山の出身ではなく、間野山の木彫りに惚れ込んで北海道から移住してきたのでした。そんな一志と、早苗には似た部分がありました。早苗もかっては、東京のIT関連企業で忙しく働いていました。しかし、無理がたたって体を壊してしまいました。それでも仕事が気になる早苗は、退院するや早々と職場に戻りました。ところが、早苗が抜けても仕事は滞りなく進んでいました。

それがきっかけとなり、早苗は自分の生き方を見つめ直すことになりました。他の誰にでもなく、自分だけにしかできない仕事を早苗も探しているようです。しかし、今の早苗は一志からみると中途半端な存在に見えるようです。さらに、一志は由乃たちが木彫りをアピールすると言いながらも、木彫りのことについて全く知らないことも指摘しました。

一志の言い分にも一理ありますが、それでも由乃は間野山を盛り上げようという気持ちを失っていません。その努力が実を結ぶ日はいつになるのでしょうか。

何もないと思っていた間野山にも、木彫りという素晴らしい伝統がありました。今回は、由乃たちの勉強不足で一志を怒らせてしまいましたが、木彫りについてもっとしっかり勉強して、その素晴らしさを多くの人たちに知ってもらえるといいですね。
1年間、国王としてがんばろうと決めた由乃ですが、道のりは険しいです。

成り行きとはいえ、国王になった由乃は、新国王としてがんばろうとします。しかし、テレビ番組のインタビューに答えた由乃は、自分が間野山について知らないこと、どこが間野山の魅力なのかわからないことに気づかされるのでした。

それでもめげずに、由乃は自分なりに地元の人たちから間野山の魅力を聞き出そうとします。しかし、誰も由乃が求める答えを持っていませんでした。地元の人たちは、昔からの生活をただ続けたいと思っているだけでした。その結果として、街が寂れてゆくのも仕方がないと思っているようでした。

そんな中、由乃は前国王と一緒に、ゆるキャラ選手権に出演することになりました。ところが、会場についてからチュパカブラの着ぐるみの頭がないことがわかりました。間違ってゴミ箱に入ったことに気づかず、ゴミとして処理されてしまっていたのでした。

窮地に立たされた由乃のところに、しおりたちが昔作ったけれど全く定着しなかった、かぶら君というマスコットキャラの着ぐるみを届けてくれました。さらに、観光協会職員の男性たちもがんばって、ゴミとして処理されようとしていた着ぐるみを見つけ出してきました。

しかし、そのどちらも前国王には受け入れられるものではありませんでした。かぶら君を着ることは、それを否定してチュパカブラという新たなキャラを作った前国王の自尊心が許しません。とはいえ、汚物にまみれて異臭を放つチュパカブラの着ぐるみを着ることもできません。

そんな中、由乃が決断をくだしました。それは、かぶら君とチュパカブラを合わせた、微妙な折衷キャラでした。
ゆるキャラの紹介の時、かぶら君もチュパカブラも住民の記憶に残らなかったこと、自分が国王として未熟であることなど、由乃は自分の思いを語りました。でも、ダメなことを認めたことで、国王になるという由乃の心も固まりました。

とはいえ、まだ希望すら見えないこの状況の中、国王として由乃は間野山を変えることができるのでしょうか!?
なりゆきで間野山市の国王になってしまった由乃に、前国王からの試練が突きつけられます。

早く東京に帰りたいと思っている由乃でしたが、いきなり現れた前国王から無理な注文を突きつけられました。観光客目当てのお土産として発注した饅頭を1週間で完売しろというのです。その饅頭は、本当は100箱だけ注文されるはずでしたが、手違いで1,000箱が注文されてしまいました。このクエストを達成すれば、由乃が東京に帰ることを前国王も認めると言います。それで由乃は、この挑戦を受けることにしたのでした。

由乃は観光協会職員のしおりと共に、あれこれ作戦を考えます。しかし、普通に販売したのでは1週間で1,000箱を完売するのは難しそうです。そんな中、由乃は街にWebデザイナーの香月早苗がいることを知りました。ネット通販なら、1,000箱完売も夢じゃないと、由乃は早苗に饅頭販売のためのWebサイトを作って欲しいとお願いするのでした。

でも、さすがに通販機能まで備えたサイトを短期間で作り上げることはできません。しかし早苗は、それを逆手にとって、現地に来ないと買うことができないレア商品として売り出すことを提案するのでした。サイトのコンセプトは、オカルトっぽいけど可愛いという、わかったようなわからないような微妙なラインです。(^^;

2日間で早苗はサイトを作り上げてくれましたが、待てど暮らせどお饅頭を買いに来る人はいません。しおりの家族が同情して購入してくれた程度です。そこに小劇団で役者をしていた緑川真希がアイディアを出してくれました。真希は夢を持って上京したけれど、夢を叶えられなくて街に帰ってきたようです。

真希のアイディアは、サイトに国王と妖怪(?)チュパカブラが戦う動画を掲載することでした。前国王の持っていたチュパカブラの着ぐるみを借りて、撮影機材は引きこもり(?)な女の子・織部凛々子が提供してくれることになりました。こうして撮影した動画をアップしましたが、やっぱりお客さんはやって来ません。

そうしてついに、タイムリミットの1週間はあっという間に過ぎてしまったのでした。東京に帰るという目的は果たすことはできませんでしたが、今回の経験は由乃にとって楽しいものでした。また由乃自身、東京でなければできない具体的な目標があるわけではなく、漠然と都会なら何かできるという期待があっただけのようです。

そんな由乃が、これからどんな風に成長していくことになるのでしょうか。そして、今回の出来事をきっかけに集まった、しおり、真希、早苗、凛々子たちとの関係がどう深まっていくのかも気になります。(^^)
新番組のお試し視聴です。とある村の村おこしのために、国王になることになった女の子のお話みたいです。

短大の卒業を控えた木春由乃は、いまだに就職先が決まっていません。あちこち面接を受けているのですが、返ってくるのはお祈りメールばかりです。田舎に住む母は地元に帰ってきて欲しいようですが、由乃は東京で仕事を見つけて都会で暮らしたいと思っていたのでした。

そんな中、由乃のところにイベント会社から連絡がありました。以前に一度だけその会社の仕事をしたことがあり、由乃の名前が登録されていたからです。それはとある村で、村おこしのために国王になる仕事でした。目先の資金も乏しかった由乃は、その仕事を引き受けることにしました。

ところが、大田舎の現地に着いてみれば、そこの人が呼んだのは木春由乃ではなく、椿由乃というタレントでした。そのタレントを呼ぼうと決めた現国王が書いたメモが読みづらかったために、椿が小春だと勘違いされたのです。(^^;

そこでも自分は必要とされてないと落ち込む由乃でしたが、1日だけのイベントならと新たな国王になることを引き受けました。こうして由乃は、村の新たな国王になったのでした。しかし、1日だけだと思い込んでいた仕事が、実際は1年間の仕事だったことが判明しました。由乃がよく契約書を読んでいないことが原因でした。

都会生活に憧れている由乃は、なんとか村から引き上げようとします。しかし、前国王のお芝居に邪魔されたり、帰ろうにも既に電車がなかったりで、その夜は由乃は村で一夜を過ごすことになったのでした。そんな中、由乃は幼い頃の記憶にある王冠をかぶった思い出の場所が、この村だったことを知りました。

このままずるずると、由乃は村おこしのための国王を引き受けることになりそうですね。

P.A.WORKSの制作ということで視聴してみましたが、「花咲くいろは」を思わせるところもあったりして、意外と面白かったです。成り行きで新国王になってしまった由乃が、これからどう成長していくのか楽しみです!(^^)